ネット界隈を中心に、最近少し話題になっていますね。
このパチンコの換金に関することについて、菅官房長官が言及したという話題が。
アンチパチンコ派の人、とりあえず乗っかって楽しみたい人。
まぁ、それぞれでしょうが、実際問題としてパチンコの換金を違法である。
と決定することが可能なのでしょうか?
パチンコ換金は違法か?
そもそも、現段階でパチンコの換金は違法ではありません。
グレーゾーンと言えばそうですが、少なくとも違法ではないからこそ、今でもそれが行えているわけです。
これを可能にしているのは「三店方式」という屁理屈なのですが、この様な屁理屈の上に成り立っている商売は少なくありません。
特に風営法に関連する業種は「?」が頭に浮かぶものも多いのが実情です。
三店方式やパチンコの換金についての詳しい話や歴史的な背景に関しては、以下の記事を参照してください。

パチンコの換金を違法だとすることは可能か
可能、不可能の話をするならば「可能」でしょう。
しかし、それに現実味があるかと言われれば少々厳しいと思います。
そもそも今の三店方式という法の穴を使った制度を作り、利権に食い込んだのは「警察」です。
国の正義を謳う組織が、70年近くに渡って自分たちが提案し運営してきた制度を、そう簡単に違法ですと認めるでしょうか?
政治の世界で日常茶飯事な「トカゲの尻尾切り」を行うことも可能でしょうが、誰にその責任を負わせるのか、その範囲をどこまで広げるのかが非常に難しいのが実情です。
国民の声を後ろ盾として、パチンコ換金を違法とすることも可能。
しかしネット社会ですから、もしもパチンコの換金を違法と決定すれば見識のある人間や、もっと内情に詳しく違法にされたら困る人たちも黙っていないでしょう。
パチンコの換金がなぜ始まったのか、どのような経緯で今の形になったのかを知らずに、とりあえず違法だと騒いでいる人はこの事を知っておくべきです。
パチンコの換金を違法と認めることは、警察組織が違法を先導し黙認してきたことを認めることと同意です。
政治家などは口先三寸で煙に巻こうとするでしょうが、歴史的な事実は変えられません。
きちんと認めて、ゴメンナサイをするだけの度量が今の政治家や警察関係者にいるかと聞かれれば、答えはNOでしょう。
パチンコの換金を違法と認めることはむしろポジティブなこと?
パチンコの換金を違法と認める。
この流れをポジティブに捉えている人もいるようです。
今までの換金システムは禁止にして、新たな枠組みでキッチリと、もっとしっかり税金を搾れるやり方に移すためにパチンコの換金を違法と認める。
こうした考え方もあるようです。
この考え方によれば、特例的にパチンコを合法化する、もしくは国営ギャンブルにする。と言う話になります。
しかしパチンコだけを特別扱いすれば他の業界で黙っていないだろうというものもありますし、世論としてもなんで特別?と禍根を残す可能性も高いです。
今の業界の在り方を維持したまま、国営として換金を認めるというのが可能なら、一番スッキリする形になりますね。
結局は民族間の問題意識か
ここまでの話は簡単ではないけど、その気になってやれば出来なくはない話です。
しかし、結局アンチパチンコの人たちの根底にあるのは「民族問題」も大きいでしょう。
この手の話をすると、右なり左なりによってしまうので難しいところですが、あくまでも個人的な意見ですので。
朝鮮系の人たちがパチンコ業界に多いのは事実です。
個人的には朝鮮系は嫌いです。
この嫌いと言うのは「個人」ではなく「国家の在り方」や「外交の仕方」の話です。
個人レベルでは素晴らしい人たちも大勢います。
ただ、国家の特に外交のやり方は個人的には大っ嫌いです。
マッチポンプやゆすりタカリ、根拠のないデータのねつ造、自分たちがベトナム戦争でした確固たる証拠のある問題事案に関しては完全に知らぬ存ぜぬですからね。
儒教の国が聞いて呆れます。
ただ、良い悪いは別にして今日のパチンコ業界の広がりは、少なからず彼らの影響があることは事実です。
在日として日本で過酷な労働をしていた彼らが、そこで得たお金を基にして上手い事パチンコ業界を広げていきました。
時代も時代ですから、艱難辛苦あったことでしょう。
そうした彼らの不遇からの這い上がりは非難できることではないでしょう。
そもそも、胴元がなんであれそこに金を突っ込んで業界をデカくしたのは誰でもない日本人なのですから。
ただ気に入らない部分は当然あります。
自動ハンドルなどの後発的に生まれたパチンコに関する発明に対して、特許を取るか取らないかは発案者の自由でしょう。
しかし、そもそものパチンコの釘の配列。
現在でもその基本形は変わっていないこの「正村ゲージ」は、他ならぬ日本人の職人である正村竹一氏によって開発されたもの。
正村氏はその革新的な職人技の特許を取りませんでした。
みんなで仲良く使うがええがや。
と特許の申請をしなかったという話です。
正村氏に関してはググれば色々と出てきますので、気になったら調べてみてください。
とにかく、日本の職人ならではの素晴らしい気質を持った人が発明したゲージ。
それが基にあってパチンコは成り立っているのだから、本来であればその心意気を全面的に汲んで特許など取らないのが日本的な美学です。
ビジネス的にはどうかと言われればアレですが。
パチンコ業界を広げたのは朝鮮系の人の頑張りが多いのも事実です。
しかし、「種もみまで全部食う。都合が悪くなれば他の所にタカル」という精神はどうかと。
まとめ
まずパチンコというものは「日本人の職人が作った発明」であることを知ってもらいたいです。
根底は、パチンコ=朝鮮ではない
ということ。
パチンコの換金に関しては確かに見て見ぬふりでやり過ごしていたことは問題です。
今の業界の在り方や、朝鮮系に対してアンチな気持ちはとても分かります。
認めるかどうか、パチンコの換金にメスを入れることが出来るかどうかは、正直分からないと言うのが正しいです。
今までも何度となくパチンコの換金に関しては問題になってきましたが、今回はカジノ法案という剣とそれに伴う国民の声、関心という後ろ盾があります。
どの程度まで本気で取り組むのか、そして本当にパチンコの換金は違法で禁止となるのか。
オリンピックの後になんら目玉政策がありませんから、この問題が結構取りざたされる可能性はあります。
メディアは面白おかしく、スポンサーの意向に合わせてあることない事騒ぐでしょう。
どんな意見を持っても当然自由ですが、こうした輩に踊らされることだけはヤメましょう。
個人的には日本はギャンブル自由にすれば良いと思っています。
いうほどギャンブル依存症になんてなりませんから。
タンス預金なんてされても仕方ないので、こういった事でも経済が回れば良いですから。
その金の行先が朝鮮ではダメですから、その辺りは換金含めて管理を見直すべきですが。
パチンコは元々「日本人の作った日本の文化、芸術作品」です。
これを正当に日本に取り返し、きちんとした文化の1つとして根付かせるために、換金問題に関してはここらでケジメをつけるべきですね。