「スペックは昔と比べても遜色ないはずなのに、今のパチンコはどうしてこんなに勝てない、勝ちにくいんだろう?」
と思っていませんか?
まぁ、思ってなくても暇なら最後まで読んでください。
なにか新しい発見があったり、違った考え方が生まれるかも知れません。
…生まれない可能性のが高い気もしますけどね。
今のパチンコは勝てない
ちょっと乱暴なことを書くと、今だろうが昔だろうが負けている人はいつだって負け続けているし、勝っている人は今でも勝ち続けています。
ただ、勝っている人は勝ちにくく。
勝ってもトータルの収支が低くなっている。
負けている人は今まで以上にトータルの負け金額が大きくなっている。
この辺は事実です。
少なくとも、勝ち続けている側の話は実体験なので間違いありません。
では、なぜ今のパチンコは昔に比べて勝てないのか?
私の考える理由をいくつか挙げていきます。
ちなみに、昔ってのは20~5年ぐらい前までの話。
それ以前は私もパチンコやってないので。
とにかく回らない
これは多くの人が実感しているのでは?
いわゆるボーダーの台を探すことすら難しくなっていますからね。
ちなみに、以下の記事でも書いていますが、ボーダーの台を打った場合は基本的に私たちの負けです。
ある程度の結果(日当1~2万程度)を残したい場合。
回転率だけで勝負するなら最低でもボーダー+2~3は必要。
そんな台、ここ最近打った記憶がありますか?
「そんなの、いつ行っても打ててる」
なんてな人は相当に恵まれた環境にあります。
まぁ、恐らくいないと思いますけど。
10年ぐらい前で機種を問わないならばボーダー+2~3程度の台はいつでも見つけられていました。
しかも数軒に1台とかじゃないですし、ライバルも多くない状況。
昼ぐらいに行っても余裕で確保できていた記憶があります。
今はどうでしょう?
たかだかボーダー、もしくは+1個あるなしの台を取り合っている状況も見られる惨状です。
技術を排除された
今では「止め打ち」「捻り打ち」は出玉没収の上で退店+出禁。
なんてのが多くのホールで罷り通っています。
以前になんかの記事でも書きましたが、基本的にパチンコ・パチスロが賭博じゃなく遊技であるためには技術介入が必須です。
これは法律で定められていること(変わってたら知らん)。
にも関わらず、その技術介入を咎めることが当たり前になってしまいました。
裏を返せば、技術介入を咎めるホール=賭博開帳罪にあたるんですが。
まぁ、そんな理屈が通らないのがパチンコ屋。
どうあれ、技術介入=悪。
引いてはゴトと同一であるとしているアホ共もいる程ですからね。
そんなホールの思惑に合わせ、メーカーも技術介入がそもそもできない。
もしくは効果の薄い機種しか作らなくなりました。
結果としてパチンコを勝ちやすくするため、本来なら使ってなんら問題のない技術介入という数少ないユーザー側の武器が理不尽に奪われたわけで。
技術介入がバリバリ効いていた頃は、それだけで日当2万ぐらいの効果はありました。
私が特に重宝したのはどれも甘デジ。
- リング
- カイジ
- 蒼天の拳
この辺りは右が生きているだけで楽勝でしたよね。
他の機種においても、電チューの戻しは3or4個が当たり前。
そのためスルーと電チュー周りが生きていればそれだけで勝てました。
今は電チューの戻しは1個が基本。
逆立ちしたって技術介入で出玉を増やすことは不可能になっていますよね。
寂しさを感じると共に、技術介入に関してはそもそも法律どうなってんの?
と思ってしまいます。
一物一価の徹底
これもかなり良くない。
ホールやメーカーではなく、警察の大罪ですね。
一物一価が分からない人は先に以下の記事を読んでください。
この記事でも書いてますが、そもそもパチンコで3円を超える交換率ってのは個人的に成立しないと思っています。
パチンコとパチスロはゲーム性が根本から別物。
それを無理やり同一価値で運営しろってのが土台無理な話。
結局、主流は等価。
もしくは5.5枚の3.5円交換ぐらいになっています。
3.5円や3.8円、等価なんかで客に不満を感じない様に遊ばせることは無理。
パチンコの性質上ね。
これぐらいの高交換率になれば、当然どこかに大きなシワ寄せがいく。
だから全然回らない、電サポ中に玉が減るなんてストレスが生まれることになるわけです。
一物一価をなくし、同一店舗内でもパチンコ・パチスロの交換率が違う。
昔は当たり前だったその営業形態が最適解だったことは火を見るよりも明らか。
にも関わらず、それが改善されないのは結局のところ警察の傲慢。
自分たちが間違っていました、やっぱり昔の方が良かったので戻しますね。
とゴメンナサイができないアホばっかりだからです。
トライ&エラーで結果を変える。
これは無様なことでもなんでもないし、面子が潰れることでもない。
むしろ一般企業においてはこれができないことが問題です。
ですが、政治家や官僚、公僕共はこれができない。
自分たちは下民に頭を下げることはしない。
もしくは、そもそも間違ったという認識すら持てないほどアホなのか。
いずれにしろ、ロクなもんじゃありません。
税金で飯を食わしてもらってる分際でね。
当然、個人個人に焦点を当てればちゃんとしている人も大勢います。
が、あくまでも組織として見れば0点です。
なぜこんなことになったのか?
