完全に大きなお世話って話ですけど。
ましてユーザーの人には全く関係ないし。
まぁ、この記事は単なるコラムなので、パチンコ・パチスロで勝つための知識や考え方を知りたい方は別記事を読んでくださいまし。
さて、パチンコ業界からは転職が難しい。
なんて話もよく聞きますし、実際のところそうだと思います。
当然、職種によって転職のしやすさには雲泥の差がでますけど。
なので、この記事では
・その仕事は転職しやすい、潰しがきくのか?
などを中心に書いていきます。
「今、パチンコ業界で働いてるけど、転職を考えた方が良いのか?」
と悩んでいる、迷っている人はぜひ読んでみてください。
パチンコ業界はジリ貧。転職考えましょう
パチンコ業界の終焉が近いって話は、他の記事でも何度となく触れています。
コロナの影響は着実に実体経済に現れているのが現状です。
不況に強いのがパチンコ業界。
なんてのは昔の話で、そんな神話は音を立てて崩れています。
遊技人口はたま~に微増なんてこともありますが、基本的には結構な右肩下がり。
単純に若い世代はパチンコなんて馬鹿げたことやりませんし、今までのユーザーは高齢化が進んで、なんなら天に召されてる人も多いと思います。
そうでなくても、ホールに行ける状態にない人も増えているでしょうしね。
実際、10年ちょっと前は天下だったサミーが早期退職を募ったのは業界の人ならだれもが知っていることだと思います。
それに次いで平和もですね。
セガサミーはサミーの部分が大赤字。
セガの部分が黒字ですから、完全にパチンコ・パチスロが足を引っ張る形です。
そりゃ、全然売れてませんもんね。
面白くないから当然なんですけど。
他にも、パチンコ・パチスロ業界が終わる理由を細かく解説している記事があるので、そっちを知りたい人は以下のリンクからどうぞ。
この記事の本題は、今パチンコ業界で働いている人に警鐘を鳴らすのが主眼。
パチンコ業界 業種別の危険度・転職考えるべき度
日本では未だに転職は良くないこと。
みたいな間違った風潮がありますが、そんなゴミみたいな考えは今すぐ捨ててください。
会社に一生かけて尽くす。
奉公こそが社会人の鑑である。
なんてのは会社側が終身雇用と雇用年数による給料アップを約束して、初めて成り立つ話。
こんな非生産性の塊で愚の極みである制度が通じるのは公務員ぐらい。
エンジニア、クリエイターであれば自分の実力で生きる。
スキルを高め、常に自分に良い条件を提示するクライアントと仕事をするべきです。
転職する、フリーランスになることは当然。
何一つ咎められる筋合いはありません。
まず、転職は社会人として当然の行為、考えであることを認識してください。
では、パチンコ業界の職種別に、今アナタがしている仕事がどれだけ先が無く、危険であるかを転職すべき度も併せて解説していきます。
メーカー勤務
最初はパチンコ・パチスロメーカーに勤務している人の話。
一口にメーカー勤務と言っても、仕事内容はまちまちなので、細かく分けて書いていきます。
プログラマー
危険度:☆
転職すべき度:☆☆
危険度はかなり低いです。
プログラマーの需要はこれから更に高まるので、食うに困ることはないと思います。
ただ、コードを打ち込むだけの人は微妙。
せめてSEとして働けるぐらいの知識とコミュニケーション能力はあった方が無難でしょう。
多くの会社ではCやC++を使っていると思うので、他の業種であっても困ることは基本的にないと思います。
メイン基板の方のプログラマーの場合は、未だにZ80使ってるならアセンブラの直打ちのはずなので、ちょっと特殊ですね。
まぁ、アセンブラで直打ちが出来れば、今の時代は逆に貴重な人材でもあります。
需要はそこまで高くないかも知れませんが、インフラ開発などには活かせる気も。
とにかく、プログラマーのアナタは今現在パチンコ業界に勤めていても問題ありません。
