ホールとユーザーの期待を背負い、満を持して登場した「シンフォギア2」。
ではありますが、コロナ騒動の渦中に巻き込まれて、なんとも微妙な雰囲気になってしまった感は否めません。
この記事ではシンフォギア2の
・釘のポイント
・技術介入ポイント
など、シンフォギア2で勝つために気を付けるべきこと。
そのポイントを押さえて書いています。
基本スペック
「シンフォギア2」はライトミドルのV確ST機です。
通常時:1/199.8
確変中:1/7.6
流れは前作と一緒。
初当たりの99%は時短1回転+残保留4個の計5回転で1/7.6の当たりを引けるかどうかの勝負です。
ここを突破できれば、時短7~99回転+残保留4個の「シンフォギアチャンス」に突入するという流れになっています。
基本は一緒と考えて良いですが、違うのはシンフォギアチャンスに時短11回と99回が新たに搭載されたこと。
まぁ、別に打ち手側が損をすることではないので、特に気にする必要もありませんが。
各種賞球とラウンド割合
ヘソの戻しは3個、電チューと右ポケットが1個。
アタッカーが13個で、普通入賞口は4個です。
大当たり時のカウントは10カウント。
実質出玉とラウンド割合(時短回数)は以下
ラウンド数 | 割合 | 実質出玉 |
4ラウンド | 45% | 約480個 |
6ラウンド | 3% | 約720個 |
7ラウンド | 2% | 約840個 |
10ラウンド | 36%(時短7回) | 約1,200個 |
10ラウンド | 3%(時短11回) | 約1,200個 |
10ラウンド | 11%(時短99回) | 約1,200個 |
ヘソ入賞時は99%が3ラウンドで、実質出玉が約360個。
1%が10ラウンドで時短99回の出玉1200個でございます。
ボーダーライン
シンフォギア2のボーダーは等価で19個。
3.6なら20個、3.3なら21個ぐらい。
どうあれ、千円あたりの回転数が20個ない台なら勝つことはおろか、満足に遊ぶことも難しいかも知れません。
ある程度の日当(2万円ぐらい)を確保したいなら、等価で23個ぐらいは必要です。
時間効率も良くないですし、基のスペックも特別甘いわけではありませんからね。
好調台・不調台の見分け方は?
そんなもんはありません。
こうなったら好調台。
こうなったら不調台。
みたいなことを言っている人は詐欺師か頭のオカシイ人なので、ちゃんと勝つことに主眼を置いてパチンコで勝ちたいならば相手にしないように。
娯楽、話のタネの一つとしてわざとこういうオカルトを言っている人は別です。
設定は?
シンフォギア2には設定は搭載されていません。
天井は?
シンフォギア2には天井時短(遊タイム)は搭載されていません。
ハマる時は地獄の底まで逝きます。
勝ちに近づくポイント
ここから先はシンフォギア2で勝ちに近づくための
・技術介入要素
に関して、書いています。
この先のポイントを知っているか否かで、1日実践で少なくとも「1,000円以上」の差が生まれるでしょう。
裏を返せば、ここから先を知らなければ、シンフォギア2を打つたびに、知っている人と比較すると知らない間に数千円以上損をしているということ。
釘のポイント
ヘソや風車周り、普通入賞口の釘調整に関しては基本で問題ありません。
なんども同じことを書くのもアレなので、
「釘の基本がまだ良く分からない」
という人は、先に以下の記事を参考にしてください。
シンフォギア2で気にするべき釘のポイントは以下の2ヵ所です。
画像を参考にして、実際にホールで打つ際に気を配ってください。
赤矢印の方向がマイナス調整です。
ワープ周辺
ヨリの最初の部分はプラスチックで、ルートが内側と外側に分かれています。
どちらに玉を通すかはストロークである程度は調整可能です。
釘を見て、内側と外側、どちらのルートを通した方が死に玉が少なくなるかを考えて打つことで、回転率の上昇を見込めます。
コボシは2ヵ所あり、どちらも少しのマイナスで結構な死に玉を生むので、無調整、もしくはどちらかのルートは生きている台を選びましょう。
緑の丸で囲んだ釘に関しては、他との兼ね合いによってプラスとマイナスの方向が変わります。
恐らくですが、ここを動かすホールは少ないと思うので、無調整に見えればそこまで気にする必要はありません。
ただ、明らかに内側・外側のどちらかのルートを殺す調整にしている場合は、それに合わせて向きを変える可能性ありです。
