私は14年間に渡ってパチンコ(スロット)で勝ち続けてきました。
先に書いておきますが、こんなくだらんことを自慢する気もないですし、それだけの熱量と20代の貴重な時間を他に打ち込めていれば。
と、どちらかと言えば後悔の念の方が強いです。
このブログやTwitterで
「14年連続年間トータルプラス。その額は4,500万以上」
なんて書いてるのは、知名度も含めて本質的に何も持っていない人間の、せめてもの悪足掻きとでも言いましょうか。
少しは引きになれば。
と思って書いているだけです。
引きになっていないし、証明を出していないから意味ない気もしますが。
前にも書いたように、
「私はこれだけ勝っています!」
という画像や納税申告書を見せたところで、それは何の証明にもなりません。
今の時代、こうした画像はいくらでも簡単に作れますからね。
だから、私はこうした証明の類を出していません。
私を信じようが信じまいが自由です。
文章から信憑性を感じてくれた人だけが得をすれば良いと思っています。
・・・前置きが長くなりました。
今回は、
「パチンコ(スロット)で勝ち続ける人と負け続ける人の違い」
に関して書いていきます。
技術云々より、心理学的な話が中心になるので、少し窮屈に感じるかも知れませんが、仕事や日常生活で損をしないためにも使える話です。
あくまでもパチンコ・スロットをやるなら。
の話であって、やらない方が良いという気持ちも強いです。
ちょっと説教臭い感じになったことを先にお詫びしておきます。
パチンコ(スロット)で勝ち続けるとは?
前提として、パチンコ・スロットの勝ちには種類があります。
大きく分けると、
・エンターテイメントとして満足する
この2つですね。
金銭的な勝ち
これは読んで字のごとく。
とにかくお金を増やすことです。
パチンコ・スロットにおいて、誰もが考える明確な勝ちだと思います。
これを実現するには、求める金額に応じた相応の努力が必要です。
休みの日や暇な時にぷらっとホールに出向き、なんやかんやで年間トータル100万のプラス。
なんてのも不可能ではないですが、昨今の状況を考えれば難しいのが現実。
パチンコ・スロットで勝ち続けるの王道ですが、これを実現出来ている人は遊技人口の1割以下。
まして10年以上のスパンで。
となれば最低限の努力は必要になります。
エンターテイメントとして満足する
パチンコ・スロットの勝ちは、なにも金銭的な面に限りません。
もともとはエンターテイメントです。
自分が使った金額に対して、満足できる価値が返って来ている。
そうであれば、十分に勝っていると言えるでしょう。
「3時間で3万無くなったけど、楽しかった」
と心底思えれば、それは十分に勝っています。
「そんな奴いね~よ!」
と思われるかも知れませんが、たまに居るんですよ。
本当に金持ちで、たまたま道楽としてパチンコが性に合ったって人が。
私がホールで働いていた時に常連で1人。
こういう人を実際に見ています。
結構な金額を負けてもいつも笑顔。
店員に対しても物腰が柔らかく、金銭的な勝ち負けの話は基本しない。
「なるほど、こういう余裕のある人が本当の金持ちなのか」
そう感じたのを覚えています。
目指すものを得られれば、それは勝ちである
上で紹介したのは、ある意味で極論です。
楽しみ半分、金銭半分ってのもアリ。
私は基本的に金銭的な勝ちが全て。
なので立ち回りや台選びにはある程度シビアです。
が、打っている最中は普通に演出を楽しんでいますよ。
常に仏頂面でスマホを弄り続けてるわけでもありません。
まぁ、最近ではかなりエンジョイ勢に寄って来た感も。
パチンコ・スロットの勝ち負け程度の金額は、それほど気にせずとも良い状況になりましたから。
要はパチンコ・スロットの勝ち負けに限らず、自分が欲するもの。
決めた目標を満たすことが出来ていれば、それはアナタの勝ちです。
周囲の評価は関係ありません。
金銭的な勝ちを求めているのに、必要な努力はしない。
的外れな情報に踊らされる。
エンターテイメントとしての充足感を求めているのに、演出などを一切見ずに、しかめっ面で打っている。
文句を言いながら負け続ける。
それが楽しみになっている人も多いですが、これは健全とは言い難い。
しかし、それすらも私の意見でしかありません。
パチンコ・スロットの勝ち負けに限らず、あらゆることの勝ち負け。
その基準と達成条件は全てアナタの自由です。
まずはアナタにとって望むべく結果はなにか?
