カイジ沼4の基本スペック、打ち方やボーダーなどを元プロが徹底解説

カイジ沼4 パチンコ
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なんやかんやで10年以上続く、高尾の看板シリーズである「カイジ沼」。
その最新作である「カイジ沼4」を打つ際に気を付けるべき釘のポイントや技術介入部分、基本スペックなどを完全網羅。

カイジ沼4で勝ちたい人や少しでも長く遊びたい人に向けて、必見の内容になっています。

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カイジ沼4 基本スペック

カイジ沼4は「V確ST機」です。
ただ、他のST機と違い、電サポ中の大当たりにも通常当たりが含まれています。

通常時確率:1/319.6
確変時確率:1/69.4

ヘソの戻しが3個、普通入賞口は3or4個、電チューも1個。
アタッカーが13個で、右のポケットは2ヵ所とも1個戻し。

1ラウンド10カウントです。

ヘソからの大当たり割合は以下

ラウンド数 割合 実質出玉
4ラウンド確変 52% 約480個
4ラウンド通常 48% 約480個

4ラウンド確変の場合はST150回の「超沼RUSH」に。
通常の場合は時短が40~100回転付いてきます。

各時短回転数ごとの引き戻し確率は以下

時短40回:11.8%
時短60回:17.1%
時短80回:22.2%
時短100回:26.9%

電チュー保留からの当たり割合は以下

ラウンド数 割合 実質出玉
10ラウンド確変 64% 約1200個
4ラウンド確変 30% 約480個
10ラウンド通常 6% 約1200個

先述の通り、カイジ沼4はST中の当たりの全てが確変確定ではありません。
6%の通常を引いた場合は、40~100回の時短です。

通常であっても約1200個の出玉が貰えるので、STスルーよりは良いのですが、早い回転数で通常を引いてしまうと非常に損をした気分になってしまいますね。

ST突入率は約60~70%。
ST連荘率は約89%。

なんやかんやトータルで、連荘期待度は約85%ぐらいです。

平均連荘数は6~7連程度ですが、こうした高継続率の台は荒れやすいのが常。
基本は5連前後、たまに30連を超えるような連荘が起こって帳尻合わせが起こるということを覚えておいてください。

そうしないと、「86%もあるのに単発(連チャンしない)なんてオカシイ」という思考に陥ってしまいますからね。

ボーダーライン

実践時間はおおよそ8時間で想定。
出玉は5%程度の減少で考えています。

あくまでも私の考えなので、このボーダーラインが絶対ではないことをご了承の上で参考にしてくださいね。

打ち方でボーダーは多少変わるので、それぞれの打ち方の定義を書いておきます。

全般的に適当打ち
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中の演出間も打ちっ放し
普通の打ち方
・保3止め・ステージ止めをする
・電サポ中の演出間も打ちっ放し

カイジ沼4に関して、差が付く可能性が高い打ち方のポイントは以上の2点です。

これらを踏まえてカイジ沼4のボーダーラインは以下のようになります。

全般的に適当打ち

4.0円交換:22個後半
3.6円交換:24個後半
3.3円交換:25個後半
3.0円交換:26個後半
2.5円交換:29個

普通の打ち方

4.0円交換:22個
3.6円交換:23個後半
3.3円交換:24個後半
3.0円交換:25個後半
2.5円交換:28個

と、このようにカイジ沼4はかなり厳しめのスペックと言えます。
仕置人やウルトラ6兄弟蒼天の拳 双龍なんかに比べるとその差は歴然です。

当たりやすい回転数はあるの?

ありません。
今のパチンコ台に当たりやすい回転数、いわゆるゾーンのようなものを付けることは法律上不可能になっています。

好調台の見分け方は?

ありません。
勝ち負けに作用するのは「その日のあなたの運」と「釘の状態」だけです。

オカルトを楽しむのは大いに結構ですが、こうしたことをネタにして攻略法などと嘘を付き、高額な商材を売りつけてくる輩が未だに少なからず居るので、絶対に騙されないでください。

設定はあるの?

