私は数学(算数)が弱い。
なので、ハッキリ言ってボーダー計算なども正しくない場合があります。
ですが、巷の北斗9のボーダーの中には
「ちょっと違うかな?」
と思う計算結果が見られます。
早い話が『秘孔チャッカー』のせい。
これの調整と、どれだけ出玉に加算して計算するかで話が変わってしまうからですね。
なので、この記事では実際のホールでの扱いなども加味して、私なりのボーダーを記載しておきます。
基本的に辛めで表記されている場合がほとんどなので、ユーザー側に損があるわけじゃないですが、ホールがそれなりに打てる調整にしているのに打ってもらえない。
そんな状況で少し可哀相な場合もあるのでね。
北斗9 基本スペック
北斗9は「一種二種混合の転落タイプ」。
よくあるタイプの台ですね。
ヘソでの大当たり確率は「1/319.69」。
電チューでの当たりは「1/29.5」になっています。
電チューの1/29.5は、大当たりの1/319.69+小当たり1/32.5の合算値です。
転落確率は「1/105.1」になっています。
これを引く前に1/29.5を沢山引きましょうってゲーム性。
で、転落後も電チューの残り保留は1/29.5での当たり確率なので、なんやかんやと合算すると連荘期待値は約81%です。
大当たり割合
ラウンド割合はヘソと電チューで異なり、以下の感じ。
ヘソでの当たり
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
3R通常+電サポ900回+残保留4個 | 59.4% | 約420個 |
3R通常+電サポ1回+残保留4個 | 40.6% | 約420個 |
3R通常(カス)を引いた場合も5回転のチャンスあり。
5回転で1/29.5を引く可能性なんかも加味すると、トータルのバトルモード突入率は約66%。
電チューが以下の感じ
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R通常+電サポ900回+残保留4個 | 100% | 約1400個 |
さて、ここで超絶大事な話。
この出玉表記ですが、冒頭で書いた『秘孔チャッカー』が加味されていません。
あくまでも私の実践値ですが、無調整ならば液晶表示で1,600発。
実質出玉で約1,500個ぐらいになると思います。
当然、調整がマイナス祭りで全然入らん場合もあるでしょう。
逆にメチャメチャ入賞する場合も(多分こっちはないけど)。
なので、出玉をしっかりと把握しておかないと、打てるクオリティの台を捨てる可能性も出てくるって話です。
各種賞球
各種賞球は以下
入賞口 | 賞球数 |
ヘソ | 1個 |
電チュー | 1個 |
秘孔チャッカー(右にある) | 7個 |
普通入賞口 | 1or4個 |
アタッカー(10カウント) | 15個 |
盤面左の普通入賞口は3つ。
左から順に4・4・1なので、4個戻しのチェックは必須です。
ヘソが1個戻しなので、ここの調整がかなり重要。
天井遊タイム
北斗9は天井ナシ。
平気な顔して1,000回転を超えるので、覚悟して打つべし。
北斗9のボーダー
電サポ中の打ち方で大きくボーダーが変化する感じではありません。
ボーダーを左右するのは秘孔チャッカーです。
打ち方の比較は初心者の人と、ある程度のレベルの人。
その違いの大きな部分として以下の点を基準にしています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中に打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中は可能な限り節約打ち
シミュレーション条件
・8時間は打つ(等価は関係なし)
・持ち玉比率は50%
ただし、電サポ中は消化が速いので、演出発生時(バトル発展)以外は打ちっ放しで消化速度を優先した方が良いと思います。
秘孔チャッカーが無調整であれば、ほとんど減ることもないでしょうから。
で、大事な出玉。
これに関しては「手元への実質的な出玉を1,500個」として考えます。
4ラウンドの場合は455個ぐらい。
ですが、初当たり時のみなのでボーダーには大して影響しないと判断。
なんやかんやで、7発に1発ぐらいは入賞する計算。
当然っちゃ当然で、7発以下で入賞するなら通常時からずっと右打ちしてるだけで勝てちゃいますからね。
なので、実際には8~9発に1発の入賞ぐらいが最低ラインかと。
これより入賞しない場合は確実にマイナス調整なので、しっかり回らないなら打たない方が良いでしょう。
初心者レベルのボーダー
3.6円交換:18.5個
3.3円交換:19.5個
3.0円交換:20.5個
2.5円交換:22.5個
上級レベルのボーダー
3.6円交換:17.5個
3.3円交換:18.5個
3.0円交換:19.5個
2.5円交換:21.5個
ザックリと計算するとこんな感じだと思います。
クドイですが、ちゃんと出玉が獲れていることが大前提です。
最近はデータ表示機で出玉を確認出来ますし、それがない場合は液晶表示の出玉数を参考にしてください。
目安は10ラウンド消化時に液晶表示で1,600個を超える表示がされているか否か。
毎回確実に同じにはなりませんから、平均値を出しましょう。
あくまでもプラマイ0のラインなので、平打ちで勝ちたいならこれにプラス2回転ぐらいは必要です。
1個戻しで天井も付いていない機種と考えれば、特段甘い機種じゃありません。
3.5円以下の交換率:22個
3.5円以上の交換率:20個
この辺りを探せれば御の字かと。
昨今では難しいと思いますが、少しでも良い台を探してくださいね。
技術介入と釘のポイント
打ち方に関しては特筆すべき項目はありません。
ただ、ステージの強い台も見受けられたので、ステージ止めはした方が良い場合もあるでしょう。
技術介入
捻りは難しい部類。
サミー系は引っかけるのが難しい作りが多いので、無理に狙う必要もないかと。
自然なオーバー入賞で十分でしょう。
なにより、捻れる技術があっても、やれば怒られるのが今時のパチンコですからね。
釘のポイント
基本的な見るべきポイントはいつも通り。
特別変なゲージ構成にはなっていないと思うので、基本に忠実に。
先述の通り、ヘソだけでなく4個戻しの普通入賞口はチェックしましょう。
釘の見方に関しては基本をまとめた記事があるので、こちらを参照してください。
釘を見る際は盤面に向かって頭突きするようなダサい見方は止めましょう。
店にもマークされますし、実力が足りていないことを自分でアピールしているようなものですから。
いい加減しつこいですが、右の秘孔チャッカー。
この部分はじっくりとチェックしても良いぐらい大事な部分です。
ま、当たらなけりゃ出番はありませんが、運良く連荘したらかなりの差が生まれるポイントになるので、事前にチェックして損はありません。
まとめ
あくまでも算数が苦手なアホが、ホールの状況や様々な打ち方や状況を加味して
「こんなもんかな~」
と算出した平均値のボーダーになっているので、絶対に正しいとは口が裂けても言えません。
あくまでも参考程度で。
これを参考にしたから負けた! などの苦情は一切受け付けませんので、よろしくお願いします。