明日パチンコ業界が終焉しても、結構スンナリと他の仕事に就けるはずです。
スキルに自信があるなら、フリーランスを考えてみるのもアリ。
プランナー
危険度:☆☆☆☆
転職すべき度:☆☆☆☆
結構に危険です。
パチンコ・パチスロに関する法的な知識なんて、他の業界ではクソの役にも立ちませんから。
これは私も少しかじったので、よく分かります。
本当に、パチンコ業界以外ではゴミです。
風営法を中心に勉強しますが、他の風営法管轄の業種であっても営業の号数で内容が違うので、結局は勉強し直しになります。
プランナーは対人スキルが必須なので、ここは鍛えていれば役に立つでしょう。
まぁ、プランナーは潰しが効かない職業の代表格。
これはゲーム業界でも似た感じですし、他の業界でもそうでしょう。
結局はアイデアがあっても形に出来るスキルがないと絵に描いた餅。
・プログラム
・マーケティング
・絵が描ける・作曲できる
などのスキルがあった上でプランナーをやっている。
という人じゃないと、いよいよ立ち行かなくなりますよ。
私がそうだったので、痛いほど知っているんです。
当然、上で挙げているのは商業レベルである必要があります。
実績も必要という話です。
こうしたスキルや実績がないなら、会社から給料を貰えている間に身に付けておきましょう。
そして、それを基にしてパチンコ業界なんかからは早いことオサラバするべき。
出玉設計
危険度:☆☆☆☆☆
転職すべき度:☆☆☆☆☆
最悪レベル。
今すぐに他のスキルを身に付けておかないと後悔します。
他の業界では一切必要ありません。
ただ、出玉設計は数字に強い人じゃないと出来ないと思うので、その部分を活かした仕事であれば逃げ道はあるでしょう。
とは言え、数字に強いを武器にする仕事。
例えば公認会計士なんかも、20年後にはほぼ必要なくなりますからね。
早ければ10年後にはAIに取って代わられてお終いです。
論理的な思考や、数学的な思考が苦でない人も多いと思うので、こちらも給料を貰えている間にプログラマーに転職できるだけのスキルを身に付けておくことを強くおすすめします。
本当に、プランナー以上に潰しがきかないですよ。
画像・演出企画
危険度:☆☆☆☆
転職すべき度:☆☆☆☆
これはプランナーが兼任することも多いと思います。
これも潰しはききにくい業種かと。
映像関係の仕事に転職。
ってのが一般的かと思いますが、正直微妙。
言い方は悪いですが、この仕事って中途半端です。
コンテがきれるプランナーなら自分で全部書きますし、タイムテーブルの管理が出来る絵描きも同じこと。
で、この人たちの方が良い仕事をする場合の方が多いと思います。
わざわざ中間を挟む必要性がないんですよね。
プランナーとしてバリバリ仕事する人は、基本的に絵コンテ書けるしタイムテーブルも切れる。
絵描きの人の方が良い構図や、魅せ方を知っている場合が多い。
裏を返せば、この仕事は
・プランナーとして3流
・絵描きとして3流
の人がする仕事かと思います。
あくまでも私見ですよ。
どうあれ、この仕事もパチンコ業界以外では基本的に必要ありません。
だって中途半端なレベルなら要らないもん。
映像関係のソフト(Adobe)を使えると思うので、そこを活かして逃げ場を探しておきましょう。
映像編集なんかを磨いておくと良いかも。
動画編集などはこれから更に需要が高まる可能性がありますからね。
サウンドクリエーター
危険度:☆☆
転職すべき度:☆☆
潰しはきくので、プログラマー同様にそんなに焦る必要はないかと。
パチンコ業界が潰れたら、ゲーム業界や映像関係の業界に行きましょう。
なんなら作詞作曲して、YouTubeなんかにアップするのも良いかもですね。
最近はそうした動きからバズって一気に人気者。
ってなシンデレラストーリーもありますし。
グラフィッカー
危険度:☆☆
転職すべき度:☆☆
今はこの言い方しないの?
