フィーバークイーン2のボーダーや、止め打ち・捻り打ちを徹底解説

パチンコ
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「Pフィーバー クイーン2」が、10月5日から導入、稼働開始しております。

この記事ではクイーン2の基本スペックや技術介入、立ち回りのポイントなどを網羅的に解説していきます。

消化効率の良さで海に勝るとも劣らないクイーンシリーズ。
今回はスペック面で、もしかすると海より狙い目になる可能性も十分にあります。

打ってみた感触は悪くない。
むしろ状況があれば積極的に狙って良いと感じました。

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クイーン2 基本スペック

クイーン2は「ショートST+時短」のシンプルなスペックです

これまでのクイーンシリーズ(当然、初代などは除く)同様、難しい部分の無い、誰にでも分かりやすい作りになっています。

確率 賞球数など

通常時:1/99.9
確変中:1/12.0

確変突入率は100%で、8回転までのSTです。
この辺りも従来通り。

ヘソの戻しは3個、電チューが2個。
普通入賞口が4個、アタッカーが13個。

1ラウンドは8カウントです。

大当たり割合はヘソ・電チューともに共通。

ラウンド数(R) 割合 実質出玉
10R(ST8+時短92回) 13% 約960個
4R(ST8+時短92回) 3% 約384個
4R(ST8+時短32回) 84% 約384個

となっております。

STでの連荘率が約50%。

時短32の場合はトータル約64%。
時短92の場合はトータル約80%。

今まで通り、安定感もありながらツボにハマった時は海よりも跳ねる可能性アリ。

大当たり確率や、ラウンド割合などは全てメーカー発表のもの。

メーカーのHPでは、もっと綺麗にまとめてありますし、ゲームフローや演出などに関しても画像で説明してあるので、一度覗いてみては?

Pフィーバー クイーン2の公式ページへ

好調台・不調台の見分け方は?

クイーンシリーズにおいては、ドラム部分が他機種で言う液晶演出に当たるわけですが、当然これに好不調を示唆する要素はありません。

クイーンのドラムの出目を熱心にメモしている爺さんが居ますが、何がしたいのやら。
まぁ、楽しみ方は個人の自由ですが。

パチンコの液晶演出の仕組みについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。

パチンコの演出 無意味なものになぜ莫大な金を掛けるのか?
パチンコの液晶演出がなぜ無意味と言えるのか? その理由と演出の仕組みなんかをザックリと解説。 現状ではその費用対効果の悪さがとんでもないことになっているパチンコの液晶演出。 百害あって一利なしのムダに対して元プロで開発がぬるっと斬り込みます。

設定はあるの?

クイーン2はP機ですが、設定は非搭載です。

そのため設定示唆演出などもありません。

クイーン2 天井時短(遊タイム)

