現行MAX機の中で、今でもある程度の稼働を保っている『とある魔術の禁書目録』。
その甘デジバージョンのボーダーや技術介入、釘のポイントなんかを網羅的に解説。
で、『とある魔術の禁書目録 甘デジバージョン』では長すぎるので、この記事内では『とあるの甘デジ』と表記します。
ボーダーは『DMM』の情報を基に私が勝手に計算。
メーカーの公式発表がメインですが、開示されてない部分は参考にしています。
間違っていても責任は一切負わぬ。
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とあるの甘デジ 基本スペック
とあるの甘デジは「ST+時短タイプ」です。
オーソドックスなスペックになっています。
通常時確率 | 1/129.7 |
ST中確率 | 1/49.2 |
甘デジと言うには少々初当たりは重め。
ですがST突入率100%+時短70回が必ず付いてくると考えれば悪いスペックではありません。
とんでもね~カス当たりがない点に置いては良心的でしょう。
ちなみに後述しますがST30回+時短70回。
トータルで、当たりに必ず100回の電サポが付いてくるシステム。
で、ST30回での連荘期待度は約45.9%。
時短70回での引き戻し期待度は約41.8%。
なんやかんやトータルで連荘期待度は約70%になりますな。
大当たり割合
ラウンド割合はヘソと電チューで異なり、以下の感じ。
ヘソでの当たり
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
3R+ST30回+時短70回 | 100% | 約270個 |
電チューが以下の感じ
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R+ST30回+時短70回 | 50% | 約900個 |
3R+ST30回+時短70回 | 50% | 約270個 |
3Rに偏ると出玉は増えませんが、逆に10Rをある程度引ければそこそこまとまった出玉をゲットできる仕上がりになっています。
各種賞球
各種賞球は以下
入賞口 | 賞球数 |
ヘソ | 3個 |
電チュー | 1個 |
普通入賞口(左・右) | 2or3・5個 |
アタッカー(10カウント) | 10個(10カウント) |
面白いのはヘソの戻しが3個になっていること。
MAXが1個だったことを考えると、個人的には改善点だと思います。
普通入賞口の重要度が下がり、単純にヘソと寄りで釘を選べますからね。
天井遊タイム
とあるの甘デジは天井時短を搭載しています。
通常確率を369回消化すると時短493回が発動。
天井時短での大当たり期待度は約97.7%。
抜けることも普通にあるでしょうが、狙って損はないでしょう。
ただ、注意点が1つ。
この機種に関しては、天井時短が発動しなかった例を1度だけですが目撃しています。
その辺の詳しい話は上記の記事で書いているので、併せて読んで損はないはずです。
とあるの甘デジ ボーダー
打ち方の比較は初心者の人と、ある程度のレベルの人。
その違いの大きな部分として以下の点を基準にしています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中に打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中はフルで止め打ち
・オーバー入賞も積極的に狙う
シミュレーション条件
・8時間は打つ(等価は関係なし)
・持ち玉比率は50%
オーバー入賞が狙えない機種ではないので、可能な限り狙いましょう。
個人的には2割強ぐらいは目指したいところ。
あ、捻り打ちが不可の場合は初心者レベルのボーダーを参考に。
止め打ちも同様です。
本当は「19.○○」みたいになりますが、邪魔くさいので基本は繰り上げにしています。
「○○.5」みたいな場合はそのままです。
初心者レベルのボーダー
3.6円交換:20個
3.3円交換:21個
3.0円交換:22個
2.5円交換:24.5個
上級レベルのボーダー
3.6円交換:18個
3.3円交換:19個
3.0円交換:20個
2.5円交換:22.5個
結構な差がありますが、これは電サポ中の増減も加味したもの。
正直、初心者レベルの人がどのぐらい玉を減らすかは感覚です。
MAXにてわざと打ちっ放しで消化した場合と、ある程度の止め打ちをした場合の私の実験結果なので、多少はブレる可能性があります。
が、恐らくはこのボーダーを基準にすれば大丈夫。
少し辛めに計算しているのでね。
技術介入と釘のポイント
では釘と技術介入のポイントを解説。
1度打った切りですが、MAXと大差はなかったと思います。
技術介入
電サポ滞在率が比較的高めなので、止め打ちでの節約は必須です。
捻りでのオーバー入賞よりも重要度は高いと思います。
オーバー入賞は戻しが10個の分、MAXに比べて重要度がダウン。
得意じゃない人は無理に捻りをする必要はないでしょう。
止め打ちに関しては
・電チューが開いたら7~8発打ち出し
・1秒置いて、また7~8発
これぐらいの感覚で打てば簡単、かつ無駄玉を少なくすることが可能でした。
やはり打ちっ放しだと減ってしまうので、可能な限り省エネ打ちを推奨。
演出発生時は当然ですが打ち出しを停止してください。
釘のポイント
釘はヘソの重要度が増しています。
先述の通り、戻しが3個になっているからですね。
甘いゲージではないので、ヘソのサイズは結構必要になります。
逆に左の普通入賞口はMAXに比べると多少は締まっていても目をつぶることが可能です。
右の普通入賞口、特に5個戻しの部分は要チェック。
電サポ中の玉減りだけでなく、出玉にも影響を与えるからですね。
無調整なら問題ありませんが、10発以上打って1発も入賞しないようだと要注意。
釘の見方に関しては基本をまとめた記事があるので、こちらを参照してください。
釘を見る際は盤面に向かって頭突きするようなダサい見方は止めましょう。
店にもマークされますし、実力が足りていないことを自分でアピールしているようなものですから。
まとめ
超電磁砲も稼働が良いみたいですし、すっかり藤商事の看板になった『とある』シリーズ。
「コンテンツは好きだけどMAXは打てない」
そんな人には特におすすめになるでしょう。
スペック自体も悪くありませんし、天井保険をかけつつ立ち回れば良いかも知れません。
ただ、一撃性はそれほど高くないので、基本に忠実に。
しっかりと回る台を長時間打って結果を出すタイプであることは頭に置いておきましょう。
その意味でも、コンテンツが好きな人により向いているんでしょうね。
コンテンツに興味がない私は厳しいかな。