こうなった経緯は色々ありますし、細かく書くと長くなりすぎますので割愛。
個人的な見解を超ザックリ書くと
「各々が調子に乗った結果ユーザーが離れてお金がなくなった」
こんな感じになります。
回転率にしろ、技術介入にしろ、結局はユーザー側が勝ってしまう要素。
これを容認するには特にホール側に資金(体力)が必要。
が、なんやかんやで今はこれがゴッソリとなくなっている。
だからユーザー側に勝つ隙を与えることがそもそも不可能だし、そんな気も毛頭ないわけです。
各々が調子に乗ったのは事実ですが、諸悪の根源はいつも書くように警察・政治家・官僚などの学歴はあるかも知れないけど救いようのない阿呆ども。
コイツらが許されざる存在であることは代えがたい事実です。
要素が複合し、さらに悪化
ここまでに挙げた要素。
加えて今の爆発力に振り切ったスペックが組み合わさると事態は更に悪化します。
爆発力に特化している。
これはラッシュなどに突入した時の期待獲得出玉が多くなることと同意。
一般的なボーダーはこの期待獲得出玉が重要な要素。
ここが大きくなれば必然的にボーダーラインも下がります。
例えばリゼロなんかは1個戻しで等価ボーダーが約16個。
これで店側が利益を取ろうとすると千円で12~3個とかしか回せない。
それで1/319を打つわけですから、トンデモナイ話です。
それでも爆発力があるせいで店側もおいそれとは釘を開けられない。
金がないし稼働もないのに誤爆されたら困りますからね。
誤爆があった場合でも利益が取れる感じで調整となれば更に渋い調整になるでしょう。
技術介入要素もないので、私たちにできることは0。
やるとすれば祈るぐらいですが、祈るようになったら人間も終わりって話です(by兵藤和尊)。
こんな状況で打ってりゃ、勝てるわけがありません。
私たちが取るべき行動
趣味でやっている人がほとんどでしょうから、スッパリ辞めろとは言いません。
が、パチンコで負けるということは、ここに書いたことを筆頭として、一部のクソ共にアナタが汗水垂らして働いた金を毟られているということです。
税金でアホみたいに毟られているのに、それ以上を自ら進んで献上するのはいかがなものか。
これらのことを最低限の知識として持った上で、それでもパチンコを続けるというなら良いでしょう。
それは個人の自由です。
ですが、そもそも知らずに。
もしくは意識せずにいた人は一旦考えを改めた方が良いと思います。
警察や官僚、政治家。
メーカーにホール。
全ての奴らに、アナタはバカにされているんです。
「ど~せ、どれだけキツク絞ってもジャンキー共はアホ丸出しで打ちにくるさ」
と思われている。
そう思われて悔しくない人は別に良いです。
ただ、それはイヤだと思うなら取るべき選択肢は2つ。
- パチンコなんかスパッと辞める
- 勝つ側に回る
このどちらか。
私たちが負けなければホールは当然潰れます。
ホールが潰れればメーカーも潰れ、関係団体も潰れる。
そうこうすれば官僚や政治家、警察のアホ共にも金が行かなくなります。
繰り返しですが、一度考えてみるのも悪くないのでは?
まとめ
パチンコの生みの親とされる『正村竹一』氏。
今のパチンコ業界の在り方は彼の目にどう映るでしょうね。
皆が楽しめれば良い。
その考えで特許を取らず、人種差別などもしなかった彼。
クドイですが特に警察・政治家・官僚。
この三バカトリオが自らの利益を楽して得ようとした結果が今の惨状を生んでいます。
当然、メーカの罪も重いですが。
なんにしろ、お金と時間を吸い上げるためだけの装置に成り下がっている今のパチンコ・パチスロとの付き合い方を見直すべきだと思います。