突破は難しいけど、ラッシュの破壊力は現行トップクラス。
この記事ではそんな『北斗無双ジャギの逆襲』の基本スペックやボーダー、釘に技術介入ポイントまでを網羅的に解説。
正式名称は『真・北斗無双3 ジャギの逆襲』ですが、邪魔くさいのでこの記事内では『北斗無双ジャギの逆襲』で表記します。
ボーダーは、メーカー公表値を基に私が勝手に計算しています。
北斗無双ジャギの逆襲 基本スペック
北斗無双ジャギの逆襲は「1種2種混合タイプ」です。
流れとしては牙狼月虹だと思えばOK。
どっちかと言えばタロウの方がより近いけど、最近はめっきり見なくなったのでね。
通常時確率 | 1/199.8 |
ST中確率 | 1/2.86 |
時短(ラッシュ)突入率は約35%。
ラッシュ時の連荘期待度は約81%です。
突入率が約35%なので、理論上は3回に1回ぐらい。
なので、単純にラッシュに入る可能性は約1/600程度。
ライトミドル帯ではありますが、実際は現行MAXの牙狼月虹なんかと同じぐらいの銭が入る感じになりますね。
天井がない分、コッチの方がシンドイとも。
遊びやすいスペックではないので、ライトミドルと言われているからと勘違いしない方が火傷しないで済むでしょう。
大当たり割合
ラウンド割合はヘソと電チューで異なり、以下の感じ。
ヘソでの当たり
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
2R通常(時短1回) | 100% | 約280個 |
鼻くそみたいな出玉しか出ない上に突破率は35%と低め。
難しい=やられまくるのがこの機種の常道。
だって突破演出はジャギ(味方)VS北斗3兄弟(ラオウ・トキ・ケンシロウ)って図式ですから。
これは個人的には良い演出の作り方だと思いますね。
北斗3兄弟は皆が最強に近しい程に強いからカッコイイ。
そんな彼らが勝ち進んでいく様を見るから気持ち良いわけで。
でも、ジャギならどうか?
負けるのが当然的なキャラですから、なんか納得できるんですよね。
こういう原作に沿った作り。
道理が通った演出ってのは大事なことです。
さて、そんな難しい壁を越えた場合はどうなるのか?
電チューが以下の感じ
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R確変(時短255回) | 81% | 約1400個 |
10R通常 | 19% | 約1400個 |
もう、全く牙狼月虹やタロウと同じ。
速度面は分かりませんが、理論上の爆発力・出玉力は現行最強クラスの機種と同等です。
…まぁ、突入率も同じようなもんだから、当然っちゃ当然。
ラッシュが終了する時も1,400個の出玉を貰える部分は高評価。
個人的に終わる時に出玉がない機種とSTは大嫌い。
各種賞球
各種賞球は以下
入賞口 | 賞球数 |
ヘソ | 1個 |
電チュー | 1個 |
普通入賞口 | 5個 |
アタッカー(10カウント) | 15個(10カウント) |
最近の機種のご多分に漏れず、ヘソや電チューは1個。
普通入賞が5個なので、ここの調整は肝になるでしょうな。
天井遊タイム
北斗無双ジャギの逆襲は天井ナシ。
1/200だろうが1,000ぐらいは当たり前にハマるので覚悟すべし。
北斗無双ジャギの逆襲 ボーダー
打ち方の比較は初心者の人と、ある程度のレベルの人。
その違いの大きな部分として以下の点を基準にしています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中に打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中はフルで止め打ち
・オーバー入賞も積極的に狙う
シミュレーション条件
・8時間は打つ(等価は関係なし)
・持ち玉比率は50%
ただ、サミー系の機種は捻りが難しいので、正直オーバー入賞を狙うって部分の影響力は低めかと。
基本的に電サポ中に無駄玉を出さない。
通常時にオーバー入賞させない。
この2点の方に重きを置いて考えています。
初心者レベルのボーダー
3.6円交換:19個
3.3円交換:20個
3.0円交換:21個
2.5円交換:23個
上級レベルのボーダー
3.6円交換:18個
3.3円交換:19個
3.0円交換:20個
2.5円交換:22個
システム的に技術介入でガッツリ差が付く感じじゃありません。
なので、基本的には回りに注意して台を選ぶことになるでしょう。
等価1個戻しで17個ぐらいなので、甘くはありません。
先述の通り、初当たりが1/200であるだけで、実際にちゃんと出玉が得られる可能性は現行MAX機の中でも最高峰の暴れん坊と同等ですからね。
特別ジャギに思い入れがある人は別ですが、勝ち負けを一番に考えるならわざわざこの機種を打つ必要性はないと思います。
少しでも天井に近い牙狼月虹やタロウを打つ方が圧倒的に勝てるでしょう。
回りが同じならね。
技術介入と釘のポイント
何度も書いていますが、技術介入で劇的な差が付く感じじゃないと思います。
なので、極力無駄玉を出さないことだけに注意すればOK。
技術介入
特にやるべきことはありません。
釘のポイント
特別気を付けるポイントはありません。
右に関しても基本は気にしないで良いでしょう。
単純にヘソが広く、寄りの形がキレイであれば問題ありません。
ただ、最終到達点のポケットは釘調整可能になっているので、ここがマイナスになっている台は細かく止め打ちした方が少しだけお得になるはずです。
ですが、先述の通りそこまで大きな差が開くわけでもないので、普通のユーザーさんは気にする必要もありません。
釘の見方に関しては基本をまとめた記事があるので、こちらを参照してください。
釘を見る際は盤面に向かって頭突きするようなダサい見方は止めましょう。
店にもマークされますし、実力が足りていないことを自分でアピールしているようなものですから。
まとめ
正直、何がしたいのか。
何を狙って誰をターゲットにしているのか分からない機種。
ライトミドル(1/200)は当たりやすい。
と勘違いしている阿呆を確率の煙に巻いてやろうとしているんでしょうかね?
何度も書きますが、決して甘い機種じゃありません。
打つ打たないは個人の自由ですが、その正体をちゃんと見極めないと損しますよ。