現行MAXタイプがそこそこ人気だったギアス。
そんなギアスの良さを残しつつ遊びやすくなった『P コードギアス反逆のルルーシュ Light』。
長いので記事内では『ギアス甘』で統一。
この記事ではギアス甘のボーダーや釘・技術介入ポイントなどを網羅的に解説します。
ギアス甘 基本スペック
ギアス甘は「1種2種混合タイプ」。
MAXタイプと変わらないシステムです。
大当たり確率
通常時確率 | 1/89.9 |
ST中確率 | 1/8.4 |
STはあくまでも便宜上。
で、この1/8.4は小当たりと大当たりの合算値です。
大当たり割合
ラウンド割合はヘソと電チューで異なり、以下の感じ。
ヘソでの当たり
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
6R+時短200回+残保留4個 | 2% | 約240個 |
6R+時短1回+残保留4個 | 73% | 約240個 |
4R+時短200回+残保留4個 | 5% | 約160個 |
4R時短なし | 20% | 約160個 |
電チューが以下の感じ
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R+時短200回+残保留4個 | 2% | 約600個 |
10R+時短13回+残保留4個 | 8% | 約600個 |
7R+時短13回+残保留4個 | 6% | 約300個 |
4R+時短13回+残保留4個 | 9% | 約240個 |
4R+時短13回+残保留4個 | 75% | 約180個 |
下でも説明していますが、同じラウンドでもヘソと電チュー当たりの場合は出玉数が違います。
これはV入賞を兼ねているアタッカーの戻しが7個だから。
まぁ、そんなに気にする必要もないかと。
ST突入期待度・継続期待度
ST突入期待度は約41%。
ですが、これに天井からの直突入があるので実際は43%ぐらい。
継続期待度は約89%。
これは時短200回=次回ほぼ確定込みの数値。
純粋に13回転+残保留4個の期待度は約88%になります。
各種賞球
各種賞球は以下
入賞口 | 賞球数 |
ヘソ | 3個 |
電チュー(普電作動口も) | 1個 |
普通入賞口 | 4個 |
アタッカー(10カウント) | 5・7個 |
普電作動口ってのは、右打ちの時に最終的に玉が入る場所ですね。
ギアス甘はここに入賞して、電チューが作動するタイプ。
スルーではなくポケット型で、ここの入賞でも戻しが1個あります。
アタッカーはアナタから見て右側(最初に玉が入る方)が5個。
もう1つがV入賞を兼ねた7個戻しになっています。
P コードギアス反逆のルルーシュ Light 公式ページはこちら
天井遊タイム
ギアス甘は天井時短を搭載。
通常時(大当たり間)を225回転消化で、時短200回+残保留4個状態に突入します。
まぁ、普通に考えて当たりが1個は確約されると思ってOK。
他の機種と異なり、天井=当たり+ラッシュ確定なので恩恵は強めです。
ギアス甘 ボーダー
打ち方の比較は初心者の人と、ある程度のレベルの人。
その違いの大きな部分として以下の点を基準にしています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中に打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中は可能な限り節約打ち
シミュレーション条件
・8時間は打つ(等価は関係なし)
・持ち玉比率は50%
また、出玉に関しては上記のスペック表よりも少し多くして計算しています。
これは実際に打ってみれば分かることですが、このギアス甘は打ちっ放しでも右の釘調整が無調整なら2~3割のオーバー入賞が期待できるからです。
なので、メーカー発表の机上出玉数で計算したボーダーより少し甘くなります。
初心者レベルのボーダー
3.6円交換:19個
3.3円交換:20個
3.0円交換:21個
2.5円交換:23個
上級レベルのボーダー
3.6円交換:18個
3.3円交換:19個
3.0円交換:20個
2.5円交換:21.5個
ザックリと計算するとこんな感じだと思います。
オーバー入賞も大事ですが、細かく止めることでムダ玉を防止するか否か。
これがチリツモで結構な差になるかと。
技術介入と釘のポイント
ここからはギアス甘の技術介入や釘のポイントを解説していきます。
あくまでも私のやり方、考え方なので1つの参考程度に。
技術介入
捻りが可能ではありますが、先述の通り打ちっ放しでも結構なオーバー入賞が期待できますから、無理に狙う必要もないでしょう。
戻しも5or7個しかないので、そもそも捻りに自信のある人でなければ時間効率を考えれば打ちっ放しの方が効率が高いはず。
右のゲージはムダ玉が少ない作りにはなっています。
が、釘ではないアウト穴が電チューの上に1ヵ所。
さらにスルーを動かすためのポケットも釘次第で結構こぼれる可能性ありです。
なので、少しでも玉減りのリスクを減らすために打ち出しは最小限に抑えましょう。
節約打ちのポイント
まずはV入賞までの間。
V入賞は右打ちだと指示が出てから1拍置いて打ち出すぐらいでOK。
7個戻しなので必ず10個入賞させるべきですが、打ち過ぎてもムダになるので12~3発打ち出したら止めるぐらいで大丈夫です。
で、V入賞ラウンドから次のラウンド開始までも結構な間が空きます。
なのでここもしっかりと打ち出し停止。
アタッカーが開いてから打ち出しを始めれば十分です。
そこからは規定ラウンド終了まで打ちっ放しでOK。
ギアスラッシュによる即当たりが面白味でもあるので常に電チュー保留4個で遊びたい気持ちも分かりますが、基本的には減った分だけ補充する節約打ちを推奨。
まぁ、釘が極悪じゃなければそこまで減るわけでもないので、即当たりパートは打ちっ放し。
後半パートは節約打ち+演出時は打ち出し停止。
これぐらいのバランスが丁度良いと個人的には思います。
捻り打ちや止め打ちに関する基本は以下の記事を参考にしてください。
釘のポイント
ヘソや寄りなど、いつもの所をチェックするのは当然として。
先述の通り、ステージが使える可能性が高い機種なので、ワープも見ておきましょう。
で、ギアス甘で一番重要なのは「右のこぼしポイント」。
こぼしポイントというか、いわゆるスルーの部分ですね。
オーソドックスな形なので難しくありませんが、釘で調整が可能になっているのでマイナスをされると出玉に影響が出ます。
電チュー上のこぼしポイントはそういう形状なので仕方ありませんが、このポイントまでマイナスにされると玉減りの危険が単純に倍になってしまうことに。
なので必ずチェックしてください。
無調整であれば問題ありません。
ギアス甘は超少出玉を積み重ねるタイプの機種。
なので、こうした細かい部分のチリツモが大きな差になる可能性は十分にありますよ。
釘の見方に関しては基本をまとめた記事があるので、こちらを参照してください。
釘を見る際は盤面に向かって頭突きするようなダサい見方は止めましょう。
店にもマークされますし、実力が足りていないことを自分でアピールしているようなものですから。
まとめ
ヘソ3個戻しで等価ボーダー17程度。
天井も225回転と低く、しかもST直行。
時間効率も悪くないし、非常に遊びやすく勝ちを狙えるスペックです。
当然、店は厳しく扱うことが容易に想像できますが、天井狙い(保険)も掛けつつ狙ってみるのは悪くありません。
天井近くまで連れて行かれて時短なしのゴミ当たりを連発。
みたいなことになれば地獄ですが、まぁ少ないと思います。
一撃5~6,000発ぐらいは十分に射程圏内ですし、個人的に機種としてはおすすめです。
繰り返しですが、結局は店の扱い次第。