リゼロ スロット。
導入開始は純増8枚という高純増とタイアップ、大都技研の細かい演出部分などで人気を集め、6号機の1つの流れを作りましたね。
とは言え、そのゲーム性と内部数値、低設定域のあまりの厳しさ、増産を機に調子に乗り過ぎた導入台数で供給過多になり、今では最盛期の面影は見る影もありません。
しかし、それでも今のパチスロ界に於いて、導入したリゼロを全て外したり、閑古鳥を鳴かせるわけにもいかないのが現状です。
今回は、そんなリゼロ スロットの基本から勝つために注意するポイントに関して書いていきます。
リゼロ スロットの基本スペック
ここで記載しているリゼロ スロットの基本スペックは、あくまでもメーカー発表のもので、私が独自に解析したものではありません。
また、最近の雑誌やネットメディアは独自に解析などしていない事を先に理解しておきましょう。
リゼロ スロットの概要
リゼロ スロットは6号機。
ゲーム数でチャンスゾーンに当選し、チャンスゾーンをクリア出来れば実質的な当たりであるAT状態に移行します。
ATの純増は8枚、ルパン~イタリアの夢~の9枚を除いて、6号機で最高クラスの純増枚数を誇っています。
また、HEY鏡や猪木などに見られる、「出玉が減るゾーン」が無く、AT突入から終了まで出玉が増加し続ける、いわゆる「ストレートAT」タイプの台です。
チャンスゾーンが「白鯨攻略戦」
ATゲーム数を決めるのが「おねだりアタック」
AT本編が「ゼロからっしゅ」
という名称になっています。
AT消化中は7を狙えカットインから7揃いすると「BIG BONUS」となりますが、演出が変わるだけで、単に20ゲームほどATが上乗せされるだけです。
この時の7は単なるリプレイフラグなので、目押しに失敗したり、わざと揃えなくても内部的に成立していれば勝手にBIG BONUSと表示されて始まります。
エピソードボーナスは50ゲームの上乗せが行われた一部で突入する模様。
リゼロ スロットの出玉率など
各設定ごとの白鯨攻略戦当選確率と、出玉率は以下のようになっているようです。
設定 | 白鯨攻略戦当選率 | 出玉率 |
1 | 523.8 | 97.4 |
2 | 486.6 | 99.0 |
3 | 491.4 | 101.0 |
4 | 402.5 | 103.9 |
5 | 379.8 | 108.0 |
6 | 333.8 | 113.3 |
ま、この辺の数値はあくまでも参考にしましょう。
メーカーやメディアが万一に嘘を付いていて、それで損を被っても誰も保証しませんし、その責任が無いように仕組みが出来ていますからね。
さて、この数値を参考にすると分かりますが、白鯨攻略戦当選確率に結構大きな設定差が見て取れます。
これに後述する「見えない勝率(勝利抽選)」などを加味すると、AT突入確率にかなり大きな差が生まれることは明白です。
リゼロ スロットのベース
リゼロ スロットは千円あたり平均50ゲームほど。
ただ、メイン小役が15枚役なので、回る時は100ゲーム回ったり、回らない時は25ゲームぐらいしか回らなかったりと、かなりのムラが出ます。
リゼロ スロットの天井やゾーン
リゼロ スロットの天井は約777ゲームが最大天井となり、白鯨攻略戦に当選します。
あくまでもチャンスゾーンである白鯨攻略戦に当選するだけなので、ATに突入するわけではありません。
各種モードの特徴は以下の表を参照してください。
モード | 特徴 | 天井 |
モードA | 200、500ゲーム台が当たりやすい | 777ゲーム |
モードB | 100ゲーム毎にゾーン | 555ゲーム |
モードC | 100ゲーム毎にゾーン | 456ゲーム |
引き戻し | 256以内に当選 | 256ゲーム |
天国 | 150以内に当選 | 150ゲーム |
鬼天国 | 256以内に当選+AT確定 | 256ゲーム |
ゾーンを示唆する演出はありますが、ピンポイントでゾーン狙いをするのは難しいと言えます。
止めてはダメな演出として、白鯨攻略戦やAT終了後の「ひざまくらステージ」で、「ラム」が出現した場合。
同様に、温泉やひざまくら、異世界体操終了時などにプッシュボタンを押して出現するカードの種類がSSSRであった場合は300ゲームまでに告知が入る(当たる)ので、追いかけた方が無難です。
リゼロ スロットでゾーン・天井狙いのポイント
現状リゼロ スロットは即ヤメされることが多いです。
この場合は打たないのが基本ですが、カードの種類とリゼロポイントの貯まり具合を確認するために温泉やひざまくら終了まで打ってみるのもアリ。
この時、SSSRのカードが出なければヤメ。
その台のスランプグラフが右肩上がりならSSRでも打ってみる価値はあります。
リゼロポイントが800を超えたり、ゼロからルーレットを獲得した場合は、アイコンの種類によって続行か否かを決めます。
緑以上のアイコンの場合は続行、それ以下なら止めましょう。
