設定付きパチンコが甘デジスペックを中心に多くリリースされてきましたね。
各社を代表する版権のものが増えてきています。
釘が弄れる時点で設定付きパチンコの存在意義は現状では無いのですが、あくまでも今は過渡期と考えるのが妥当でしょう。
巷では設定付きパチンコは辛い、勝てないと言われていますがこれは事実でしょうか?
自分の周囲の話だけになりますのでそれを一般論とするのは乱暴ですが、その中で感じている事と知り合いのホール関係者から聞いた話などを中心に書いていきます。
設定付きパチンコは勝てるのか?
設定付きパチンコは設定6であればどの機種も等価ボーダーが軒並みかなり甘いです。
そのため、現状では設定6を入れることはなかなか無いと言えます。
では、全部が全部設定1なのか?
と聞かれるとそれも違います。
設定1にすると、今度は辛すぎるのがその理由です。
ボーダーが軒並み22~25などになってしまうので、これもまた問題です。
現状、設定付きパチンコにおいてホールの主役は設定3,4。
機種によっては5といった感じになっています。
設定付きパチンコで勝てるかどうか?
これに関する答えは「釘が全て」です。
この手の話の時はいつもこの着地点で申し訳ないですが、釘を弄れて封入式でない以上は、パチンコに関しては釘が全てというのが最終的な答えです。
そもそも封入式ってなに?
という方は以下のリンクで説明していますので、読んでみてください。
設定1を使わない理由
先述の通り、設定1だと抜け過ぎてしまうことが最大の要因です。
当然、そんなことはお構いなしに釘はヒドイし設定も1というホールも多いとは思いますが。
特に設定示唆の演出が多く、頻繁に出現する機種においては設定2、3、4の使用頻度はかなり高いようです。
聞いた理由と私の推測を併せると、その答えは結構明確。
多くの機種で「設定2か4か6」のような設定示唆演出が搭載されています。
当然ですがこの示唆演出は設定1では出ずに、2なら出るわけです。
本当の設定は2なのに、序盤調子良く当たりを引けてこのような示唆演出が出ると、自ずと高設定を意識してしまうようになります。
これはそうした演出の情報などを知っている、いわゆる自称パチンコ上手な人を騙すのに最良の手法です。
店側としても、そうして高設定かもの演出が出現する可能性のある設定を入れることで、実際の設定を見えにくくして期待感を引っ張りたい思惑があります。
設定示唆演出に関してここからは憶測ですが、こうした高設定かもよ?を匂わせる演出はむしろ高設定では出にくいと感じています。
本当に高設定であれば、それを明確に提示した方が稼働は確実に上がるし、店の評判も良くなっていきます。
ニセモノを本物のように見せかけることに心血を注いでいるパチンコ業界ですから、実は高設定ではない台を高設定に見せかける仕様にしていると考えるのは至極当然の発想です。
高設定は5、6のみ
これはパチスロにも言えることですが、設定付きパチンコに関しても本当に打つべき設定は5、6のみです。
3や4は中間設定と表現する場合もありますが、これは間違い。
5,6以外は全て設定1と同じと考えるべきです。
設定付きパチンコのこれから
現状を把握するために打つこともありますが、設定付きパチンコをわざわざ選択して立ち回る必要性はまだ低いと感じています。
しかし、現状はそうであってもこれからも同じとは限りません。
今は少し下火(というか水面下)ですが、IR関連の法案や話題がマスコミを賑わす状態になれば、またパチンコ業界に対しての風当たりも強くなります。
そうした時に警察はパフォーマンスをしっかりと行い、自分たちは仕事をしている風にして世間にアピールしなければなりません。
こうした時に、釘を弄ることに対して今よりも更に厳しく動いてくる可能性も低くはありません。
メーカー出荷、もしくは検定通過時の釘以外は一切認めないとなれば、設定を使って差別化を図り利益を確保するしかありません。
釘の動きが以前より緩慢になったホールの釘を弄っている人に話を軽く聞いたところ、「風当たりが強くなっている」と言っていました。
それまでは魚心あれば水心でやっていたのに、警察側の人事異動なども重なり結構うるさく言われるようになったようです。
こうした状況が全国的にさらに広がる可能性を懸念すればこそ、メーカーは今現在その必要性はないと分かっていながら設定付きパチンコを試験的に作っている面もあるでしょう。
当然、IR関係いわゆるカジノにパチンコを置く場合は釘での調整ではなく、設定とコンピューターによる出玉制御が主になりますから、そのテストを兼ねている部分もありますが。
今後、設定付きパチンコはさらに増えてくるでしょうし、これらの状況がその存在意義をさらに加速させる可能性も高いと思います。
封入式でない以上、その存在価値は常に「?」ではありますが、考えられる様々な状況に対して先んじて実験をしている過渡期の状況なわけです。
まとめ
勝ち負けを意識するなら、考えるべきことを増やし、わざわざ見えない不確定要素を加える設定付きパチンコを打つ理由はないでしょう。
しかし、店もこうした設定付きパチンコが増えている現状に対して、常に設定1のベタピンでは流石にまずいと感じている面もあります。
今はまだ早いかも知れませんが、もう少しすると設定付きパチンコが暫く甘めに使われる状況が出てきても不思議ではありません。
設定付きパチンコだからと、最初から全て敬遠するのではなく、その店のやる気と釘の状況、業界を取り巻く環境などを加味して様子は見ておくべきだと考えます。
今が設定付きパチンコの攻め時だとなれば、それはまたブログで紹介したいと思います。
少なくとも現状は半年前よりは設定1は減っている印象です。
設定4ぐらいまでなら、通常営業でも普通に使われています。
どの機種も設定4なら大体ボーダー20ぐらい、他の台と変わらないスペックですからね。
設定付きパチンコの現状は、ホールも打ち手も今はまだ様子見といったところです。
勝ちを目指すパチンコをするなら、以下のリンクでそれに適した機種を紹介していますので、こちらの記事を参考にしてください。