「仮面ライダー轟音 ライトver」が2021年6月14日から稼働開始です。
この記事ではライダー轟音 甘の基本スペックやボーダー。
釘のポイント考察なんかを中心に解説していきます。
最近の新台は私の行く店に導入されないことも多いので、基本スペック以外は予想も込みでの話になりますので、そこはご了承ください。
ライダー轟音 甘 基本スペック
ライダー轟音 甘は「ロング時短orST」って感じ。
少々変わった感じですが、難しくはありません。
通常時確率 | 1/99.9 |
確変時確率 | 1/64.8 |
大当たり割合はヘソの場合
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
3R通常+時短120回 | 75% | 約270個 |
5R通常+時短120回 | 20% | 約450個 |
10R確変+時短120回 | 5% | 約900個 |
はい、ちょっと特殊ですね。
通常時はヘソ5%の10R以外は通常当たり。
要するに、
「1/99.9 を、120回の時短で当てましょう」
って話になります。
で、この場合の当たり期待度は約70%。
言い換えれば、「当たれば100%で継続期待度70%のSTになる」って認識でOKです。
ほんで、この右打ち120回の間は、以下の割合で当たりが存在します。
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
3R通常+時短120回 | 75% | 約270個 |
5R通常+時短120回 | 20% | 約450個 |
10R確変(ST120回) | 5% | 約900個 |
基本的にはヘソでの当たりと変わりませんが、10R確変を引いた場合に注目。
以降はST120回だけになり、その後の時短120回はなくなります。
と聞くと、なんか損した感じになりますが、当然そんなわきゃない。
この5%の当たりを引くと、それ以降はいわゆる電チューが作動し、大当たり割合が以下の様に変化します。
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R確変(ST120回) | 75% | 約900個 |
3R確変(ST120回) | 20% | 約270個 |
はい、10Rの比率がグッと上昇。
さらに、この場合は確変状態なので1/99.9ではなく1/64.8。
この場合の継続期待度は約85%に上がります。
ここでちょいと注意点。
5%を引いてからの「強チャッカー」ですが、これは仕組み的に「小当たりラッシュ」と同じ感じです。
小当たりが付くわけじゃありませんが、いわゆる残り保留の消化にメチャクチャ時間が掛かる。
なので、ST終了回転数ピッタリに入賞個数を調整し、強チャッカーの保留を残さない方が賢明です。
もし、ST抜け即ヤメをするなら、この残り4個に当たりがあった場合に丸々損をする羽目になりますよ。
各種賞球は以下
入賞口 | 賞球数 |
ヘソ | 1個 |
電チュー | 1個 |
普通入賞口 | 2 or 6個 |
アタッカー(10カウント) | 10個 |
普通入賞口の賞球個数はおそらくです。
もしかすると全然違うかも知れませんが、ご容赦ください。
メーカーのHPでは、ゲームフローや演出などに関しても画像で説明してあるので、一度覗いてみては?
ライダー轟音 甘 天井時短(遊タイム)
ライダー轟音 甘は遊タイム搭載です。
通常確率を299回転消化で、370回の時短に突入。
この場合の当たり割合はヘソと同じ。
299は少々深めですが、基本的に120回の時短がメインなので、そこから打てば天井までは179回。
そう考えると比較的甘めな天井であると言えますね。
ライダー轟音 甘 のボーダー
打ち方は完全なる適当打ちと、多少の技術介入を考えて分けています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中に打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中は可能な限り節約打ち
シミュレーション条件
・8時間は打つ(等価は関係なし)
・持ち玉比率は50%
捻り打ちは賞球10個なので無理にやる必要もありません。
それでなくともオーバー入賞はそこそこしますからね。
MAXのライダー轟音同様、右打ち中の節約打ちで差が生まれると思います。
初心者レベルのボーダー
3.6円交換:18.5個
3.3円交換:20個
3.0円交換:22個
2.5円交換:26.5個
上級レベルのボーダー
3.6円交換:17個
3.3円交換:18個
3.0円交換:20個
2.5円交換:24個
各種の釘は無調整であると仮定して算出。
ボーダーだけ見るとライダー轟音 甘は激アマ。
に見えるかも知れませんが、ヘソ1個戻しなのでそこまで甘くはありません。
またこの数値だけ見て
「ライダー轟音 甘は激アマでおすすめです!」
みたいなアホサイトとかYouTuberが出るのかしら。
1個戻しでこのぐらいってのは、旧基準の1個戻しと同じぐらい。
ヤマトやマクロスフロンティア2とかですね。
まぁ、それにしても甘めっちゃ甘めになります。
実質天井時短との兼ね合いもあるので、180回でほぼ当たる。
しかも最低継続期待度70%ですし。
出玉は少ないので、5%が引けてそこである程度の連荘をして、10Rの方を比率通りぐらいは引っ張ってこないと、まとまった出玉にはなりにくいですが。
その代わりにリスクが低いって感じ。
技術介入と釘のポイント
基本的に見るべきポイントはMAXと一緒。
ですが、強チャッカーの部分は必ずチェックが必要です。
基本的に、ここをマイナスにする調整はあまり考えられませんけど、やる店はなんでもやるので、絶対にチェック。
とはいえ、そんな店はそもそも回らないでしょうから、用がないんですけど。
難しい形ではないので、釘読みの基本に則って見ればOKです。
まとめ
ライダー轟音 甘は遊びやすい機種だと思います。
あくまでもスペック面だけの話で、釘は別問題ですが。
先述の通り、どこで当たっても最低継続期待度70%のST(みたいな)状態になる。
さらに基本は時短120回なので、天井までが179回で済む。
基本の出玉は少ないので、コツコツと当ててチャンスを待つ。
どっかで5%を引いたら、そこの85%ループで頑張る。
そこの伸び次第でその日の勝ち負けが決まるって感じですかね。
1個戻しとはいえ、最近の他の1個戻しよりは甘めで、変な所を引かれたら爆発力もある。
なので、正直ホールでの扱いは厳しいものになるでしょう。
とは言え、ハイエナもしやすいので、ライダー轟音 甘を立ち回りに組み込むのは悪くないと思いますよ。