カイジ沼4はP機ですが設定は非搭載です。
そのため設定示唆演出などもありません。

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カイジ沼4 釘のポイント

カイジ沼4もP機ですので、一目で分かるほど大きく釘を動かしてくる場合は少ないでしょうが、それでも少しのマイナス調整で大きな影響が出ます。

必ず以下で紹介するポイントがマイナスになっていない台を選んでください。

また、こうした釘は「台毎に調整」ではなく「店・機種単位で同率調整」が最近では当たり前になっているので、1~2台ダメなら店を変えた方が早いです。

左側釘のポイント

見るべきポイントはオーソドックス。
ヘソ・寄りなんかのチェックは必須です。

基スペックが辛い台ですから、ヘソか寄りにしっかりとしたプラス調整がされていないとボーダーに届くことはないでしょう。

P機は全てそうですが、左下の普通入賞口もチェック。
ヘソや寄りが無調整、多少プラスでもここがマイナスだと足りません。

しかも、この普通入賞口はあまり見ている人が少ないポイントなので、気づかない程度にマイナス調整を施している場合が多く見られます。

また、カイジ沼4はステージがかなり強いので、ステージ癖にも気を配りましょう。
良い台は6割、悪い台は3割程度と入賞率に大きく差があります。

寝かせもあるので、全てが台の個体差とは言えませんが、どうあれ差が付きやすい部分です。
ステージが重要という事は、ワープ釘も大事ということ。

なので、カイジ沼4においてはワープ釘もかなり重要なポイントと言えますね。

右側のポイント

基本的にカイジ沼4の右打ち中は打ちっ放しで問題ありません。
演出発生中、ラウンド開始までの打ち出し停止ぐらいです。

これは止め打ちに効果がないからですが、こうなると少しでも打ち出す玉数を減らす他に手はありません。

以下のポイントでマイナス調整がされていると、1回転あたり0.5個程度、それ以上の玉減りが起こる可能性があります。

無調整でも1回転あたり0.3個程度は減りますが、電サポ滞在率が高いので0.2個の差が積もれば結構大きな差になってしまうのです。

赤い矢印方向がマイナス調整になります。

カイジ沼4 釘

ここが最初の関門になっています。
ここで落ちるとハズレ玉になる可能性が高くなるので注意しましょう。

カイジ沼4 釘2

上記の第一関門で落ちた場合は、ここのポケットに入れば1個戻し、入らなければアウトです。

ここと第一関門をダブルでマイナスにされると、1回転あたり0.5個では済まないぐらいのマイナスになる可能性が高いので、必ずチェックしてください。

カイジ沼4 釘3

ほんで、ここが玉の終着点になるのですが、ここのマイナスも最悪なので絶対に見逃さないでください。
一番玉が流れていくところですからね。

紹介したポイントのマイナス具合で玉減りを考えると、

・全て無調整なら1回転あたり0.3個
・1ヵ所でもマイナスなら0.5個
・2ヵ所マイナスなら0.8個
・全部マイナスなら1個

マイナスの度合いにもよるので、あくまでも超ザル計算の概算ですが、最悪このぐらいの玉減りが起こる可能性がある事だけは認識しておいてください。

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カイジ沼4 止め打ち・捻り打ち

基本的にカイジ沼4は止め打ちも捻り打ちも効果がありません。
他の人と差を付けることがほぼ不可能です。

先述の通り、電サポ中の1回転当たりの玉減りを少し抑えるぐらいしかありません。

大当たり中に関しても、特に捻ったり止めたりは必要ありません。
下手に止めるより打ちっ放しの方がオーバー入賞を狙えるので、打ちっ放しで良いでしょう。

オーバー入賞はするのですが、それほど頻繁でもありません。
ですからボーダーラインを見てもらうと分かる通り、数値上でも大した差が付かないのです。

よく言えば誰でも平等に遊べると言えますが、勝ちにこだわるのであれば非常にやりにくい機種であると言えますね。

初代(2代目か?)のカイジ沼は技術介入バリバリの台で、特に甘デジはそれだけで等価なら1日2~3万ぐらいは勝ち額を上乗せできたんですけどね。

出禁食らったのはこの機種が初でした。
若気の至りですね、やり過ぎた。

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カイジ沼4 演出のポイント

カイジ沼4は通常時の消化は比較的速めです。
基本的には実写沼への発展を待つ形になっています。

で、実写沼リーチで当たった場合は、全てSTに突入。
確変当たりの時にしか実写沼では当たらないという演出テーブルが組まれています。

他のリーチから当たった場合は通常の可能性も。
むしろ、実写沼が全てST突入なので、他のリーチから当たった場合は確変である可能性が低くなってしまいます。

まぁ、細かい期待度なんて知っても無意味ですから。
イライラを増やす元になるだけ。

どうあれ、実写沼リーチに発展するのを待つ、発展したら3割ぐらいは当たるかも。
これぐらいの認識で十分です。

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まとめ

カイジ沼4をまとめると

・ボーダーはかなり辛め
・技術介入でほぼ差が付かない
・演出はいつもの沼
・長くは持たない

こんな感じになります。

少々辛辣かも知れませんが、正直わざわざカイジ沼4を打つ理由はありません。

私自身、カイジの原作は大好きですが、それでも別に良いかな。
と思ってしまいます。

カイジ沼4を打つぐらいなら、蒼天の拳 双龍北斗無双を打ちますね。
別にサミーの回し者じゃないですよ。

スペックが辛い事を考慮して、とんでもなく甘く使われれば別ですけど、そんなことはまず期待出来ませんからね。

どこまで行ってもパチンコは勝ち負け、勝負事ですからスペックも大事。

最近ではいわゆる「高尾クオリティ」でも無くなっていますし、高尾はやれば出来るメーカーだと思うので、もう少し頑張って欲しいところです。

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