色々と借金をしてしまう理由はあると思います。
生活に困ってや、事業が上手く行かない場合などもありますが、ギャンブルで借金を作ってしまうケースも少なくないでしょう。
パチンコ・パチスロもまた然り。
パチンコ依存症、そうでない人にもパチンコ・パチスロをするために借金までしてしまう人も居ます。
この記事を読んでいるということは、もしかするとあなたの周りや、あなた自身がパチンコ・パチスロで借金を抱えてしまっている人ではないでしょうか?
主婦や学生の人などは収入が無く、借金の返済で首が回らないのに誰にも相談できずに悩んでいる人も多くいます。
でも、あまり悲観的にならないでください。
借金は正しい知識を持つことで対処でき、返済をかなり楽に出来る場合も多くあるのが現実です。
今回はパチンコ・パチスロでの借金をベースに、借金に関して正しい知識を持つことを目的とした記事内容になります。
ちなみに私は法律家ではないですが、仕事の関係で法律関係の人間との親交があり、その人たちから聞いた話を基にして書いています。
が、あくまでも話のネタで聞いた程度なので、これをそのまま鵜呑みにはしないでくださいね。
パチンコ・パチスロで借金など愚の骨頂
まず最初に手厳しいことを書きますが、パチンコ・パチスロで借金を作るなど愚の骨頂もいいところです。
このブログ内で書いていますが、パチンコ・パチスロは正しい知識を持って、勝つための行動を取れば誰でも勝てます。
パチンコ・パチスロごときで負けている、果ては借金まで作っている時点でバカと言うしかないのです。
パチンコ中毒、依存症になっているから借金しても仕方ない。
なんて考える人も居るかも知れませんが、依存症になるなら正しい依存症になりましょう。
短い間にクドイですが、「パチンコ・パチスロで借金を作るのは愚の骨頂」であり、筆舌に難い愚行。
人から借金をしてパチンコ・パチスロをすることは絶対にしてはダメな行為です。
YouTubeなどで消費者金融から借金をして打ちに行き負けた。
クズでしょ~、こんな私を哀れに思うならチャンネル登録してね~。
みたいな動画がちょこちょこ上げられますが、あれはネタ。
他で収入のある人が、パフォーマンスとしてやっている場合も多いです。
ガチでやっているなら、愚の骨頂。
それを見て人の不幸は蜜の味としている人もどうかと思いますが、間違っても「あ、パチンコ・パチスロの為に借金しても大丈夫なんだ」なんて思わないでください。
パチンコ・パチスロの借金をパチンコ・パチスロで返す
パチンコ・パチスロで作った借金をパチンコ・パチスロで返すんや。
なんて人も居ますよね。
現実問題として、パチンコ・パチスロの借金をパチンコ・パチスロで返すのは難しいでしょう。
だって借金を作っているということはパチンコ・パチスロで負け放題に負けているからなわけですからね。
そんな人が明日から急にパチンコ・パチスロで勝てるようになって、借金まで返せるようになる。
ちょっと夢物語過ぎると思いませんか?
大丈夫、明日からはツキが巡ってきて勝てるようになる。
そんな風に考えている人は一生パチンコ・パチスロで勝てません。
パチンコ・パチスロに限らず、この世の勝負事は勝つべくして勝ち、負けるべくして負けるようになっています。
勝つための思考と論理が構築できない人は絶対に勝てません。
世の中の簡単な、誰でも知っている仕組みですよね。
このブログを隅々まで読み、その全てを自分のものに出来れば、今でも月に10~20万ぐらいをパチンコ・パチスロで勝つことは出来るでしょう。
なので、月々の借金返済額がこの範囲内であれば不可能とまでは言いませんが、難しいことに変わりはありません。
借金返済で困りやすい人の特徴
これはパチンコ・パチスロでの借金に限った話ではありませんが、借金で首が回らなくなり、ドツボにハマりやすいのは「主婦」や「生真面目」な人です。
主婦の場合は、自身に収入がないためにどん詰まりやすい。
さらに借金をしてしまったことを必要以上に後ろめたく感じ、周囲の友達や知り合いは当然として、旦那にも相談できずに泥沼化。
というパターンが多いです。
また、生真面目で見栄っ張りな人、高学歴な人なんかもドツボにハマりやすいですね。
借金は悪いことだし、借りたわけだから返さないとダメだ。
しかも自分で蒔いた種だから、自分で何とかしないと。
という、いわゆる真面目な考え方で雁字搦めになるわけです。
高学歴な人は高慢な態度が泥沼化を引き起こす要因になります。
どうあれ、借金を自分の力で返さないと。
と思う人ほど泥沼にハマって、借金地獄から抜け出せなくなるわけですね。
その人の人間性が良い悪いの話ではないので、これを直そうというのは難しいです。
三つ子の魂百までというように、人の根本的な人間性はそう簡単に変わるものでもないですから。
パチンコ・パチスロの借金をどう返すか
巷でよく言われる事ですが、「ギャンブルの借金は法的にチャラに出来ない」と聞いたことがありませんか?