とりあえず、絵描きさんのことですね。
これも潰しはききまくりなので、全く心配ないと思います。
パチンコ業界と言っても、この部分は特に他の会社が担当している(他もそうだけど)ことが多いはずなので、正直ここに書くか微妙なんですけどね。
どっちかと言うと、元から絵を描く(CGデータを造る)人じゃなく、オーサリングの人の方が中心になるのかな。
オーサリングの場合
危険度:☆☆☆
転職すべき度:☆☆☆
パチンコ演出のオーサリングなので、これも他の業界ではあんまり通用しないでしょう。
UIなんかもそう。
パチンコ業界は派手に、なにかとレインボーを使いたがる傾向があります。
これは派手にして色を多くすることで、一種の思考マヒを誘発する効果に期待してのこと。
中毒ビジネスの常套手段です。
例えばゲームのUIでパチンコ業界の感覚をそのまま持ち込むとブン殴られます。
パチンコ業界のUIやUXは洗練されていない。
と言うよりは、先述の思考マヒのために仕方なくって方が強いでしょうけど。
ちゃんと洗練されたUIやUXが作れるなら問題なく他の業界で働けると思います。
これに自信がないオーサリングの人は、そういう勉強を給料が貰えている内にしてください。
ソシャゲのガチャ部分とかは、案外パチンコ・パチスロの演出経験が活きてくる可能性はありますが、いずれにしても楽観視は止めた方が良いでしょう。
ゲージ設計
危険度:☆☆☆☆☆
転職すべき度:☆☆☆☆☆
かなり危険。
当たり前ですが、ゲージ構成なんて他の業界では無用の長物。
ゴミ以下です。
唯一救いになるのはCADを使う場合が多いこと。
CADは多くの業界で使われているので、これを使いこなせることは武器になります。
つっても、CAD自体にも種類がありますし、業界によってメインで使われているCADも様々。
ゲージ設計なんて全く潰しのきかない仕事を選んでしまったアナタ。
悪いことは言わないので、パチンコ業界が終焉を迎えるまでにCAD関係の資格を取りましょう。
自社での教育が結構多いので、CADの資格は必須ではありませんが、持っておいて損はないと思いますよ。
電気回路設計
危険度:☆
転職すべき度:☆☆
ゴメンナサイ。
私はこの分野の人とほとんど交流がありませんでした。
なので、正直よく分かりません。
が、個人的に潰しはきくと思います。
これからはIOTも含めて、今まで以上にあらゆるものに電子回路が組み込まれることになるでしょう。
そうなれば、それに関連した仕事ができる人の需要は高まるはず。
実際に物を造れる素敵なスキルを持っているわけですから、これに思想の部分が加わってくると面白いかも知れませんね。
ついでにPythonなんかを勉強して、人工知能の制作なんて出来たら素晴らしいと思います。
ランプ制作
危険度:☆☆
転職すべき度:☆☆
・・・分からん。
他でも活かせる道はありそうで、でもパッと思いつかない。
テーマパークなどのイルミネーションは良いかも。
後は花火とか。
音楽に合わせて光を調整するアーティストですから、その気になればどこにでも仕事は転がっている気もします。
となると、必要になってくるのはアイデア。
それと営業力でしょうか。
言葉を必要としないので、海外でも活躍できると思います。
ドバイとかの金持ちが集まるところで面白いことをやれば、一攫千金も夢じゃないかも。
営業
危険度:☆
転職すべき度:☆☆☆
まぁ、潰しはきくのではないでしょうか。
とは言え、得意技である
「機歴を人質にしたゴミの押し売り」
などは他の業界じゃ難しいと思いますけど。
営業の基本は人の心を掴むこと。
必要になってくるのは心理学や行動経済学の知識でしょう。
今でも営業は足で稼ぐんや。
気合やで!!
