有利区間3,000ゲームでパチスロに明るい未来?バカ言うな

コラム
この記事は約4分で読めます。

単なる私の勝手な考えなので、読んでもクソの役にも立たないと思います。
それでも読んでくれる優しい人は続きをどうぞ。

さて、記事のテーマはタイトルの通り。
「有利区間が3,000ゲームに伸びまっせ。こりゃ、パチスロも盛り上がるんじゃない?」

という考えに対しての意見です。

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有利区間は問題じゃない

Twitterや、他の記事でも時々書いてますけど、6号機における問題は有利区間1,500ゲームかどうかって話じゃありません。

「そう、やっぱり問題は2,400枚上限だろ」

これも半分正解で半分間違い。
上限も大した問題じゃありません。

一番の問題は「保通協における型式試験時の区間出玉制限」です。
言い方は正式には違うかも。

要は「○○ゲーム遊技した時に、出玉の下限はこの出率以内。上限はこの出率以内」って決められてるやつです。

これが一番の問題。
なんで有利区間や上限2,400枚よりコイツが悪なのか。

これをなんとなく説明してみましょう。
間違ってる可能性も大いにあるので、暇つぶしで読んでね。

例を考えてみよう

単純な話で、上限2,400枚が80%ループ。
そんな機械だったら、正直有利区間とか問題になりませんよね。

6号機の規定なら、純増10枚とかも可能なので、5号機より断然良い。
凱旋やハーデスなんて鼻くそです。

純増10枚で、1回の初当たりでMAX2,400枚。
で2,400枚獲得したら完走で、有利区間を一旦切ります。

ほんで、そこから引き戻しゾーンに入って、ここの戻し率が80%。

みたいな機種なら、実質的に有利区間も上限枚数もあってないようなもん。
有利区間と出玉上限だけなら、こんなもんは問題にならないわけです。

で、これが不可能な理由が先述の出玉試験の上限。
これに引っかかるからこんな性能の機種は絶対に作れない。

つまり、有利区間が10,000ゲームになっても、上限2,400枚が撤廃されても大した意味を成さないって話。

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ただ昔に戻る、もしくは悪くなるだけ

ということで、有利区間が3,000ゲームになってもダメです。
パチスロが復活するためには、出玉試験の上限・下限の数値が変わらないと無理。

追記:有利区間3,000で最初に導入されるのは「うしおととら」らしい。

有利区間3,000ゲームの最初の機種はマジハロのようです。
で、人気だった5をベースに作っているらしい。

そもそもマジハロ5も2,400枚はなかなか一撃じゃ出ませんでした。

が、それでもたまに色んな要因が重なって「どこまで続くんだろ?」と思うほどにARTをストックする場合もありましたよね。

出る速度は遅かったですが、この「どこまで行くねん感」が魅力の1つだったのでは。

当然、このどこまで行くねん感はありません。
だって3,000ゲーム消化、もしくは2,400枚出たら終わるもん。

「有利区間3,000ゲームだから、ボーナス+ARTタイプの復活だ!」

とか言ってる人もいますけど、これもどうかと。

ボーナス確率を上げると、短期出玉の部分で引っかかります。
だから6号機ボーナスタイプは軒並み苦戦してるわけでして。

ボーナス確率をある程度の水準にするなら、ARTの純増を0.5枚とかにする必要があるでしょう。
これってARTじゃなくてRT。

5号機初期の増えないRT+ボーナスタイプ。
しかもボーナスの獲得枚数も少ないって機種しか出せないと思うんです。

ARTの枚数を新鬼武者とか初代エウレカとかの1.5枚ぐらいにする。
すると今度はボーナス確率が格段に下がるか、枚数が100枚とかになる。

100枚とか、良くて150枚しか取れないのに「ビッグボーナス!!」って言われる切なさ。

まぁ、まど2とかも似たようなもんなので、あれが大丈夫な人は大丈夫でしょうけど。

そう、まど2とかの感じで、上乗せや獲得枚数に上限がある。
そんな仕上がりになると思います。

大好きだった新鬼もこれぐらいの出玉速度でしたが、どこまで行くか分からないから、あのスピードで我慢できたのが現実。

まして、せっかく出玉速度が速くなったにも関わらず、またこの辺りの速度に戻されたらダレると思うんですよね。

まぁ、魅せ方がかなり大事になるでしょう。
どうあれ、かったるくて打ってられないって感じる人もいると思います。

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まとめ

なんの話やねん。
って感じでしたが、要は有利区間が3,000ゲームになってもダメなもんはダメですよって話。

まぁ、6号機がダメなのは多くの機種が設定6で初めて勝負になる。
それ以外の設定じゃ手も足も出ない。

みたいな仕上がりになってるからだと思いますけど。
これは先述の下限の部分が影響してるので、6.1から多少はマシになりましたが。

メーカーは色んなことを考えてくると思います。
魅せ方含めて色々と。

でも所詮は付け焼刃と言うか、化けの皮はすぐに剥がれるわけでして。

根本の問題である出玉試験の上限と下限。
これが解決されない限り、結局は出ない台しか作れません。

徐々に緩めていく気配は感じますが、それが功を奏するまでパチンコ業界が持てば良いですね。

…もう手遅れな気もしますけど。

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