これを聞いて「私の借金はパチンコ・パチスロが原因だから法的手続きを取って免責してもらう事は出来ない」と思いこんでいる人は多いように感じます。
このギャンブルの借金は免責されないってのは半分正解で半分間違いです。
事業の失敗などで自己破産する場合などに比べれば、理由がパチンコ・パチスロですから少々難しくなるようですが、絶対に免責対象にならないわけではありません。
そうしたギャンブルでの借金問題に詳しい、そうした問題が得意な専門機関に依頼し、自身がしっかりと反省を示せば免責になることも十分に可能です。
個人的には自分がアホで作った借金なんて、漁船に乗せられても払えと思いますが、法律的には裁量免責というもので免責が認められることもあります。
ちなみに、最近では漁船に乗せるとかはあんまり無いみたいですよ。
そっちの業界も不景気なところが少なくないようですから。
海外旅行や労働中の事故を装って指や片腕落として、損害保険を受け取るって方が早いみたいです。
話が少しそれました。
あくまでも、借金の行き着く先、特に闇金なんかではある話という噂ですよ。
裁量免責とは
裁量免責は簡単に言えば「裁判官がその免責を認めるかどうかを決める」という制度です。
ちゃんと反省しているのか、更生するかどうかなんかを面接して判断します。
そもそも、なんでパチンコ・パチスロの借金が自己破産の対象にならないかと言うと。
破産法 第252条 第2項
前項の規定にかかわらず、同項各号に掲げる事由のいずれかに該当する場合であっても、裁判所は破産手続開始の決定に至った経緯、その他一切の事情を考慮して免責を許可することが相当であると認めるときは免責許可の決定をすることができる。
と定められているからです。
こう見るとなんかゴチャゴチャしてメンドクサイですが、早い話が自分の利益追求のためにアホな行動して作った借金は免責しませんよってこと。
この要項の中に「パチンコ・パチスロなども含めたギャンブル」ってのが入るわけです。
なので、巷ではパチンコ・パチスロの借金はどうにもならないと言われています。
これは裁量免責があまり一般に知られていないことも原因です。
まぁ、アホな人は裁量免責があるならパチンコ・パチスロで借金しても大丈夫。
なんて勘違いして借金しまくるかも知れませんから、広く知られることが必ずしも良い事なのかと言われると疑問ですけど。
当然、裁量免責は誰でも絶対に認められるわけじゃありません。
更生する気が無い人を裁量免責で借金チャラにしてあげる必要なんてないですからね。
裁量免責が認められる条件は具体的にコレというものは無いようですが、
・更生する気があるか
・破産手続きに協力的かどうか
など、まぁ色々とチェックされます。
借金の棒引きが掛かっているのですから、厳しく審査されて当然ですよね。
債務整理の種類を知っておこう
ここに来て思い出したように書いておきますが、一言に債務整理と言ってもいくつかの種類に分かれます。
債務整理=借金問題の解決手法
と思ってもらって問題ないですが、その手法は次の4つがあります。
過払い金請求
昨今話題だったのが、この過払い金請求。
読んで字のごとく、払い過ぎたお金を返せコノヤローと請求することです。
パチンコ・パチスロの借金を長年背負って、払い続けて来た人の場合は、この過払い金請求が出来る可能性も。
そこで戻って来たお金から、借金の元本を返済することで上手く行けばチャラ、月々の支払いが楽になる可能性は十分にあります。
任意整理
任意整理は借金の減額や、金利の引き下げなどを見直すことです。
裁判所を通さずに直接業者とやり取りし、月々の払いを楽にしていくことを目的としています。
が、パチンコ・パチスロで借金を作った場合はこれは難しいかも知れません。
どうあれ弁護士の手腕次第な方法ですから、依頼する弁護士の力量がモノを言います。
民事再生
民事再生は個人再生とも言われる方法です。
現在の借金が支払い困難という場合に、裁判所を通して減額をしてもらい借金を返済していきます。
借金の総額が5,000万以下の場合は最低返済額が最大で10分の1まで減額されることも。
個人の民事再生の場合は住宅を差し押さえられたりせず、就業不可などの資格制限も付かないため、特別なデメリットを被る事が無いと言えます。
自己破産
自己破産は認められれば借金は全部チャラです。
自己破産は人生の終わりで、絶対にしちゃダメみたいに言われますが、全然そんなことはありませんよ。
むしろ、借金を苦にして自殺したり犯罪に手を染めるぐらいなら自己破産しましょう。
字面が良くないんですよね、自己破産って。
人生リセット機能みたいな感じに変えれば良いのにね。
自己破産しても選挙権は無くならないですし、家族がクレジットカードなどを使えないなんてことも無いです。
一時的に手続き中などはあり得ますけど。
また、一定期間は新たな借金が出来ません。
まぁ、そもそも自己破産してる最中に新しく借金ってのが頭オカシイですけど。
借金中毒になってしまっている人には良い制度とも言えます。
中にはこの期間に闇金に手を出す人も居ますが。
車や家なんかは担保になる可能性が高いので、それぐらいは諦めましょう。
後、ごく一部の信用第一な職業に関しては自己破産手続き中は就業不可です。
会社役員なんかも強制的に辞めさせられるので、続けたければ頑張って再任してください。
借金に連帯保証人が付いている場合は保証人に請求は行きます。
官報ってのに名前と住所が記載されますが、そもそも官報なんて見たことも聞いたことも無い人の方が多いでしょう。
なので、そんなに気にする必要はありません。
もし周囲の人がそんな事で白い目で見て来ても無視すれば良いだけ。
そいつらは困っている人を叩いて楽しむしか娯楽の無い悲しい奴らですから、関わるだけムダ。
まして自己破産は犯罪でも恥ずべき行為でもなんでも無いですからね。
国が認めた単なる法的続きであり、使って良い手段です。
多くの人の場合、ほとんど影響がないと言えるのではないでしょうか?
