きくりの地獄祭りは甘デジの中でもかなり勝てる甘デジです。
スペック面は爆発力があり、技術介入も難しくなくそれなりの効果が見込めます。
きくりの地獄祭りがなぜ勝ちやすい甘デジと言えるのか、基本スペックや技術介入の説明をしながら、そのことに関して書いていきます。
スペックなどの基本
きくりの地獄祭りは、変則スペックの台です。
通常時:1/70
確変中:1/38
ハマる時は5~600平気でハマるのは藤商事のお家芸です。
とは言え、やはりそれほど大ハマりに遭遇することは多くはありません。
ヘソの戻しは4個、電チューの戻しは1個。
アタッカーは12個戻しの5カウントです。
出玉は80%で180個と少な目。
残りの20%はラウンド選択(振り分け)で、実質出玉は120、540、960のどれかになります。
ボーダーは等価で19個ぐらい。
ヘソの戻しが4個ですから甘めのスペックです。
難しくない技術介入をきちんと行えば、17個ぐらいまでボーダーを下げられます。
ヘソの戻しが4個でボーダー17個ぐらいは激アマの甘デジと言えますね。
結構変則的なスペックです。
確変突入率は100%ですが、1/105ぐらいで転落します。
時短(電サポ)のつく当たりがあり、電サポは8か16回転です。
この「電サポ作動回転数以内」に当たりが引ければ、電サポが最低で100回転付くようになり、確変転落までは100回転を越えても継続します。
電サポ作動中の当たりは以降全て最低100回の電サポが付くということです。
注意が必要なのは「電サポが作動しているかどうか」が判定基準なこと。
電チューの玉か、ヘソの保留か?で振り分けているわけではありません。
電サポが付かなくても転落するまでは確変状態、1/37程度の当選確率になっていますが、見た目上転落しているかどうかの判断はできないので潜伏狙いとかに向きません。
また、潜伏中の当たりは時短が付きにくくなっているので、尚更潜伏狙いを積極的に行う必要はありません。
電サポ100回ループ状態が「お祭りラッシュ」と言われるものです。
ここの実質的な連荘率は約90%あるので、1回の出玉は少ないが一撃性は結構高い。
3ラウンド以外を多めに引けば一気に増える印象もあります。
コツコツ出玉を積み重ねていくというよりは、細かい当たりで投資を抑えつつ、お祭りラッシュによる一撃を待つという形の台です。
ゲームフローはこれだけでは難しく感じるかも知れませんが、実際に打ってみて流れを体験すれば難しくないということは分かると思います。
技術介入部分
通常時は8個保留なので、オーバー入賞だけ気を付けてぼーっと打ってれば問題ありません。
当たりの振り分けもヘソ、電チューで共通です。
電サポは戻しが1個なので、きちんと止めずに打ちっぱなしにすると減ります。
電サポは滞在率も高いのでここをやるとやらないとで結構デカい差が生まれる。
とは言うものの、それほど難しいものではありません。
電チューの開放に合わせて2発程度打ち出して止める。ちょっと待ってまた2発ぐらい打ち出すを繰り返すだけです。
実際に打ってみればスグに出来るほど簡単。
これが出来ないならパチンコで勝とうとか思っちゃダメなレベルです。
アタッカーはかなり優秀。
釘が悪くなければ特に捻り打ちとかしなくても結構な割合でオーバー入賞してくれます。
そのため捻りはやりたければやれば良いというレベルです。
得意で上手な人はやれば良いと思うけど、苦手なら無理してやらなくても良いでしょう。
賞球が12個なので、可能な限りオーバー入賞は狙うべきではありますが。
演出面
通常時は結構あっさりです。
長ったらしいリーチは3ラウンド以外を引いた時しか行かないです。(個人的には)
3ラウンド当たりの場合は短めのリーチでサックリ当たります。
右打ち中も特に長くないし、どちらかと言えば速いぐらい。
ラッシュ時の最初23回転(データ表示器によってはブレる)間は超高速消化。
節目となる回転数では必ず演出が発生します。
節目以外の回転数で演出が発生した場合はその時点で当たりです。
データ表示器のカウントが止まったら当たりだから、それとにらめっこするのも1つの楽しみ方。
地獄少女シリーズではありますが、他とは演出の長さが全然違います。
総合的に消化効率も良い部類なので、かなり高評価です。
総評
かなり良い台だと思います。
ヘソの賞球4個で、ボーダー20以下はモンハン4と一緒でスペックの優秀さが分かります。
モンハン4よりもアタッカーの性能が優秀なので、オーバー入賞を計算すればさらに甘いスペックです。
加えて演出もそこまで長くなく、時間効率も悪くないですから試行も稼げます。
ただし、少々荒れやすいのが難点。
まず電サポが付く当たりが取れないと話にならないし、電サポ付いてもそこで1/37が引けないと延々180個の当たり、たまにそれ以外が来るだけを繰り返すことになります。
地獄だけにまさに「賽の河原」状態です。
こうなると相当負けます。
加えて突如として5~600を越えるハマりが来たりもするから困ったものです。
ただ、当然逆に跳ねることもあるわけで、個人的には最高56連。
一撃1万5千発ぐらいはあります。
ここまではなくとも、2~30連で5~6千発は結構な頻度で起こります。
基本的には甘デジの範囲ですが、上にも下にも夢を見られるってことも踏まえると、やはり良台。
設置数がそれほど多くはなく、店側も甘い調整はなかなか出来ません。
この点はマイナスですが、台としてはかなりオススメの勝てる甘デジです。
打ったことのない人は、ぜひ一度打ってみてください。
当然、釘と回転率はチェックしてくださいね。
釘の見方の基本や、回転率などの推計の仕方は以下のリンクで詳しく解説しています。

