必殺仕事人の甘デジが実に8年ぶりに登場します。
お祭りからもう8年も経つのか。
仕事人の甘デジと言えば完成度の高さからファンも多く、長きに渡って設置されていました。
電サポ中の出玉増やしも出来て、結構打ち込んだ記憶がある機種です。
時代が違いますから、前作と比べるのもアレですが、実際のところ勝つための隙が、この新しい必殺仕事人の甘デジにあるのか?
今のところ発表されている情報と、仕事人5や豪剣で得た打った時の感触を基に考えていきます。
あくまでも、まだ私が実際に打ったわけではないので、参考意見として捉えてください。
ちょろっとですが打ってきました。
2月4日からの新装に少しでも役立てばと思います。
必殺仕事人~総出陣~の基本スペック
設定ごとの当たり確率は以下のようになっています。
設定 | 通常時 | 確変時 |
1 | 1/99.9 | 1/45.2 |
2 | 1/95.8 | 1/43.3 |
3 | 1/89.9 | 1/40.7 |
4 | 1/85.9 | 1/38.9 |
5 | 1/79.9 | 1/36.1 |
6 | 1/75.9 | 1/34.3 |
実質出玉は、4ラウンドで360個、10ラウンドで900個です。
6段階の設定付きという時点で個人的にはイマイチですが、仕事人ほどの版権でもこうなるのですから、時代の流れとして仕方ありません。
ボーダーは等価で21個程度でしょうかね。
安全を考えるなら23個ぐらいを目安にしておくべきでしょう。
現状、自分の周りでは比較的設定が入っている印象を受けます。
5、6示唆や確定の演出も何度も見ています。
周囲の台で見ることもあり、そうした演出に疎い層が多く打っているので後から高設定をツモることも難しくありません。
5,6であれば小当たりラッシュが無くとも何とかなりますが、それ以外の設定であれば小当たりラッシュ次第と言えるでしょう。
技術介入部分
ゲージが以前の必殺仕事人~豪剣~と一緒であると仮定して書いています。
大当たり時のアタッカー場所が下側に変更されています。
10ラウンドは以前と同じ位置です。
以前の小当たりラッシュ時のアタッカーが、メインラウンドのアタッカーと小当たりラッシュを兼任しているようです。
釘の構成は変わっていないので、削ろうと思えば結構削れます。
小当たりラッシュはそれほど突入しないであろうと思いますが、突入した場合や通常の時短・確変中の玉減りなどを防ぐためにも、右の釘は要チェックです。
下アタッカーへの入り口は以下のようなゲージですね。
赤い矢印がマイナス方向です。
基本的には釘の周りに印(凹み)があるので、極悪なほどの極端な調整は出来ませんが、赤い矢印の方向にそれぞれ調整すれば結構なマイナスになります。
基本的には無調整、プラス調整(赤い矢印の逆方向)が望ましいです。
打った玉が全てアタッカー側に流れるのが究極の理想。
この部分は小当たりラッシュの出玉に直結するので非常に重要です。
また、上の部分で弾かれた玉は以下の様な部分に向かいますよね。
この部分も赤い矢印がマイナス調整です。
スタートは戻しが1個なので、上とここの2ヵ所をそれぞれマイナスにすると結構玉が減ります。
この2ヵ所を削ることで出玉を減らしてくるホールは少なくないので必ずチェックしてください。
他の小当たりラッシュ機と同様、リーチ演出発生時は小当たりが発生しないので、必ず打ち出しを止めるようにしてください。
電チューの戻しは1個なので、打ちっ放しだと出玉が減ってしまう可能性が高いですよ。
釘の見方の基本は以下のページを参考にしてください。

止め打ちや捻り打ちに関しては以下のリンクから。

小技の話
他の小当たりラッシュ機でも出来ますが、通常時から電チュー保留を4個貯められます。
小当たりラッシュの仕様上、可能です。
打てる回転数が期待出来る台であれば、電チュー保留を4つ貯めた状態で通常時を消化するようにすれば、少しだけお得になります。
ただ、通常時の電チュー保留は1個消化するのに10分程度かかります。
すぐに移動する可能性が高い場合は保留を貯めないようにしましょう。
当たりを取りこぼしてしまう可能性があります。
ヘソ当たり時の突然確変は1ラウンド2.4秒のショート開放です。
キチンとタイミングを合わせれば、70個程度の出玉を獲得できるので、忘れないように。
ストロークに関して
釘の調整によることは前提として。
通常のストロークよりも、チョロ打ちで打った方が回転率が高くなる場合があります。
設定差を考える
設定1が1/99.9、設定6が1/76。
消化が遅いので、通常時は1日回しても2000回転ぐらいが限界でしょう。
なんなら1500ぐらいかも知れませんが。
で、初当たりにどのぐらいの差が生じるか。
1500回転で計算してみると。
設定1 15回
設定6 19.7回
1500回転で約5回の初当たり差が生じます。
・・・誤差ですな。
しかも、これは設定1と6での数値ですから、3や4などの設定も使われると全然分かりません。
とはいえ、夕方から打つ場合で釘が一緒なら少しでも初当たり確率が優秀な方が良いです。
左のサブ液晶に初当たり確率が表示されているので、それを参考にしましょう。
やはり、この程度の差では分からないので、設定1である前提で釘をチェック。
1でも戦える釘であるなら打つという、設定付きパチンコで勝つための基本に則った考え方で良いと思います。
演出面
いくつか追加された演出があるようです。
プレミア演出は必殺仕事人ファンの人なら痺れるのではないでしょうか?
