なんやかんやと新台が発売され、65%規制やベース30なども撤廃されています。
牙狼や仕置人、北斗8などありますが結局「海がパチンコで最もおすすめ」。
あくまでも娯楽、エンターテイメントとしてなら打つ人の趣味趣向が一番ですが、こと勝つという一点に絞るなら海と北斗無双。この双璧はまだまだ崩れません。
今回はなぜ「海がパチンコで最もおすすめ」なのか?
その理由とおすすめの海をご紹介していきます。
海がパチンコで最もおすすめの理由
海が数あるパチンコの中でおすすめの理由は大きく以下の4つに集約されます。
理由1 扱いが良い
海のメインユーザー層はお年寄りです。
そして多くのお年寄りはボーダーラインの概念や止め打ち、捻り打ちなどで出玉を多く獲得したり、玉を節約するという思考そのものがありません。
当然、全ての人がそうであるとは言いませんが、無双や牙狼にへばりついている若年層やプロに比べればその意識は確実に低いのが実情です。
また、こうした人達は基本的に毎日ホールに通います。
老後の楽しみですから良いのですが、そもそも打ち方が上手でない人達に対してあまりにヒドイ調整をすると資金が底をついてしまいますよね。
現状のパチンコを支えているのはこうした人たちですから、その絶対数も多いです。
この人たちがホールから消えてしまうと、閑古鳥が鳴く状況になりホールの見栄えも非常に悪いものになります。
つまり、こうしたお年寄りたちはホールにとって非常に貴重な存在であり、ライフラインであるという事です。
他の機種であれば1回で3万負けるような調整にしても、海ではそうもいきません。
先述した理由から、結果的に3万負けさせるにしても、それを3回に分けて負けてもらい、少しでもホールの稼働に貢献してもらう必要があるわけです。
枯れ木も山の賑わいといいますよね。
となれば、必然的にホールでの海の扱いは甘い、もしくは他の機種に比べて緩い扱いになることは当然と言えると思いませんか?
最近では昔に比べて海の扱いも変わってきましたから、とりあえず海を打っておけば問題ないとまでは言えなくなってしまいましたが、それでも他の機種に比べれば比較的甘い調整が目立つホールがまだまだ多く見受けられます。
今までの実績と、こうしたホールが海を無下には扱えないという確かな裏打ち。
これが海がパチンコでおすすめの理由の大きな1つです。
理由2 適度な技術介入
海は技術介入がないと思っているのか、大当たり中や確変・時短中などに打ちっ放しの人を多く見かけます。
そうした人が多い事も、海が甘く扱われる理由の1つなのですが、海にもしっかりと技術介入の余地はあります。
演出は短いので他の機種に比べればその影響は少ないですが
・通常時の保留3個止め
・ステージ止め(ステージのデキにもよる)
・リーチ中の打ち出し停止
・電サポ中の止め打ち
・大当たり時の捻り打ち
これらの技術介入はしっかりと行うべきです。
やるべきことをしっかりと行えば、メディアのボーダーラインから1~2個下げることが可能。
このボーダーを下げるのは「回らない台を打つ口実」ではなく、「勝つ金額を上乗せ」「負ける金額を抑える」ために行うものです。
こうした技術介入の難易度がそれほど高くなく、影響もそこまで甚大ではない。
でもやるとやらないで確実な差が生まれる絶妙なライン。
しかもやらない人が圧倒的に多いという環境下においては、その小さな違いが周囲との大きな差を生むことになり、収支に大きく影響してきます。
これも海がパチンコでおすすめ出来る理由です。
理由3 時間効率が抜群
最近の台のムダな演出には辟易してしまいます。
予告の関係から当たっていないことが九分九厘分かっているのに、それから3分を超えるような時間をただ待たされてしまう。
精神的な面でもストレスを感じて大きな悪影響ですが、稼ぐパチンコをする場合にはこの時間効率が悪いということの影響は更に甚大です。
単純に回転率がボーダーラインを超えている場合は回せば回すほど勝てるのがパチンコです。
稼ぐ面でも、楽しむ面でも海の演出のスピードが丁度良いバランスと言えるでしょう。
理由4 スペックのブレが少ない
初当たりでの出玉は1000個以下。
確変突入率が33%。
確変状態が終わる場合には出玉0。
こんな感じのスペックが最近では主流です。
当然、こうした台は安定感がない代わりに一撃の夢があります。
なので、丁半博打の一発勝負をしたい人には向いているでしょう。
ですが、こうしたスペックの台は基本的に爆死します。