これを明確にすることから始めましょう。
パチンコ・スロットで勝ち続ける人
エンターテイメントとしてパチンコ・スロットに向き合い、十分に楽しめているなら私が言うことは特にありません。
すでに勝ち組ですし、これからもそのスタンスを続ければ良いだけですから。
ここからは、あくまでも金銭的な勝ち負けを求める場合の話。
金銭的な勝ち負けを目標にした時に、パチンコ・スロットで勝ち続ける人の特徴、というか思考に関して書いていきます。
裏を返せば、パチンコ・スロットで負け続ける人の特徴にもなりますね。
過去は過去として気にしない
この過去は過去として割り切る。
ってのが案外難しいものです。
ケース別に紹介していきます。
演出に固執する
熱めの演出が出て、ハズレる。
すると台間のポップやスマホで演出の期待度を調べ、首を傾げている。
こういう人をよく見ます。
これって無意味ですよね。
演出がパチンコの勝ち負け、当たりハズレには一切関与していないことは周知の事実ですが、もしかすると、そんな基本中の基本を知らないのかも知れません。
だとすれば勉強不足。
さらに言えば、どうあれハズレという結果が出て、次の回転に移っていますから、それを調べることに何の意味があるんでしょう?
メーカー発表で100%の演出(無いけどね)がハズレた。
もしそうだとしたら、バグか悪さをしているかも知れません。
ならば取るべき行動は台間ポップやスマホを見て首を傾げることではないでしょう。
可能なら警察を呼んで対処。
しかし、これは現実的ではないので、スグにその台を離れる。
もしくはそのホール(グループ)には出入りしないことです。
パチンコで勝ち続けている人は、演出なんか一切気にしません。
先に書いたように、基本を押さえた上で楽しみはしますが。
当然、
「○○の演出が出たから〇回転はチャンス」
「○○の演出が出たからヤメ時」
みたいなアホ丸出しの感情は1mmも浮かびません。
あぁ、例えば回転率がボーダーかプラス1個ぐらいで、
「止めようかな~、微妙だ」
と思っている時に激熱演出が起こりハズレた。
みたいな時は1つの区切りとして使うことはあります、私はね。
ボーダープラス3個とかなら、演出なんかど~でも良い。
何が出て当たろうがハズレようが一切気にしません。
ただ回すのみ。
激熱だろうが演出は演出。
ただの当たりハズレを表示するだけの存在ですし、全ては事後報告です。
そんなものに固執する思考が、勝ちに繋がると思いますか?
いくら突っ込んだか気にする
「もう〇万突っ込んだから、止められない」
「〇万も入れてるから、そろそろ出るはず」
みたいな感じで打ってる人、すごく多いと思います。
これはいわゆる「サンクコスト効果」「コンコルド効果」と呼ばれる、典型的な負け思考です。
埋没効果(費用)とも言います。
サンクコスト効果は簡単に言えば
「今までの投資が損になると思って止められず、回収が難しい(不可能)状況でも投資を続けてしまうこと」
です。
パチンコやスロットの場合は逆転Vモンキーもたま~にあるので質が悪い。
ですが、基本的にサンクコスト効果が発動している人は負けます。
パチンコ・スロットで負け続ける人は、常に負ける可能性が高い状況で勝負をしたがる傾向が強いです。
そもそも、自分が置かれている状況が勝てるのか?負けるのか?
ということすら理解出来ていません。
でありながら、自分が突っ込んだお金が頭を支配し、負け続けると分かっている投機を続けるわけですね。
・・・アホでしょ、コレ。
普通の脳みそなら簡単に理解出来ると思います。
ただ、これがいざ自分の身に降り掛かっている状況だと断ち切れない。
ズルズルと続けて、結局は負けを拡げてしまう。
パチンコ・スロットで勝ち続ける人は、このサンクコスト効果を理解しています。
それが心理学を学んだからか、実践から得たものかは別にして。
スロットが分かりやすいですかね。
ボーナスタイプで設定狙いをして、読みがハズレたと思った場合。
その時に500ゲームや1,000ゲームハマっていても、スパっと止めます。
だって天井がない機種で設定がないと判断したなら、その瞬間に止めるのが一番期待値が高くなるから。
それまでに入れた金のことなんて気にしません。
そこでスパッと止めて別の台に動いたり、天井狙いにシフトしたり。
サンクコスト効果は金銭面だけでなく、時間も同時に奪います。
この心理効果は必ず制御できるようにする。
これがパチンコ・スロットで勝ち続けるためには必須です。
希望を持たない
「〇台は並びで設定が入る」
「この店は角が強い」
などなど。
こうした、いわゆる打つための根拠ってのが最近流行ってますね。
YouTubeの動画なんかを見た、素人に毛が生えたぐらいの人が好んで使ってる様です。
さて、こうした根拠。
これって全て「希望的観測」なんですよね。
確かに、クセはあります。
ですが、そのクセは当然店側が意図してやっていること。
設定を入れる人間のその日の気分でいかようにも変わります。
ホールとしては全ての機種、ホール全体の割が一緒であれば良いわけですから。