画像の赤矢印を全て少しづつマイナスにするだけで、内側と外側の両方を殺せるので、この辺りの釘を板1~2枚程度マイナスにするのが主流だと思います。
また、台の横に付いている板がジャマで、釘が非常に見にくい。
ですが、この部分は回転率に与える影響が大きいので、絶対にチェックしてください。
上から見るのは見づらいと思うので、一度席に着いて、下から覗くようにすると良いでしょう。
本来なら、こうした露骨な釘の見方は推奨しないんですが、仕方ありません。
シンフォギア2もSANKYOの台として、ご多分に漏れずステージが強めです。
なので、ワープ周辺の釘調整も必ずチェックしてください。
数台しか打っていませんし、ネカセの影響もあるので一概には言えませんが、平均で6割ぐらいはステージ入賞を見込めます。
右打ち時、釘ポイント
見れば書いてあるので分かると思いますが、シンフォギア2の盤面右のこの部分のポケットは「アウト」穴です。
つまり入ってもらっては困る部分。
なので、ここに向かいやすくなる赤矢印の調整はマイナスです。
体感的には無調整なら15発に1発ぐらいここに入ります。
これぐらいなら仕方ありませんが、10発に1発とかだとマイナスにされている可能性も。
細かい部分ですが、シンフォギア2の右側はここしか見るポイントはありませんので、メンドクサがらずにチェックしてください。
打ち方や右打ち滞在率で変わりますが、1日で100発ぐらいの差が付く可能性は十分にあります。
たった100発。
と思うかもですが、知らない間に400円盗られたらどう思いますか?
技術介入ポイント
通常時は先述の通り、ステージ止めをしっかりと行ってください。
右打ち時の技術介入
シンフォギア2は釘のポイントで解説した右ポケットがマイナスでなければ「捻り打ち」が結構効きやすいです。
そもそも打ちっ放しで大当たりを消化しても、平均で4ラウンドに1発程度の割合でオーバー入賞が見込めます。
ただ、捻り打ちをすれば私の様な下手くそでもオーバー入賞率が40%程度です。
賞球が13個とそこそこ多いので、この効果はバカに出来ません。
単純計算で、100ラウンド消化した場合。
打ちっ放しだと、25個のオーバー入賞。
捻り打ちだと、40個のオーバー入賞。
195個の差なので、780円。
1日だと200ラウンドぐらいは消化するはずなので、その差は1,500円以上。
そこそこ良いもの食えるぐらいの差にはなりますね。
ちなみに、捻り打ちの精度が40%程度でも、ボーダーを1個は下げて大丈夫だと思います。
電サポ中の止め打ち
特に細かく止め打ちをする必要はありません。
前作と違い、シンフォギア2は「愛ポケット」に玉が流れるので、死に玉がないのです。
このポケットは右打ちしてどこにも入らなかった玉が必ず入るゲージになっています。
賞球は1個なので、増えることもないですが。
ちなみに、ここがスルーの役割も果たしています。
ただ、釘のポイントで解説した右のアウト穴。
打ち出す個数が増えれば、必然的にここに入る可能性も高くなるので、可能な範囲で打ち出しを少なくすることを推奨します。
演出発生中や保留が貯まっている時、大当たりラウンド開始(V入賞)から次のラウンド開始までの間など。
打ちっ放しと大きな差が生まれることはないですが、1日で100円ぐらいは変わるので、出来れば打ち出しを止めてください。
あくまでもアウト穴の釘が無調整ならの話で、ここがマイナスになっていれば、打ちっ放しと止め打ちでの差は大きくなります。
その場合は必ず止め打ちをしましょう。
まとめ
導入時期と状況にケチは付きましたが、それなりに稼働は良いと感じます。
良くも悪くもシンフォギアなので、正直飽きている人も居るでしょう。
同じライトミドル帯のスペックでシンフォギア2よりも魅力的な台もありますし、演出面だけで稼働がどの程度持つかは微妙なところだと思っています。
ですが、固定客が居ることも事実なので、ホールも一定レベルよりヒドイ扱いにはしない可能性が高いです。
前作のシンフォギアの稼働や状況が良く、そんなホールが検定切れのためにシンフォギア2に入れ替えた様な場合は狙い目の場合があります。
多台数を抱えているホールも同様です。
こうしたホールでは甘く使われることもあるので、チェックしておいて損はありません。
無理に打つ必要はないですが、前作同様に状況に応じて、立ち回りの選択肢には入れておいて良い機種だと思いますよ。