度重なる爆死に耐えて耐えて、たま~に来るかも知れない一撃で収支を戻す。
これが基本スタイルですから、当然安定感は皆無です。
一方の海。
多少の違いはあれど、基本的に当たれば必ず1300個前後の出玉を確保でき、確変が終わる時にも必ず出玉が取れ、時短もしっかりと付いてくる。
時間効率の良さと相まって回る台を掴んだ場合の安定感は相当のものがあります。
海の中でもおすすめ出来ない機種をご紹介
これらの理由から、海がパチンコにおいておすすめであることが分かってもらえたと思います。
シリーズ通して、これらの魅力は健在です。
しかし、最近では海のスペックも少々変わってきており、正直おすすめしない海がいくつか存在していることも事実です。
あくまでも海の中ではの話ですし、スペックの悪さを考慮してしっかりと良い調整がされている場合はこの限りではありません。
おすすめしない海1 スーパー海物語 in JAPAN with 桃太郎電鉄
桃鉄とのタイアップであるこの海。
正直スペックが他の甘デジの海と比べると非常に辛い。
またゲージ上、電チューへの寄りを殺せる部分が多く、玉を削ることが非常に簡単です。
それでなくともスペックが辛く、出玉削りなどの影響も甚大ですから、これは由々しきこと。
また、8個保留というのも良くない。
5個以上(だったはず)保留点灯で消化時間が短くなるのですが、その短縮時間もそれほど短くなりません。
8個保留はオーバー入賞をしにくいとも言えますが、やはりムダが多くなってしまうデメリットの方が圧倒的。
基本的に海のような「大当たり中に保留が溜まる」タイプの台、ヘソとアタッカーが全く別の位置に付いていない台は「大当たりを保留0で迎える」のが一番良いです。
8個保留のメリットを活かして保留を5個以上点灯させて遊技し続けると、当たった場合の期待値が下がる。
かと言って保留を5個以上付けないと短縮が働かない。
ちなみに通常の4個保留の場合は3~4個で時短が働きます(基本的には)。
これらの理由から、この桃鉄とのタイアップである海はあまりおすすめ出来ません。
おすすめしない海2 大海4MTB
こちらも桃鉄同様、通常時からの8個保留。
また、ラウンドが一定ではなく、15ラウンドの引きによって収支にバラツキが生まれてしまう事が良くありません。
また、確変割合も突確込みでの55%と低い事も少々ネックです。
おすすめしない海3 スーパー海物語 in JAPAN2
設定付きで発売された海。
設定に関してはそれほどの影響が出る数値の差ではないので、そこまで悪くはないのですが、単純に元のスペックがキツイ。
高設定であっても既存の他の海に比べるとキツイため、わざわざこれを打つ理由が見当たらないというのが実情。
さらにホールでの扱いも良くないため、輪をかけてこれをわざわざ打つ理由が見当たらなくなっているのが現状です。
よほど甘く扱っているホールがあれば別ですが、そうした特別な状態が無い限りこれを打つ必要はありません。
逆におすすめの海は?
おすすめ出来ない海3機種を除けば、どれも特に避ける理由はありません。
回って出玉関係に問題がなければどの海もおすすめ出来ます。
設置は多くありませんが、ぜひとも打ってほしい海は以下の海です。
また「CRA海物語3R」も設置は多くないですが個人的にはおすすめです。
出玉割合に差がなく、常に安定した出玉を得ることが可能。
確変もSTではなく、次回まで継続しますし、必ず時短も33回付いています。
15ラウンドなどが無いので一撃性は低いですが、回ればかなり安定して勝つことが出来る海と言えるでしょう。
これと同じ理由で、「海物語with太鼓の達人」もかなりオススメです。
アタッカー周りが釘ではなく、プラスチックなのでここを店側が削る事は出来ません。
そこに至るまでの道釘で削る事は可能ですし、そうした調整はよく見ますけどね。
まとめ
海は今もこれからもパチンコの中ではおすすめの機種として君臨するでしょう。
その牙城を崩す機種が現れることを願いますが、なかなか簡単ではありませんからね。
先に書いたように、昔の海神話は崩壊していますから、海を打つにしてもしっかりとしたホール選びと台選択、技術介入が必須になってきます。
どうあれ、まだまだ海には勝てるチャンスが多いことは事実ですから、勝つためのパチンコをしたいなら海は避けて通れない機種です。
演出面もシンプルで楽しめますから、ぜひ海をおすすめしたいと思います。