勝てる甘デジの中でも、ルパンジエンドは技術介入が大事な台です。
止め打ちは当然、特に捻り打ちが出来るかどうかで勝てる甘デジに変貌します。
今回は勝てる甘デジに出来る可能性がある、ルパンジエンドの甘デジに関して、基本的なスペックなどから解説していきます。
ルパンジエンド 甘デジの基本スペック
ルパンジエンドの甘デジは、オーソドックスなショートSTタイプの台です。
通常時:1/99.9
ST中:1/9.9
ST回転数は6回で、ST連荘率は47%。
平均で1.9連荘ぐらいです。
時短回数は変動します。
電サポ回数は20、40、60、80、100回です。
時短での引き戻し確率は18~63.7%程度になっています。
当たり時の振り分けはヘソと電チューで変わります。
ヘソでの当たりは以下の様に。
ラウンド数 | 電サポ回数 | 割合 |
15ラウンド | 100回 | 1% |
4ラウンド | 40回 | 40% |
4ラウンド | 20回 | 59% |
電チューでの当たりは以下の様になっています。
ラウンド数 | 電サポ回数 | 割合 |
15ラウンド | 100回 | 1% |
10ラウンド | 100回 | 9% |
8ラウンド | 80回 | 15% |
6ラウンド | 60回 | 30% |
4ラウンド | 40回 | 35% |
2ラウンド | 100回 | 1% |
2ラウンド | 40回 | 9% |
結構細かく分かれていますが、全てに一応出玉がありますし、電サポも継続するのでそれほど振り分けを気にする必要はありません。
STを含めた実質的な連荘率は54~79%程度です。
平均的に考えると67%程度の連荘率と考えておけば妥当でしょう。
ヘソの戻しは4個、電チューが1個、アタッカーが10個でカウントも10です。
アタッカーのこぼしは0なので、出玉はラウンド数×100-ラウンド数×10となります。
ボーダーは等価で20個ちょっとなので、4個戻しの台としては標準的です。
ラウンドの振り分けで展開が荒れますが、それでも全ての当たりに出玉と電サポが付くので、比較的安定感は高い部類の台となっています。
技術介入部分
ルパンジエンドの甘デジを勝てる甘デジにするためには技術介入が必須です。
まずは電サポ中の止め打ち。
これに関しては減った保留の分だけ埋めるというオーソドックスなものでOKです。
電チューの戻しが1個なので、どんなに頑張っても増やすことは出来ません。
演出発生時などは必ず打ち出しを止めてください。
右にはおまけポケットがあるので、ここの釘調整も絶対にチェック。
ここが悪いとどんなに頑張っても必ず玉が減ってしまいます。
ルパンジエンドの甘デジで勝つためには捻り打ちをマスターする必要があります。
というのも、この機種のアタッカーの構成は非常に甘く、捻り打ちがかなり効きやすいのです。
上達すれば、ほぼ100%オーバー入賞させることも可能になります。
きくりの地獄祭りなどに比べれば難易度は高いですが、ホール側が釘で調整することが出来ないので、技量次第でどうにでも出来るのはプラス要素です。
オーバー入賞率を50%程度に出来れば、ボーダーを19個ぐらいまで下げられます。
当然、オーバー入賞率を上げればそれだけボーダーも下げられます。
ハンマーの調子が悪かったり、どうしても上手く捻り打ちが出来ない場合はラウンド間の止め打ちはしっかりと行いましょう。
10個打ち出してラウンド間を止めるだけなので、非常に簡単です。
当然、これではボーダーを下げることは出来ませんが。
演出面
ミドルに比べて、ルパンジエンドの甘デジは演出スピードが速いと感じます。
ストーリー系などにいかず、強い予告から弱い演出に発展してそのまま当たることも多いです。
あくまでも個人的な打ち込みの範囲ですし、店やロットが違えば演出バランスが変わる可能性もありますから一概には言えませんが、消化効率は悪くありません。
金系予告、タイプライター、青ジャケット、入賞時役物連動などの強めの予告を待つ感じです。
総評
演出やスペック面に取り立てて良い部分はありません。
安定感はありますが。
技術介入が出来ることが大前提で、ルパンジエンドの甘デジは勝てる甘デジに変わります。
技術介入が出来ない、メンドクサイ人は海を打った方が良いでしょう。
スペック的にも状況的にも安定感は海の方が高いですからね。
捻り打ちが出来る人は、このルパンジエンドの甘デジを選択肢の1つとしても良いでしょう。