これだけの事を享受すれば借金がチャラになる。
そう考えると決して悪いシステムには思えません。
とにかく、自己破産は良くも悪くも人生リセット機能です。
有ったものが無くなるだけ。
パチンコ・パチスロの借金は病気なの?
ギャンブル依存や買い物依存など、依存症は精神疾患の1つ。
平たく言えば脳の病気ですから、自分でコントロールして治すってのは難しい場合も多いです。
記事内で何度かアホな借金と書いてきました。
最初の一歩はアホな行動からの借金です。
そうした依存的行動に走る原因は多々あり、その根源が自分に無かったとしても、最終的にその判断を下した責任があなたに全くないわけではありません。
ですが、依存症になり習慣化した場合はもう病気です。
なのでちゃんと専門医を受診してカウンセリングを受けた方が良いと思います。
薬物療法もありますが、個人的にはオススメしません。
精神疾患に対する薬品は、7割が合わないと言われています。
要は効果が見込めないのに薬漬けにされるわけです。
あくまでも医者の知り合いから聞いた話ですし、根拠もいくつかの論文しかありませんけどね。
症状が重篤な場合に最初の内は薬も併用していく。
これは十分にアリですが、精神疾患や依存症はその根源となる原因を絶つか、その原因と正面から向き合い乗り越えるしか根治はありません。
いつまでも同量の薬を処方してくる心療内科は止めた方が良いですよ。
パチンコ・パチスロの借金問題を相談するには
何事に関しても餅は餅屋。
それを専門に扱っている人に頼むのが一番の近道で確実です。
つまり、パチンコ・パチスロの借金で困っているなら、そうしたギャンブル関係の借金問題解決を得意とする弁護士に頼むのが一番という事。
一口に法律家と言っても、それぞれ得意とするジャンルがありますから、どうせならギャンブルでの借金問題に詳しい所や人を探しましょう。
今の時代、嬉しい事にとりあえずネットで相談出来る弁護士も増えています。
こうしたギャンブルに於ける借金問題、債務整理を得意とした弁護士に直通で相談出来る。
こうしたサービスを使わない手はないですね。
まとめ
パチンコ・パチスロの借金は、債務整理の形でそれを得意とする弁護士に相談して解決する。
自己破産を筆頭に、いわゆる債務整理は恥ずかしいことではなく、一切気に病むことではありません。
債務整理をすることで前向きに人生に向かえるなら、これ以上のことはないでしょう。
正直、パチンコ・パチスロでの借金の額なんてそれほど多くない人も少なくありません。
ですが、それが生活を圧迫しているなら一度相談だけでもしてみた方が良いと思います。
相談、web相談は無料という弁護士も多いですからね。
借金の慢性化、中毒化は先に触れた通り脳の病気です。
しっかりとした心療内科を受診して、根治を目指しましょう。
精神的な不安から症状が強くなったり、他の精神疾患を併発する場合もあります。
今の借金に関しては、とりあえず専門家に相談して対処を考える。
これからも含めた依存症の対策も専門の医者と正面から向き合って考える。
どうあれ、1人で抱え込んでも上手く行かないのがパチンコ・パチスロでの借金です。
悩んで、1人で抱え込めば抱え込むほどに、どんどん状況が悪化していく可能性も高いので早めに相談。
専門家が良いですが、それが嫌ならとりあえず気の知れた友人や、パートナーぐらいとは共有しましょう。
この記事を見つけて、ここまで読んだということは、あなたにとってこれが変わる最良のタイミングということです。
善は急げ。
行動しなければ状況は決して良くなりませんよ。