「P戦国乙女6 暁の関ヶ原」が、10月5日から導入、稼働開始しました。
機種名が長いので、この記事内では「戦国乙女6」とします。
この記事では戦国乙女6の基本スペックや技術介入、立ち回りのポイントなどを網羅的に解説していきます。
戦国乙女6 基本スペック
戦国乙女6は「1種2種混合機のライトミドル」。
分かりやすく言うと、
「V入賞による当たり」
「デジタル抽選による当たり」
の2つの抽選を同時に行っているタイプ。
シンフォギアとかもこれです。
詳しく解説して欲しい。
これじゃ良く分からん。
という要望があれば、Twitterにお願いします。
需要があれば解説記事を書きますので。
確率 賞球数など
通常時:1/222.9
時短中:1/47.0
時短中はV入賞当たりの権利発生(小当たり)と、特図1(デジタル当たり)の2つを合算した数値になっています。
ヘソの戻しは3個、電チューが1個。
普通入賞口が4個、アタッカーが15個。
1ラウンドは10カウントです。
ヘソ(中始動口)での大当たり割合は
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
3R(時短71回) | 7% | 約420個 |
3R(時短25回) | 93% | 約420個 |
となっております。
次いで電チュー保留からの大当たりの割合
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R(時短71回) | 75% | 約1,450個 |
4R(時短71回) | 25% | 約560個 |
2R(時短71回) | 100% | 約280個 |
2ラウンドは電サポ保留で1/229を引いた場合です。
連荘率は、約80%。
電サポの残り保留4個を加えた数値です。
ライトミドル帯の確率ですが、それなりに破壊力もあり、時短71回の権利獲得も約51%なので普通。
総じて悪くないスペックであると感じます。
これに天井時短も付いていますからね。
ライトミドル帯の天井搭載機は3機種目(リングと被るので同率3機種目)だと思いますが
真花月 破壊力に乏しい
桃キュン ヘソ戻し1個
と、どちらも少しばかりネックな部分がありました。
まぁ、花月なんかは安定感ありますし、桃キュンは天井をほぼ抜けないので、それぞれに良い面があるのも事実ですが。
戦国乙女6はヘソの戻し3個ですし、破壊力もある。
これぐらいがライトミドルで丁度良いバランスではないでしょうか。
更に、今までの2機種よりは設置台数に期待も出来る。
ただ、後述しますがスペックが少々甘めなので、釘が激渋になる可能性は非常に高いことは大きな懸念材料です。
大当たり確率や、ラウンド割合などは全てメーカー発表のもの。
メーカーのHPでは、もっと綺麗にまとめてありますし、ゲームフローや演出などに関しても画像で説明してあるので、一度覗いてみては?
好調台・不調台の見分け方は?
なにをもってパチンコ台の好不調を決めるのか知りませんが、もしそれが液晶演出によるものであるなら、そうしたことを言っている人はみんな詐欺と考えて大丈夫です。
パチンコの当たりハズレに、液晶演出は一切関与していません。
これは法律で決められている事です。
設定付きパチンコであれば、高設定確定演出が出ていた場合に限り、ある意味での好調台であると言えますが。
パチンコの液晶演出の仕組みについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
設定はあるの?
戦国乙女6はP機ですが、設定は非搭載です。
そのため設定示唆演出などもありません。
戦国乙女6 天井時短(遊タイム)
戦国乙女6は天井時短を搭載しています。
発動条件は「通常確率を666(獣の数字)回転消化」。
その後、171(175)回の時短が付きます。
時短171での理論的な大当たり発生確率は97.6%。
1/47で171回転ぐらい、ハマる時は余裕でハマリますから、当たりがほぼ期待出来る。
とまでは言いにくいですね。
単純に50回に1回程度は天井時短をスルーします。
ですが、やはりこの天井時短の存在は非常に大きいです。
立ち回りの幅もですが、単純に安心材料になりますよね。
戦国乙女6 暁の関ヶ原 ボーダーライン
打ち方は完全なる適当打ちと、多少の技術介入を考えて分けています。
なので、あくまでも現状の仮定ボーダーです。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中も打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・捻り打ちが出来る
電サポ中に関しては、技術介入どうこうよりも、単純に丸のみポケットの釘の形次第で出玉の増減が成される形です。
初心者レベルのボーダー
4.0円交換:18.5個
3.6円交換:19.5個
3.3円交換:20.5個
3.0円交換:21.5個
2.5円交換:23.5個
上級レベルのボーダー
4.0円交換:18個
3.6円交換:19個
3.3円交換:20個
3.0円交換:21個
2.5円交換:23個
あくまでも目安。
玉減りは多くない機種ですが、右の釘次第では打ちっ放しだと結構減る可能性アリです。
後述する釘ポイントは必ずチェックしてください。
オーバー入賞に関しても同様。
戦国乙女6 勝ちに近づくためのポイント
ここから先では、戦国乙女6で勝ちに近づくためのポイントを解説。
・技術介入ポイント
これらに関して書いていきます。
釘のポイント
ヘソに関しては他の平和機種同様、パッと見で広いと感じるレベルでなければ満足な回転率にはなりません。
ヘソや寄りは基本を押さえれば問題なし。
問題は右の丸のみポケット部分。
以前の戦国乙女5やジョーズと同様ですが、ここのマイナスは大きな玉減りに繋がります。
無調整なら問題ないですが、マイナス調整のダメージは大きめ。
電チューへの寄りがもともと良くないので、ここに流れる玉も多く、与える影響が増えているのも問題です。
必ずチェックして、マイナス調整ならボーダーを1~2個増やして考えましょう。
技術介入ポイント
特にありません。
が、捻り打ちは可能なゲージです。
比較的やりやすい、引っかけやすい形になっているし、タイミングもそこまでシビアではない。
失敗してもそれほど損はしませんし、戻しが15個なので効果は高いです。
可能な限り挑戦してみることをおすすめします。
普通に打ちっ放しだと、10ラウンドに1発ぐらいの割合でオーバー入賞しますが、捻りが上手ければ10ラウンドに3~4発も可能でしょう。
私は下手くそなので、10ラウンドで2発平均。
これでも28個、等価で100円ぐらいの差が10ラウンド当たりの度に生まれます。
天井時短を視野に入れた立ち回り
関ヶ原合戦中も内部的には時短(通常確率扱い)なので、単純にデータカウンターで666回になれば天井になります。
それぞれの交換率ボーダー回るとして。
天井まで300回転であれば十分に勝負になります。
2.5円や3円だと、もう少し欲しい所ですが、マイナスにはならないはずです。
等価で17~8個なら、250回転ぐらいからでも打つ台が無ければ狙って良いでしょう。
甘めで爆発力もありますからね。
まとめ
真・牙狼、エヴァ決戦と導入が一緒なのは厳しい面もあると思います。
ですが、この2機種と違い、ライトミドル帯の確率であることは大きな武器です。
先述の通り、戦国乙女は今や一定のファンを獲得しているコンテンツですから、店によってはソコソコしっかりと扱うことも十分にあり得ます。
スペック面から見ても悪い印象は受けないので、ホールの扱いを踏まえた上でチェックしておいてはいかがでしょうか?
時間効率もそれほど悪く感じませんでしたから、トータル的にかなり好印象な機種ですね。