演出は総じて長めです。
時間効率は良い部類の台ではありません。
基本的な演出に関しては仕事人5や豪剣とほぼ同じです。
甘デジなので、アツい演出の期待度が底上げされている可能性はあります。
設定示唆関連
現状、公に発表されている設定示唆演出には以下の様なものがあります。
朝一1回転目のボイス(音)
基本は頼み人の「この想い、晴らして」です。
これが秀や勇次、おりくなどの仕事人ボイスであればちょっと高設定期待度アップ。
主水のセリフであれば高設定期待度がそこそこ高くなるようです。
ナレーターの「必殺仕事人総出陣」であれば設定5以上が濃厚らしい。
他にもあるようですが、とりあえず朝一1回転目のボイスはチェックしておきましょう。
後、朝一1回転目に液晶図柄がガックン(ガクガク震えて上に上がる感じ)だと設定変更が濃厚になるそうです。(スロットを意識したのでしょう)
通常時
100回転ごとに左のサブ液晶にキャラが表示され、そこに実写が出ると高設定期待度アップ。
仕事人総出陣だと5以上が濃厚だそう。
確変突入時
メイン液晶の左下の辺りにトロフィーが出現。
銅(2以上)、銀(3以上)、金(4以上)、虹(6濃厚)。
これが確変時だけなのか、通常当たりでもあるかは不明。
どうあれ、トロフィーの示唆内容は変わらないので、出たら気に掛けておくぐらいで十分。
ちなみにトロフィーは玉ちゃんの形をしています。
電サポ終了時
電サポが終わった時に閉まる障子に出てくるキャラでも色々と示唆をしています。
基本的には実写が出れば良いし、主水や仕事人総出陣、京楽キャラなどは高設定示唆でしょう。
また、このタイミングで犬のキャラが画面を横切ることがあります。
額の所に「こじろー」「むさし」と書いてあるので分かるはずです。
「こじろー」なら、2・5・6、「むさし」なら3・4・6の設定のどれかになります。
「むさし」と「こじろー」のどちらも確認出来れば、すなわち設定6です。
その他
pフラの鳴る回数などにも設定示唆がありますが、ホール内だと上手く聞き取れない可能性もあるのであまり気にしないでよいかと思います。
設定示唆演出はあくまでも参考程度
朝一のボイスにしても、それ以外の設定示唆にしても、それが出現=高設定確定ではありません。
また、サブ基盤で管理していることに関しては常に公表値の半分程度で考えてください。
サブ基盤管理のことはどのように処理しても法律に触れないので好き放題に出来ます。
そしてメディアもその信憑性を担保できませんし、していません。
設定示唆演出に踊らされることなく、設定1である前提でちゃんと回る台を打つ。
これが勝つためには何より重要です。
まとめ
必殺仕事人の久々の甘デジである「必殺仕事人~総出陣~」。
個人的には小当たりラッシュは必要なかったと思います。
小当たりラッシュを外して、なんなら10ラウンドも必要ないかと。
全部6ラウンド540個で、確変65%と時短30回とかの方が良かったのでは。
ともあれ、必殺仕事人の甘デジですから、導入台数も最近の甘デジの中では多めの可能性もありますし、メインターゲットがシルバー層です。
こうしたホール状況を考えると、それなりに甘めに使われることも十分考えられます。
正直、海で良いと思いますが。
まぁ、海ばかりでも飽きるので、必殺仕事人の演出が好きで、楽しみたい人には必殺仕事人の甘デジ、「必殺仕事人~総出陣~」は良い台、遊べる台だと思います。
小技は効くので、導入台数が多い店では状況を確認しておくのも良いでしょう。
今勝てる可能性がある甘デジ、それを探して攻めた方が早いとは思いますが。