みたいな根性論を振りかざしているバカが少なからず居るようですが、ナンセンス。
情熱は必要ですが、それは論理的な思考を絶え間なく実践するために必要なもの。
昔ながらの根性論は、多くの場合で科学的根拠がなく、非効率であり非生産性の塊です。
外部のパチンコ関係職の人
ここからはメーカー勤務ではないけど、パチンコ業界と関わって生計を立てている人の話。
パチンコホール店員
危険度:測定不能に危険
転職すべき度:即座に転職すべき
超危険、一番危険。
本当に危ないから脱兎のごとく逃げてください、今すぐにでも。
これから、中小はもちろん大手もバタバタとパチンコホールは倒産していきます。
腰かけのバイトでやる分には止めません。
特に田舎だと、なんだかんだで楽な上に時給も良いのでね。
ただ、就職して正社員ってなると話は別。
それは最悪の選択なので、絶対に止めましょう。
既になにか潰しのきくスキルを持っているなら別ですが、特にそうしたものが無いのにパチンコホール店員になったらどん詰まりです。
パチンコホールで働いて身に付くスキルは1つもありません。
これはどんな大手でも一緒。
・・・本当に、止めときな。
で、間違ってもパチンコ・パチスロが好きだからメーカー勤務を目指す。
なんて考えないこと。
特にパチンコ・パチスロが好きな人はプランナーを目指したがるけど、その仕事も先述の通りどん詰まりです。
実体験だから強く言えます!
転職を考えるメリット
こうした記事だと、結局のところ
「ほら、早く転職しないと!以下のサイトを利用したら良いよ!」
みたいな感じで、とにかく転職を促すことが多いかと思いますが、私はそんな無責任なことは言いません。
ただ、現実としてパチンコ業界に現状から考えて明るい未来が待っているとは思えない。
なので、とりあえず転職を視野に入れて色々と考えてみる。
ってのをおすすめ。
別に実際に転職しなくても問題ありません。
転職サイトに登録することで
・自分のスキルで他にどんなことができるか
などを筆頭に、今まで見ていなかったことが見えるようになってくる可能性は十分にあります。
そうして、色々と比較検討した後、それでもパチンコ業界に残る。
と思うなら、それが今のアナタにとって最適解なのでしょう。
仕事において、お金が全てじゃありませんが、多くの場合は重要な要素の1つだと思います。
今のスキルでもっと良い仕事や職場環境が手に入る。
ならばそれを求めるべきでしょう。
また、今のスキルでは足りない。
となれば、スキルアップに時間を割くのも悪くないと思います。
どちらにせよ、転職も選択肢としてアリ。
そう考えて行動することが何より大事です。
「まぁ、後回しで良いか」
と、先延ばしにすればするほど機会損失が生まれる可能性がありますし、良い条件はどんどん他の人に取られてしまいます。
貧乏になる人の特徴の1つは、スグに行動できないこと。
当然、なんでもかんでも行動するだけの猪突猛進型バカじゃダメですけど。
IT系の転職を考えるなら、ITエンジニア向けIT求人・転職サイト【IT求人ナビ】
を1つの選択肢として利用するのも良いでしょう。
特にプログラマーの人なんかは、いくつかこうした転職サイトに登録して、今の自分のスキルと市場価値を常にチェックすることをおすすめします。
パチンコ業界なんかより高待遇の企業は、探せばいくらでも見つかるはずです。
まとめ
色々と書きましたが、まだ漏れがある可能性も高いと思います。
要は「手に職をつけましょう」って話。
1年後にパチンコ業界が終わっている。
ってことはないと思います。
図体がデカいので、しばらくはパチンコ業界の中を転々とすることで食いつなぐことは可能でしょうけど、間違いなくジリ貧です。
少なくとも現状は業界自体に自浄作用はありませんし、警察や政治家(官僚)はもっと金をよこせの強硬スタイル。
遊技人口、使用する金額は輪をかけて減っているにも関わらずです。
これから伸びる業界は色々あります。
気になる人は以下の記事(姉妹サイトです)を読んでいただければ、これ幸い。
なんにしろ、今パチンコ業界で働いているアナタ!
業界の終焉が来たその時になって動いても遅いですよ。
終焉しなくとも確実に斜陽、既に半分ぐらい沈没している泥船にいつまでしがみつく気ですか?
転ばぬ先の杖。
もしパチンコ業界が持ち直しても、先を見据えてゲットしたスキルはムダになりません。
アナタを助けるのはアナタだけ。
転職やスキル獲得を真剣に考えてはいかがでしょう?
全ては明日のアナタ自身のためですよ。