1体撃破は個人的には微妙なので、あなたの裁量に任せます。
リゼロが好きなら打っても良いでしょうが、私はリゼロが大っ嫌いなので、基本的に止めたくてしょうがないのです。
白鯨攻略戦のポイント
他のメディアでは細かい数値を載せていますが、そんなもの頭に入れても役に立ちません。
実践で気にするべきは、単純に白鯨攻略戦からATにどれだけ繋がるかだけ。
設定6の場合は、白鯨攻略戦でほとんど負けません。
感覚としては80~90%ぐらいがATに繋がる感じです。
白鯨攻略戦を2~3連続でスルーした場合は、リゼロ スロットの6ではない。
と疑ってかかりましょう。
イベント日などで、かなり強い狙いで打っている場合は別ですが、そうでない場合で6狙いなら撤退を考えても良いレベルです。
設定4~5に関しては難しい部分もあります。
低設定に比べれば勝ちやすいのですが、表示された%よりも優遇されているとは感じることが出来ません。
リゼロ スロットで勝つためのポイント
当たり前ですが、リゼロ スロットにおいても勝ちたいなら設定が入っている状況に身を置く必要があります。
先述のように、リゼロ スロットは設定4~5に関しては見抜くのが難しく、ツモッた場合でも安定性に欠け、勝ちにくい仕様になっています。
リゼロ スロットで勝ちたければ、設定6の1本釣りを目指しましょう。
そのスタンスで台を選び、打っている最中に設定4や5の示唆が出れば打ち続けるという形が望ましいでしょう。
間違っても設定4や5を狙っていくスタイルはオススメしません。
また、他の大都の台に見られる特徴と一緒で、リゼロ スロットの設定6も「直撃AT」が設定6だけ特別優遇、偶数設定・高設定の方が少し優遇されている感じがあります。
白鯨攻略戦を介さない、ATの直撃が何度も見られる台は設定6を疑っても良いでしょう。
また、リゼロ スロットは深くハマるゲーム数を選ぶモードでATに繋がった場合は、おねだりアタックでのゲーム数が多くなりやすい(獲得枚数が多くなりやすい)傾向があります。
設定6はハマりにくいしATに繋がりやすい。
代わりに1回のATで獲得できる初期ゲーム数が少ないので、枚数が伸びにくいという特徴もあります。
3~400ゲーム程度で白鯨攻略戦に当たり、ほとんどATに繋がるけど獲得枚数が少ない。
でもスランプグラフは緩やかに安定的に右肩上がりに上がっていく。
これがリゼロ スロットの設定6の特徴です。
必ずしもそうではないですが、リゼロ スロットの設定6は90%程度は緩やかで着実な右肩上がりのグラフになります。
そうした台がしっかりと見受けられるホールであれば、リゼロ スロットを打つための店の選択肢として候補に入れて良いと思います。
リゼロ スロットの有利区間
リゼロ スロットは有利区間のリセット時にコンビニを経由しますが、逆にコンビニを経由しない場合は有利区間がリセットされません。
リゼロ スロットは純増8枚で完走可能なATなので、約300ゲームあれば完走できる計算になります。
6号機の有利区間は1500ゲームが上限なので、約1200ゲームを通常時の消化に回すことが可能です。
つまり、前回の当たりが700ゲームを超えていてコンビニを経由しなかった場合は、ほぼ500ゲーム以内に白鯨攻略戦に当選するということになります。
設定6は白鯨攻略戦間でハマる事が少ないので、自然とコンビニを経由する機会が少なくなるわけです。
これだけで決めるのは良くないですが、リゼロ スロットは高設定になるほどコンビニを経由しないことが増えるという事は覚えておきましょう。
ですが、ATが上乗せなどで長く続いた場合などはサンプルから除外しても良いかもしれません。
ブレが生まれやすい要素でもあるので、あくまでも設定推測の1つの指針として活用してください。
まとめ
他にも細かい設定差はありますが、正直知らなくても問題ありません。
繰り返しになりますが、リゼロ スロットの設定6はノーマルタイプの設定6、それ以上に安定感のある緩やかな右肩上がりで出玉が推移していく特徴が強いです。
その挙動の違いは見ていれば分かりますし、閉店時にスランプグラフを見るだけでも十分に判別することが可能。
小難しいだけで、覚えても大して役に立たない数値や、演出の法則なんて覚えるだけムダなのでヤメましょうね。
リゼロ スロットに設定6が入っている店を見つける。
どんな時に、どの場所に設定が入りやすいかをデータを取って探る。
リゼロ スロットで勝ちたければココにだけ注視しておけば十分です。
設定6の安定感、設定4~5での勝率などを考えると、リゼロ スロットよりも「北斗 天昇」の方がオススメです。
リゼロ スロットと違い、AT中の目押しが必要ないので北斗の方が打っている年齢層が高くなりやすく、ライトユーザーも多め。
ゲーム性は似ていますが、あらゆる面でリゼロ スロットよりも北斗の方がオススメ出来ます。
・・・ラノベ原作が大っ嫌いで、北斗が単純に好きだからってのもありますけどね。