ギャンブル依存症はパチンコ・パチスロなんかとはセットで出てくる話の定番です。
特にアンチの人たちはこの手の話が好きですね。
後ギャンブル依存症と並んでアンチが好きなのは三店方式、いわゆる「換金問題」ですね。
大体この2つが大好きです。
まぁ、これに関してどんな立場や意見であっても、それは個人の自由ですからお好きにどうぞ。
なんですが、強い口調で非難するのであればそのことに対して、きちんと知識を持っている必要があります。
特にネットで偉そうに「パチンコはクソ」みたいなことを言っている人は、パチンコすらも勝つことが出来ない人か、全く蚊帳の外の人がほとんど。
どんなことでも最低限の知識を持ってから、人を非難しましょう。
そもそも依存症とはなにか?
いきなり話が逸れた感はありますね。
さて、ギャンブル依存症も含めて、そもそも依存症とはなんでしょうか?
なんとなくこういうこと。
というぐらいは大半の人が知っていると思いますが、一応心理学的な話でその定義を確認していきます。
けっこうザックリと分けますと以下の3種類に依存症は分けられます。
そんなん興味ないという人は読み飛ばしてもらって大丈夫ですよ。
それぞれの詳細な心理状況や脳内物質の話などは飛ばします。
それがテーマの記事ではないので。
物質嗜癖
物質を体内に入れることに対する依存症です。
・タバコ(ニコチン依存)
・アルコール依存
・過食症
・薬物依存
これらがこの物質嗜癖にあたります。
これらはそれを体内に入れることで「気分を変えてくれる」ものたちです。
重度になると、体内からこれらの物質がなくなることで「禁断症状」が現れることにもなります。
プロセス嗜癖
特定の行為に依存することです。
・ギャンブル依存症
・買い物依存症
・仕事依存症(ワーカホリック)
・自傷行為(リストカットなど)
・盗癖
・ネット、SNS依存症
これらがプロセス嗜癖にあたります。
高揚感を与えてくれる行為に依存するものです。
重度になると生活自体が立ち行かなくなってしまうこともあります。
人間関係嗜癖
・共依存症(人間関係に過剰に依存)
・恋愛依存症
他にもいくつかありますが、Googleにしかられてアドセンス停止は嫌だし、広告外すのも嫌なので書きません。
多分大丈夫だとは思うけれど。
これらの人間関係嗜癖は、親子や恋人、夫婦などの「限られた狭い範囲」の人間関係に過剰に依存する状態です。
こちらも社会生活を送る上で弊害が出てくる可能性があります。
ギャンブル依存症はなぜ悪ではないと言えるか
前提条件として、どの依存症であっても症状が深刻な場合はちゃんと病院に行きましょう。
ほったらかすとエスカレートすることがほとんどですから、素人考えで適当な対応はしないでください。
と、注意を促したうえで。
個人的には依存症の中でも「やり方によってはむしろ良い」というものもあります。
当然、先に書いた通り、程度によりますがね。
まだマシなのは「ギャンブル依存症」と「仕事依存(ワーカホリック)」です。
この2つは「お金につながる、稼ぐことができる」ものです。
他の依存症は毒にしかならないので、速やかに病院へ。
仕事依存は家庭内の不和などの弊害が考えられますが、仕事が好きで好きでたまらないという人が果たしてダメ人間でしょうか?
むしろ、どんな一流も普通の人から見たら仕事依存です。
嗜癖は「つらい現実から逃げたい」という気持ちが根本であるとされていますが、個人的にはそれだけではないものもあると思います。
この仕事依存は「仕事大好き」と「依存症」の線引きが難しいです。
家庭の不和などが原因で仕事依存になっているなど、断定できれば別ですが。
さて、主役の登場です。
ギャンブル依存症はどうか?
そもそもギャンブル依存症で生まれる一番の問題はなんですか?
お金ですよね。
ギャンブル依存症になって、負けても負けてもギャンブルをする。
借金や時には犯罪までして。
ということは、「ギャンブル依存症=悪」ではなく「ギャンブルで負けること=悪」と言えるのではないでしょうか?
そう、勝てば全てOK。
当然ですよね、ギャンブルは勝つことが全て。
確かに、依存症の場合は自制心が効かなくなることも多いので最初からこれは少し難しいかも知れません。
私が言いたいのは、ある程度自制心がある内、もしくは自制心が戻ってきた段階での話です。
依存症の対策として「100%スッパリ辞めなさい」と言われることが多いです。ですが、仕事依存とギャンブル依存症に関しては、辞める必要はないのです。
365日、朝から晩までギャンブルしたって問題ありません。
トータルで勝ち続ければ良いだけの話。
こういうと「それでは良い社会生活が送れません」みたいな完全に間抜けなことを言う人が医者の中にもいます。
バカですか?
良い社会生活ってなに?
人生は一度きり(多分)です。
そしてこの国は一応、法治国家ですから「法律に触れなければ何をしてもOK」なんです。
そりゃ、マナーとか考えるべきではありますが。
模範的なステレオタイプの人生が誰にとっても幸せであるという考えの押し付けは傲慢で醜悪。
心底ギャンブルが好きでたまらないなら、それで生活して行けるようになれば良いだけです。
そうすれば全力で好きなことを出来るのですから、幸せな人生を送ることが出来ます。
まとめ
ギャンブル依存症が悪ではなく、ギャンブルで負けることが悪である。
この考えを持ち、勝つためのギャンブルに依存するほどガッツリ取り組めば良いと思います。
私自身がそうですが、専業をやる前から空いた時間のほぼ全てでホールに居ました。
端から見ればギャンブル依存症と見られても仕方ないレベルです。
まぁ、専業はもっとギャンブル依存症に見えますが。
でも、勝つことにこだわるギャンブルに依存すると、恐らく「楽しくなくなる」でしょう。
機械の内部を知り、勝つための立ち回りを学ぶと、途端に熱が冷めるのです。
もっと言えば「勝って当然」になると、それはもうギャンブルの本質から外れています。
そうなると自然とギャンブルを辞めています。
人生の方がよっぽどギャンブルですから、そっちの方が刺激的で面白くなっただけかも知れないですが。
私の脳はとっくに焼かれていますからね、ギャンブル的な刺激に。
何度も書きますが、あくまでも「ある程度のギャンブル依存症なら」です。
重度な人や、どうしても勝つためのギャンブルが出来ない人はとっとと病院へGO!
他のギャンブルは門外漢ですが、パチンコ・パチスロで勝てるようになりたいなら、このブログを回遊してみてください。
少しぐらいは役に立つことが書いてありますよ。
あぁ、余談ですが。
1ゲームというYouTubeなどで活動している団体の「ヨースケさん」という方は、相当なパチンコ好きな方の様です。
端から見れば「完全な依存症」らしいですが、依存症対策をしていますと大義名分を掲げている「リカバリーサポートネットワーク」という利権絡みの胡散臭い団体の依存症テストでは1つの項目にも当てはまらないそうです。
それだけ、あらゆる依存症、特にワーカホリックやギャンブル依存の線引きは難しいということですね。