クイーン2は天井時短を搭載しています。

発動条件は「通常確率を292回転消化」。
その後、100回の時短が付きます。

時短100回での理論的な大当たり発生確率は約63%。

甘仕置人みたいに、ほぼ引ける。
って感じの天井時短ではなく、あくまでも1つの救済措置。

オマケとして捉えるぐらいで丁度良いでしょう。
この辺は真花月2と似た感じですね。

甘仕置人の様に、天井まで数回転で当たって

「やれやれ」

となることもなく、当たりをいつでも素直に喜べる作りは良いと思います。
ただ、出来れば200回転ぐらいは欲しかったですね。

クイーンで500ぐらいは結構ハマった記憶があるので。

とは言え、天井は狙えるなら狙って損はありませんし、100回転は基本的に追加投資ナシで回せるってのは単純に良いことです。

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フィーバークイーン2 ボーダーライン

打ち方は完全なる適当打ちと、ガッツリ技術介入を考えて分けています。

あくまでも現状の仮定ボーダーです。

初心者レベル

・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中も打ちっ放し
上級レベル

・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中の玉減らしを抑えられる
・オーバー入賞を狙える

技術介入が可能。
むしろ技術介入で大きく適当打ちとの差が広がります。

電サポ中の節約、調整次第では玉増やし。
オーバー入賞の効果は今までで一番。

・・・2個前は賞球13だったっけ?
そうであっても、歴代最高峰に変わりないですけど。

初心者レベルのボーダー

4.0円交換:19個
3.6円交換:20個
3.3円交換:21個
3.0円交換:22個
2.5円交換:23個

上級レベルのボーダー

4.0円交換:17.5個
3.6円交換:18.5個
3.3円交換:19.5個
3.0円交換:20.5個
2.5円交換:21個

あくまでも目安。

打ってみて、電サポ中が結構厳しい印象を受けたので、ボーダーを少々改定しました。

それでも十分に甘いスペックと言えますね。
シリーズで一番の甘さではないかと。

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クイーン2 勝ちに近づくためのポイント

ここから先では、クイーン2で勝ちに近づくためのポイントを解説。

・釘のポイント
・技術介入ポイント

これらに関して書いていきます。

釘のポイント

クイーン2は天釘狙いでワープを抜くストロークが基本になります。

ですが、天釘付近にあるワープは正直抜けにくい形になっているので、ワープを抜くことに固執する必要はありません。

場合によってはチョロ打ちの方が回ったり、スルーを抜けやすいこともあるので、その辺りは釘調整に合わせてください。

アタッカー周辺

クイーン2 釘 アタッカー周辺

昔ながらの形状です。
アタッカーはサイズが大きいので、マイナス調整でもストレスを感じることは少ないでしょう。

ですが、マイナスだとオーバー入賞に影響があるので、基本は無調整かどうかを確認してください。

電チューもいつも通りベロです。
図にある様に、釘は左右で4本しかありませんが、ここのマイナスが与える影響は甚大。

ここもマイナス調整なら避ける方が無難です。

寄り周辺

クイーン2 釘 寄り周辺

だいぶとゴチャついていますが、それだけ見るポイントが多いんです。
裏を返せば、他人との差が付けやすいわけですが。

さて、赤矢印がマイナス調整なのですが、今回は黒矢印も作ってみました。

黒矢印の1本釘は相当に重要です。
ここのマイナス次第でボーダーが1~2個変わる可能性もあります。

特に上級者、オーバー入賞を狙う場合なんかは絶対にチェックしてください。

黒の四角は普通入賞口ですが、ゲージ的に絡む頻度が高く、賞球も少なくないので結構な影響力を持っています。

気付きにくい、見落とし勝ちな部分でもあるので、平気な顔してマイナス調整をしてくるホールも少なくないと思いますよ。

スルー

クイーン2 釘 スルー

クイーン2で絶対にチェックを忘れてはダメなのがスルーです。
ヘソと同等に重要だと考えてください。

なぜ重要かは技術介入ポイントの部分で解説しますが、スルーが少しでもマイナスならボーダーを1~2個上げて考えても良いぐらいです。

ブン回るなら別ですが、普通の調整レベルでスルーマイナスなら打たない選択もあり。

見方は釘読みの基本中の基本パターンなので、全く難しくありません。

技術介入ポイント

技術介入は「止め打ち」「オーバー入賞」の2本柱。
キッチリ行うのと、適当打ちでは大きな差が生まれるので、腕の見せ所ですよ。

止め打ち

クイーン2の止め打ちは非常に難しいです。
理由は「小デジの抽選当選確率が50%ぐらいしかない」から。

これは天井付きで、電チューなりその周辺に2個以上の戻しがある機種の宿命とも言えます。

仕置人は難しくない止め打ちで、2個戻しのポケットがマイナスでなければ現状維持は比較的簡単でした。

が、クイーン2は現状維持すら難しい人がほとんどだと思います。
私も少し減りましたからね。

当然、各釘調整次第の部分もありますが、システム的に困難。
なので、ボーダーを上げたわけです。

セグ群の左から3(4だっけ)番目の四角形になったランプ。
そこが小デジの抽選結果表示部分です。

4つの内の右下がハズレ。
それ以外なら当選で、電チュー開放です。

ここを見ていると分かると思いますが、右下が頻繁に点灯しているはず。

つまり、今までの2倍ぐらいスルーを抜けないと、確実に小デジが枯れて玉減りを起こす。

ということです。

しかも、玉が電チューに届くまでにバラツキが大きく、タイミングを一定に揃えることが非常に難しい。

今までの様に、ほぼ確実に小デジが当選してくれれば増やせたり、現状維持は簡単だったんですがね。

前置きが長くなりましたが、出来る技術介入としては

「とにかく打ち出し個数を減らす」

これに尽きます。

出来れば電サポ中は1~3個打ちを繰り返して、どうにかやり繰りするぐらいがベストです。

ただ、これはスルーが1~2個に1個は必ず抜ける場合。

小デジの当選率が悪いからこそ、安定した電チュー開放を望むには、より多くの玉をスルーに通す必要があるわけです。

だからスルーの釘がメチャクチャ大事。
と言っていたわけですね。

オーバー入賞

今までのシリーズ同様、適当に打っても結構な頻度でオーバー入賞します。

ですが、ラウンド間もそこそこ長いので、打ちっ放しってのは良くありません。

基本的には海シリーズ同様。
天釘で左右に振って、オーバー入賞を狙います。

カウントが8カウントなので、とりあえず7発まで入賞させる。
次の1発を右に強め、天釘付近から右に流すぐらいがベターです。

右に1発流したら、左チョロ打ちで2発。
これで2個のオーバー入賞を狙えますよ。

流石に毎回確実に2個のオーバー入賞を成功させることは難しいですが、1ラウンド平均1.5個のオーバー入賞が見込めれば、ボーダーはかなり変わります。

今回は賞球が13個と大きいので積極的に狙っていきましょう。

もの凄いザックリ計算で、1日打って50回の当たりを引いたとします。
当たりの比率もザックリ割合通りぐらい。

すると236ラウンド消化。
その半分なので118ラウンド。

1個のオーバー入賞を118ラウンドで行うと、1,416個。

等価なら約5,600円の差が生まれますね。
これをどう捉えるかはアナタ次第です。

天井時短を視野に入れた立ち回り

クイーン2に関しては天井時短は本当のオマケと捉えた方が良いでしょう。

当然、釘の状況が同じなら、少しでも天井に近い台を選んだ方が勝てます。
ですが、天井を積極的に狙う価値はありません。

「そんなものもあったね」

ぐらいの感覚で、上記の釘のポイントを重視して立ち回ってください。

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まとめ

2020年10月5日は、真・牙狼、エヴァ決戦、戦国乙女6。
ネームバリューのある機種が導入されます。

なので、そちらに目を奪われ勝ちかも知れませんが、個人的にはこのクイーン2が一番の注目機種です。

先述の通り、スペック面でも非常に優れており、上記の3機種より勝っています。

時間効率も良いですし、ラウンド割合に泣かされることも少ない。
つまりは安定感も高い。

さらに、技術介入で甘いスペックをさらに甘く出来ますし、打つ人のメイン層が高めなので、天井狙いの機会も最初は多い可能性がある。

甘仕置人がおすすめの甘デジ筆頭であることは間違いないですが、クイーン2も同等、もしかすればそれ以上かも知れません。

技術介入に関しては今までのクイーンと一緒で問題ないでしょう。

とにかく、アナタの通うホールに導入があれば必ずチェックしておきましょう。

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