設定付きパチンコと釘の関係性。その難しさを痛感中

設定付きパチンコ関連
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パチンコに設定付きが多くなってきましたね。
特に甘デジのカテゴリーでは各社の主力タイトルが軒を連ねてきました。

パチンコは釘を見てれば勝てるか負けるか分かる遊び。
要するに「トータル的に必ず勝てる勝負」でした、少なくとも設定が復活するまでは。

設定が復活したことで困っているのは、何もユーザーだけではありません。
これからを考えて、真面目に商売しているホールもまた困っているようです。

今回はパチンコの設定と釘の関係性なんかを題材に書いていきます。

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パチンコの設定とは?

まぁ、これは今更ですが今の規則では「パチンコの設定搭載が認められています」。

昔もパチンコに設定は搭載されていましたが、規則の改正で不可になっていました。
数年前の規則改正により、パチンコの設定は復活することになったのです。

そもそも、設定って何?
という方は、先に以下のページを読んでもらうと話がスンナリ入ると思います。

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なんでパチンコに設定が必要?

規則の改正に伴い、今までは実質黙認状態だった釘調整による出玉調整に対する風当たりが強くなりました。

大きく釘を弄ることが難しくなると、店側は出したい時に出せず、回収したい時に思うだけの数字を上げることが難しくなります。

つまり売り上げの調整が思うように出来なくなってしまうのです。

で、こうした事態を考えて売り上げ調整を出来るようにパチンコの設定を復活させる運びになったわけですね。

これはこれから先のカジノに対しての実験も兼ねています。

釘は一切弄らず、全てを内部的な機械制御に任せて出玉調整が出来れば便利ですし、風営法や賭博法との兼ね合いも考えているということです。

要するに、パチンコの設定復活は全くもってユーザー側の事を考えておらず、むしろパチンコ本来の在り方を全否定する行為。

ユーザーにとっては百害あって一利なしです。

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パチンコの設定と釘に困惑を覚える

パチンコの設定は、その差が比較的小さい機種が多く、釘調整との兼ね合いが非常に難しいという一面があります。

現状、設定が付いているパチンコを真面目に扱っているホールはこの問題にメンドクサイという感情を持っています。

設定付きパチンコをまともに扱う場合、以下の様なパターンが考えられます。

設定と釘をリンクして調整する

これはそんなに多くない調整方法です。
設定に合わせて釘調整をすということは、設定を搭載していない台と同じですからね。

設定を1で固定して釘を調整する

もう設定なんて存在しないものとして釘を調整するパターンです。
これは結構多いと思います。

設定1のボーダーに合わせて調整すれば、勝てはしないですが回る感はあります。
この調整はむしろ優良ホールです。

基本は設定は1で固定し、釘は設定5~6で調整する場合が多いでしょう。

設定付きパチンコは設定1のボーダーが軒並みかなりキツイですから、これで設定5~6の調整をされると完全に殺されます。

設定と釘を変則的に組み合わせる

これを上手く出来れば、設定付きパチンコのエンターテインメント性は格段にアップします。

見える部分と見えない部分を上手く組み合わせて、ユーザーに色々と思案させる調整が出来るホールは設定付きパチンコの扱いが上手いホールです。

ただ、こうしたホールは遊べるホールであって、勝てるホールにはなりにくい。
管理がしっかりしているので、隙がないのです。

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設定付きパチンコで勝つには?

現状では、設定付きパチンコを打たないという選択肢がベストです。

ただ、これから先どんどん釘が蔑ろになり設定が重視されるようになる可能性を見越して、今の内からユーザーを慣らしておこうと考えているホールもあります。

そんなホールが近くにあれば、設定付きパチンコの方がむしろ勝機はあるでしょう。
しかし、そういうホールは扱いの上手いホールなのでこちらも考えることが多くなります。

目で見て勝てるかどうか分からなければパチンコを打つメリットは皆無です。
スロットを打った方が勝てるでしょう。

設定付きパチンコで勝つためには「設定1である前提で、1のボーダーを満たした台だけを打つ」以外にありません。

設定1のボーダーを満たしていれば、1でもプラマイゼロ。
もし1以外ならどの設定でもプラスになる計算になりますからね。

間違っても設定6を探したり、6であると考えて打つことは止めましょう。
そんな打ち方をすると大負けを食らうことになります。

根本的な遊技方法が違うので、本来パチンコの設定搭載は無理があります。
無理を通して勝てる勝負事はありません。

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現状では、釘は設定5ぐらいで設定は2~4程度という調整が一番多いと思います。

設定示唆演出は、「設定2以上」とか「設定4以上」というものが多いです。
そのため、2や4を使うことで5や6の期待感を維持することが可能になります。

これは最近のスロットでも良く使われる手法です。

そうして期待感を引っ張りながら、釘は警察に文句を言われない程度の調整。
すなわち設定5ぐらいの少々キツイ調整にしておくのがベターなのです。

設定5の釘で設定2を打った場合、ボーダーマイナス2~3程度になるので、1万円ぐらい負ける計算になるでしょう。

当然機種によって大きく変わりますが。

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まとめ

真面目なホールは調整に困っています。
勝とうと思っているパチンコ打ちも困っています。

困っているというよりも、メンドクサイという方が正確かも知れませんが。

パチンコの設定と釘の調整に関するバランスは、まだ正解が出ていないと言えます。

勝つことを考えるなら、設定で試行錯誤しているホールを狙いましょう。
万年釘と一緒で、ダメなホールはずっと設定1で放置しています。

すでに設定付きパチンコの二極化は進んでいます。

時代に順応して、勝てる店を見つけるのも良いですが、そうしたホールが近場にない場合は大人しく設定付きパチンコは打たず、従来機の釘を見て打つ方が良いです。

その方が話も早いですからね。

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