うる星やつら~甘デジバージョン~。
特に強くおすすめする要素もありませんが、スペック的には悪い台ではありません。
この記事ではうる星やつら~甘デジバージョン~の
・釘のポイント
・技術介入ポイント
などを解説していきます。
うる星やつらの甘デジで勝ちたい、少しでも有利に遊びたい人は必見の内容です。
うる星やつらの甘デジ 基本スペック
うる星やつらの甘デジは「ST機」です。
通常時:1/99.9
確変中:1/87.4
ヘソ入賞時は55%でST突入。
残り45%でも時短が50回付いて来ます。
時短引き戻し(電チュー残り保留)も加味すると、ST突入率は合算で74%程度。
ST連荘率は68.3%。
突入率は比較的高め、連荘率はそこそこ。
右の50%は700個以上の出玉が取れますし、出玉ナシの当たりも0。
まぁ、STなんで、引けなけりゃ実質出玉0当たりと同じなんですが。
実質出玉と割合は以下
・ヘソ入賞時
ラウンド数 | 割合 | 実質出玉 |
4ラウンド確変 | 55% | 約288個 |
4ラウンド通常 | 45% | 約288個 |
・電チュー入賞時
ラウンド数 | 割合 | 実質出玉 |
10ラウンド確変 | 50% | 約720個 |
5ラウンド確変 | 50% | 約360個 |
ヘソの戻しは3個、電チューとスルーが1個。
アタッカーが9個で、残りの入賞口は3個です。
大当たりは1ラウンド9カウントになっています。
ボーダーライン
うる星やつらの甘デジのボーダーは等価で19.5個。
これをベースに、打ち方別でボーダーを書いていきます。
あくまでも個人的なボーダーなので、目安程度に思ってください。
また、出玉関係の釘調整は全て無調整で考えていますので、釘が悪い場合はボーダーを1~3個程度プラスして考えましょう。
特に後述する右打ち中のポイント2ヵ所がマイナスだと、甚大な被害を受ける可能性があります。
それぞれの打ち方は以下のポイントで分けています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中も打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中の節約打ちが出来る
ザックリ分けていますので、これは出来るけど、こっちはムリ。
みたいな感じで、アナタ自身のレベルで考えてください。
初心者レベルのボーダー
4.0円交換:19.5個
3.6円交換:21個
3.3円交換:22.5個
3.0円交換:23.5個
2.5円交換:25個
普通レベルのボーダー
4.0円交換:19個
3.6円交換:20個
3.3円交換:21個
3.0円交換:22個
2.5円交換:23.5個
当たりやすい回転数・狙い目回転数は?
ありません。
現行規制では天井時短の搭載が可能ですが、この機種には付いていません。
こうしたオカルトは楽しむ分には良いですが、勝ち負けの指針にはしないでください。
また、悪質な情報商材やサイトでは、こうした詐欺で高額な料金を請求してくる場合も少なくありません。
騙される方も問題ですが、気を付けてください。
好調台・不調台の見分け方は?
なにをもってパチンコ台の好不調を決めるのか知りませんが、もしそれが液晶演出によるものであるなら、そうしたことを言っている人はみんな詐欺と考えて大丈夫です。
パチンコの当たりハズレに、液晶演出は一切関与していません。
こちらも法律で決められている事です。
設定付きパチンコであれば、高設定確定演出が出ていた場合に限り、ある意味での好調台であると言えます。
パチンコの液晶演出の仕組みについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
設定はあるの?
うる星やつらの甘デジはP機ですが、設定は非搭載です。
そのため設定示唆演出などもありません。
うる星やつらの甘デジ 釘のポイント
左打の状態で見るべきポイントは基本通り。
・寄り
・ワープ
の3ヵ所。
道釘が下げられる調整も多いので、可能ならチェックすべきですが、P機なのでそこまで大きく弄ってくる可能性は低いと思います。
ニューギンのこの枠(慶次漆黒とかゴジラとか)は、パッと見で広いと感じるぐらいのヘソサイズがあっても足りない場合が多いです。
この機種も同様で、ボーダーを満たす回転数を望むなら、ヘソのサイズはパッと見で広いと感じるぐらいでないと足りません。
釘の基本的な見方が分からない人は、先に以下のページを確認しましょう。
ここから先の画像では、赤矢印の方向がマイナス調整と考えてください。
右側のポイント
右側の釘は絶対にチェックしてください。
もともと電サポ中に玉が減りやすいおまけに、ゲージ自体も辛めです。
そのため、以下の部分に少しでもマイナスがあればボーダーを1個。
マイナス具合によっては3個程度増やして考える必要が出てきます。
スルー周り
スルーは戻し1個のポケットになっています。
そもそも抜けにくい上に、影響を与える釘の本数が多いので、一か所をキツク殺さなくても、全体をゆるく殺すことでも調整可能です。
P機ですから、恐らくは全体をゆるく殺す調整の方が多いと思います。
等価なら無調整。
それ以外の交換率なら若干のプラスが欲しい所です。
2~3発に1発は抜けるぐらいの調整でなければダメ。
途中でスルーが枯れるなんて問題外です。
賞球ポケット
右打ち時、玉が通る一番最後の部分ですね。
スルー周りも大切ですが、最も見るべきはこの部分。
ここが無調整以下だと、どう頑張っても玉減り必至です。
等価なら無調整が最低、それ以外であれば必ずプラス調整が必要。
ヘソがガバ広で、千円あたりボーダープラス5個とか回るなら別ですが。
基本的にそんな調整はあり得ないので、この右の賞球ポケットが少しでもマイナスなら、その時点で打つ価値はありません。
3個戻しなので、もしプラス調整なら玉増えも見込めますが、期待は出来ません。
気付きにくいし、素人さんはまず見ることもないだろうと、結構マイナス調整をしている可能性も高い部分です。
うる星やつらの甘デジを打つなら、まずはここをチェックする。
それぐらいで良いと思います。
うる星やつらの甘デジ 技術介入ポイント
特に目立った技術介入は効きません。
捻ろうと思えば不可能ではないですが、正直難しいです。
自然発生的なオーバー入賞はそれなりに見込めるので、
8カウントまで入賞させたら一旦止めて、2発打ち出し。
これぐらいが丁度良いと思います。
電チュー開放パターンはそこまで煩雑ではないのですが、スルーがポケットになっているせいで、狙い通りに電チューに玉が向かいません。
スルーがキチンと抜けるなら、2発ずつ打つ。
もしくは多少消化効率を落としても単発打ち。
とにかく減った電チュー保留分だけ最小限の打ち出しで埋める。
いつもの節約打ちを徹底しましょう。
先述の3個戻しポケット次第ですが、ここが無調整でも基本的に出玉は減ります。
極力ムダ玉を出さないように打ちましょう。
電チュー保留が最後の1個の時はロング変動になるので、焦る必要はありません。
特に出玉を増やしてボーダーを下げる。
などの技術介入は効きませんが、適当に打つとモリモリ出玉が減ります。
そのため、適当に打つ人との差別化は図りやすく、ホールも警戒していない可能性があるのです。
まとめ
冒頭で書いた通り、特にうる星やつらの甘デジをおすすめはしません。
ただ、比較的マイルドな仕様の割に、そこそこの一撃も期待出来るスペックなので、先述の釘のポイントが真っ当なら、打ってみても良いと思います。
標準で出玉が減るタイプの台は、データが辛くなりやすいので、案外きっちり打てる人なら日当が取れる可能性もあります。
選択肢は1つでも多い方が良いですからね。
今まで全く気にも留めていなかった人は、釘だけでも一度見てはどうでしょうか?