あぁ、大手法人やそれなりのグループで、設定や釘の調整が全て曜日ごとに事細かに決められている場合は別ですが。
同じ人間が高設定をツモることを良しとしない店なら、クセをエサにして、こうした思慮の浅い奴らを釣ります。
私がホールで設定を弄ってた時はそうしてました。
面白いほど自称プロを気取る無職が釣れるんです。
スロットの設定は外からは一切分かりません。
設定示唆なんかも基本的には信じる方がバカ。
だから私は天井狙いしかしません。
遊びでジャグラーやHANABIを触りますが、適当な所で止めます。
見えないものを追うことは愚行。
少なくとも、バレない嘘はつくのが正義であるパチンコ・スロット業界においてはね。
とにかく、一切の希望的観測は捨てる。
目の前にある事実だけを積み重ねる。
自分がある程度頑張れば、それが嘘かどうか確認出来ることだけを追い掛ける。
勝ち続けるってのは事実(現実)だけを積み上げることでしか成し得ません。
パチンコ、特に甘デジぐらいならある程度頑張って試行を重ねれば、確率が嘘かどうかも見えてきます。
釘は外から見えるし、それによる回転率や出玉関係も分かる。
パチンコの方が目の前の現実を積み上げやすいですね。
現実を受け止める
希望を持たないってのと少し被りますが、この現実を受け止める。
パチンコ・スロットに限らず、勝ち続けるためには絶対に必要です。
人の頭は嫌なことを出来るだけ忘れようとします。
だから負けた時の記憶は曖昧になるのです。
勝った時の記憶は強く鮮明に残りやすい。
これが重なると、負けが見えなくなっていきます。
年間でどれだけ負けているのか、勝っているのか。
冷静に俯瞰で見るには、血の通わないデータが必要です。
現実を受け止めるために必要な第一歩は、収支をちゃんと付けること。
負けは負け。
勝ちは勝ち。
起こったことを事実としてただデータに残し、そこから自分の何が良くて勝てたのか、逆に何が悪くて負けたのか。
これを分析していくことで始めて勝つための基盤が出来上がります。
収支をつける心理的メリット
収支表を開いて、マイナスばっかり目に付くと嫌な気持ちになりませんか?
そうなると、以下の様な行動を取る可能性があります。
・見なかったことにする
・嫌な気分になるので、改善を考える
前者を選ぶ方が楽ですが、それでは一生負け続けます。
取るべきは後者。
逆にプラスが多くなると、良い気分になると思います。
収支をつけることで、嫌なことから解放されたいと思う心理に働きかけることが出来るのです。
勝ち続ける人はずっと勝つ
パチンコ・スロットに限らず、世の中の多くの面で勝ち続ける人は勝ち続け、負け続ける人は負け続ける。
これは一貫性の法則が関与している様に思います。
人は長く続けたことやポジションを、無意識に保持しようとするものです。
つまり、勝つことが当たり前の人は、その当たり前を続けるための行動を無意識に行っている。
逆もまた然り。
負けることが当たり前になると、無意識の行動が負けるためのものになってしまうのです。
こうした心の動きは改善するのが難しい。
なぜなら無意識の部分にその根源があるからです。
人間の表層意識と無意識のパワーバランスは1:9とも言われます。
アナタがどんなに強く意識して勝ちに向かおうとしても、今までが負けの側に居たなら無意識は負けの方に戻そうとしてくる。
9倍の力を持っているのですから、ほんの少しでも油断すればすぐに元の木阿弥です。
禁煙やダイエットなどが基本的に成功しないのも、これが1つの原因。
脳が中毒状態になっているのも大きな要因ですが。
ただ、一度この無意識との勝負に勝てば、敵対勢力だった9が味方になりますから、勝つことが当たり前になるのも納得できると思います。
勝つことが当たり前になれば、全ての行動が無意識に勝つためのものになる。
だから勝つための行動以外は基本的に取らなくなるのです。
パチンコ・スロットの本質はギャンブルであり、自分との戦いが大きなウェイトを占めます。
これに勝てなければ、どんなに小手先のテクニックや知識を入れたところで無意味。
この本質部分を理解していない、実践できていないから、これだけ簡単にパチンコ・スロットで勝つための情報にアクセスできる環境にあって、未だに負け続けているのです。
まとめ
パチンコ・スロットで勝ち続けるためには
「自分にとってパチンコ・スロットでの勝ちとはなにか?」
を明確にすること。
そしてそれを実現するために必要な努力は惜しまないことです。
自分の無意識を制するのは非常に難しい。
一朝一夕にできることではありません。
ただ、パチンコ・スロットに限らず、あらゆることで勝ち続けるには必ず通る道です。
勝ちたい、稼ぎたい。
こういう話になると、すぐにコツやテクニックを教えてくれ。
という人ばかりですが、それを教えたとて、アナタ自身の無意識がちゃんと制御出来ていなければ宝の持ち腐れ。
あらゆる勝負事、引いてはギャンブルである人生を少しでも豊かに生きるために、まずはしっかりと自分と向き合うことから始めましょう。
「収支の付け方がイマイチ分からん」
という方は、以下の記事でおすすめのアプリと収支の付け方を解説していますので、参考にしてみてください。
