最近は大きめのチェーンでパチンコの技術介入などに関して出禁の措置を取ったことが少し話題になりました。
技術介入での注意や出禁は10年弱ぐらい前から増えたように思います。
で、そもそもパチンコの技術介入による出禁という措置は法的に有効で効力を持つものなのか、それに素直に従う必要があるのか?
そんなことを疑問に思った人に向けての内容です。
パチンコの技術介入での出禁は有効か?
賭博法だったかな。
そもそもパチンコが賭博ではなく、遊技として罷り通っているのは「遊技者の技術如何で結果に差が出る」からです。
これは法律で決まっている事。
つまり、技術介入をする、出来るからこそパチンコは遊技だという大義名分が成立するのです。
パチンコでの技術介入を認めず、それを理由に退店や出禁を行うという事は、見方を変えれば「私はこの場所で賭博を行っています」と言っているとも言えます。
そもそも、退店や出禁は完全なるハウスルール。
本来は一切従う必要性のないことです。
法的な効力もありませんし、法律的な観点で話をするなら先述の様にホール側が賭博開帳の罪に問われるべき事案なのです。
しかし出禁や退店は成立する
法律的に考えた場合、技術介入を認めないと賭博を行わせていることを暗に認めることになることは説明しました。
これを言い分として戦えば、本来ホールは口出し出来ません。
しかし、出禁や退店が罷り通るという現実があります。
ホール側の言い分として考えられるのは「建造物侵入」と「窃盗罪」の2つでしょう。
要するに「技術介入=ゴト」として処理をするということです。
技術介入を拡大解釈し、ホールに不利益をもたらすのでゴト行為と認定する。
という、なんともご都合主義で無茶苦茶な言い分です。
ですが、これが通ります。
こうした事に知識がない、そもそも注意されるレベルの技術介入が出来る人が1割に満たないからです。
本当のパチプロは他のユーザーに迷惑をかける行為は極力避けます。
しかし二流三流のポンコツは違います。
1人では出来ないクズ共が軍団になり、集団心理も働いて横暴になる。
1人でも平気で周囲に迷惑をかける行為を行う。
こうした輩が増えたせいでパチプロ=悪という認識が広がり、ますますホールの無茶苦茶な言い分が通りやすい環境を作ってしまっているのです。
まとめ
ハウスルールにより、マナーの悪いクズ共を排除することは大歓迎です。
軍団や徘徊、張り付きなどは技術介入ではなく単純な迷惑行為、業務妨害ですからね。
ですが、それにかこつけて法律的に認められている技術介入を排除するのは間違い。
間違いというよりも、技術介入を認めない=賭博開帳罪。
当然、法律の問題ですから解釈1つの部分も多いですが、この考え方も出来るということです。
打ち手の側としては、法律に基ずくならば「技術介入を行っているから賭博ではない」わけで、逆に言うと「技術介入をしていない人は賭博罪」とも言えるのです。
実際は警察がこの事でホールを摘発はしません。
これをすると三店方式や換金行為そのものにまで問題が波及する可能性があります。
引いては、警察組織そのものが自身の過ちや問題点を糾弾される可能性まであるからです。
ここで書いている知識を基に、技術介入による退店や出禁措置と戦う(ゴネる)ことは可能。
しかし、徒労に終わることが現実です。
法律で定められていても勝手な解釈で好き勝手やるのは、何もこの業界に限ったことではないので、別に構いません。
1つ確かなことは「技術介入を認めないホールは勝てない、勝たせる気が無い」ホールです。
行く価値もないですし、そんなゴミホールはSNSなどで盛大に晒してやりましょう。
繰り返しですが、そういうホールは罪に抵触している可能性があるのですから。
嘘はダメですが、事実をただ事実としてなら問題ないですからね。