この前、パチンコの種類について書いたわけで。
じゃあスロットの種類だって書かないと不公平じゃないか。
との声が上がってくるかも知れないので、今回はスロットの種類についてのお話。
スロットの種類分け
スロットで「Aタイプ」とか「ATタイプ」とか聞いたことありますよね?
これ、どういうことか説明できますか?
説明できるのであれば、この記事はなんの役にも立たないので他の記事を読んでください。
・・・帰らないでね。
説明できない、よく分からん。
という人は確認しておきましょう。
雑誌やメディアでは知っていることが当たり前として話が進みますから、イチイチ教えてはくれないのでね。
また、厳密にいうと違うところや、一緒にすべきではない部分もありますが、あくまでも初心者の人メインで書くのでご了承ください。
間違っているわけではないのでね。
スロットの種類 Aタイプ
A=ボーナスのこと
という表記をよく見るのですが、これは不十分だし根本的には間違っています。
ここで言うボーナスは、ジャグラーやハナハナなどに代表される「目押しをして揃えないと始まらない当たり」のことです。
ゴッドやバジリスクなんかの「ゴッドゲーム」や「バジリスクタイム」なんかは、出玉が増えるのだから認識としてはボーナスですよね。
でも、Aタイプで言うところのボーナスではないです。
だって目押しして何かを揃えなくても勝手に始まるでしょ。
目押しをして揃えないと始まらないボーナスだけで出玉を増やす台のことを「Aタイプ」と呼ぶのです。
余談ですが。
もともとAタイプというのは「JACゲームが3回ある台」のことです。
5号機以前に使われていた言葉なわけです。
JACゲームが2回の台がBタイプ、ちょっと変わり種(ビッグがない)の台がCタイプと呼ばれていました。
初代北斗の拳はCタイプのです。
この定義がそもそもですから、現在のA=ボーナスという考え方は間違っています。
ですので、今のAタイプはAタイプではなく「ボーナスタイプ」と呼ぶのが本当は正しいです。
ですが、最近ではメーカーもA=ボーナスという感じでやっていますから、どうでも良いのでしょうが。
ただ、4号機から打っている人間からすると非常にしっくりこないのです。
なのでこのブログ内では、Aタイプと呼ばずにボーナスタイプと呼びます。
スロットの種類 A+RTタイプ
ボーナスとRTがセットになっているタイプの台です。
RT=リプレイタイムの略
台によってその確率は変わりますが、一定条件を満たすとリプレイの確率が上がりメダルを減らさずに回すことが出来るようになります。
基本的には1ゲームあたり0.5枚程度の増減で推移するので、メダルが増えることもなく現状維持になります。
その現状維持の間にボーナスを引き、出玉をより増やしていくというゲーム性の台ですね。
あくまでも主役は「ボーナス」です。
ハナビやバーサス、クレアの秘宝伝なんかがこのタイプですね。
スロットの種類 ARTタイプ
ART=アシストリプレイタイムの略
RTに「ベルなどの押し順の概念がある役をナビする」機能がついたものをARTと呼びます。
星矢なんかがこのタイプです。
見た目上ボーナスと表示する場面があっても、内部的には本当のボーナスを搭載していない台のことです。
RTでリプレイ確率を上げて現状維持状態にして、ベルなどの押し順をナビして1ゲームあたり1~2枚程度のメダルの増加をさせています。
スロットの種類 A+ARTタイプ
これは今までの複合技。
ボーナスとARTで出玉を増やしていくタイプ。
最近の台(5.9号機は特に)はほとんどがこのタイプ。
スロットの種類 ATタイプ
ATはリプレイの確率は通常時と変わりません。
AT機の中身は、常になんらかの役が成立した状態になっています。
GODなんかも、通常時なにも揃わない時でも内部的には15枚役が成立しています。
しかし、左から押さないとペナルティが課せられますし、出玉を増やすための役は6択の押し順に正解しないと揃いません。
なので、内部的に成立していても基本的には取りこぼすしかない。
見た目上はハズレとなるわけです。
AT機で当たりの条件を満たすと、押し順ナビが出て成立役を取ることが出来るようになります。
加えて、左から押さないとペナルティというのも無くなります。
純増3枚時代の台はみんなAT機です。
バジリスク絆、GOD凱旋、ハーデス、北斗転生などがこれですね。
余談
AT機は揃わないボーナスが常に成立した状態です。
厳密には揃えることは可能ですが、普通に打っていては無理ですし、揃えることになんのメリットもないので。
これは検定試験の穴をつくための仕様です。
まとめ
スロットの種類はざっとこんな感じです。
知らなくても勝ち負けにはま~ったく影響ないですが、話のタネぐらいにはなるかも知れません。
スロットの種類という意味では○号機もあります。
規制が変わり、今までのやり方の台が作れなくなったりした時、業界の節目で変わるものです。
詳しく書くと少々長いし、別に役に立つ話でもないですから割愛。
〇号機の呼び方が変わる=規制が変わったという認識でOKです。
今がまさにそうですね。
5から5.9、そして6号機へと変わっていきます。