いつにも増して、クソの役にも立たないコラムでござい。
タイトルの通り、羽根モノ復活しないかな。
という希望と共に、それは無理だよねって現実的な話を書き散らかします。
パチ・スロで勝つための情報が欲しいなら、スグに他の記事に行ってくださいな。
他のサイトには行かないでね。
当時の記憶を探りながら、かつネットで調べたりしないので、機種名とか色々とオカシイかもですが、まぁお気になさらずに。
私と羽根モノ
私がパチンコを始めた頃にあった羽根モノは
・初代レレレ
・仮面ライダー
・アクアマーメイド
・サルカニ合戦(チョッキモンだっけか)
・マジカぺ
他にも色々とあった気もしますが、みなし機も多かったし良く覚えてません。
特に私の周りでは初代レレレが全盛だったので、私も羽根モノ打つならこればっかり打ってた記憶があります。
・・・当時は純真なお子様だったので、ドツキとかしてませんよ。
今でも本当に面白かったと思うし、普通に1日楽しみながら打てるでしょう。
勝ってたか?
と聞かれると多分勝ってないんですよね。
だって羽根モノって釘読みがかなりシビアかつ収支に直結しますし、ストローク1つで変わったりと技術介入面も玄人のものでしたから。
昨日今日パチンコ始めた若輩が、おいそれと勝てる様にはなってなかったんですよね。
ただ、それでも面白かった。
羽根モノの魅力
やっぱり、羽根モノの一番の魅力は
「圧倒的リアル感」
じゃないでしょうかね。
いわゆるデジパチは完全なる事後報告。
例えば内部乱数で当たりと処理される数字が「3」であった場合。
「65535」の数字を拾っていた時でも、それが液晶演出で激熱を出すことになっていれば、画面上では盛大に演出が起こっているわけです。
実際は大ハズレ。
羽根モノので言えば、役物内に玉が入ってないにも関わらず、盛大に騒いでいるのと同じ。
という内部処理を知ってから、デジパチは1mmも面白くない時期が続きました。
今ではある程度割り切って付き合ってますけど。
大人の付き合い。
で、羽根モノの場合は全然違いますよね。
だって最後の瞬間まで当たりハズレが決まってないんですから。
ラウンド数はあらかじめ決まっている場合が多かったですけど。
リアルに熱くなれるし、リアルに惜しいが存在する。
極端な話、デジパチの場合は家でアプリやって、それの結果でお金が動けばOK。
ですが、羽根モノの場合はやはりホールでリアルに。
物理的な玉の動きが生み出す芸術的なゲーム性が面白いわけで。
アナログゆえ、アナログでなければ出来ない面白さ。
それこそが羽根モノの魅力だと思ってやまない今日この頃。
天龍や天下一閃も好きだけど、一発台はその頻度が少なすぎて、個人的にはどうしても間延びしてしまう印象。
それでもデジパチよりは圧倒的に面白いですけどね。
羽根モノの隆盛はもう来ない
釘師は絶滅危惧種(てかもうほぼ居ないのでは?)です。
羽根モノは役物のクセ(寝かせ含む)も影響しますが、やはり釘が重要。
その重要性はデジパチの比ではありませんよね。
だからこそ、熟練した釘師でなければ、上手く客を付ける調整ってのは出来ないわけで。
釘の調整が上手くできる人が居ない。
加えて、釘の調整に対しての風当たりが強くなった昨今。
ゲーム性の肝が死んでいるわけですから、どうしようもないですよね。
加えて、ゴトが常に付きまとうのが羽根モノの宿命。
こうしたゴトの被害を生む機種は、当然ホールから嫌われますから導入を見送ることも多い。
つまり、メーカーとしては作っても売れにくい。
しかも、機械代の単価も安いから売り上げにも繋がりにくい。
メーカー、ホール双方において、羽根モノは難しいわけです。
デジパチの方が圧倒的に簡単に利益を取れるなら、そちらに力を入れるのは必然。
パチンコの本質であると思いますが、時代にそぐわない。
お金儲けのツールとして、あまり重宝されないってことですね。
こうした面から考えても、これから先に羽根モノが再び隆盛を極める可能性は0に近いと思います。
まとめ
パチンコの面白さ。
パチンコならではの醍醐味は羽根モノが一番味わえると思います。
まぁ、パチンコも根底の部分から考え方が変わり、正村氏の理念はとっくの昔に消え失せてしまっているわけですから、仕方のないことかも知れません。
ワンボックスや30台以上。
ズラッと羽根モノが並んでいる光景ってのは、二度と見ることはないでしょう。
一抹の寂しさを感じると共に、パチンコが圧倒的に金儲けの道具としてしか扱われていない現状を少々憂いながら、それでももう少し羽根モノが増えればな。
と思う今日この頃。