冬ソナ設定付き甘デジ スペックやボーダー、釘に技術介入まで解説

パチンコ
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設定付きパチンコが主流になってきている現状は歓迎できませんが、これも時代の流れとして受け入れて立ち回りを考えていくのは仕方のないことです。

そんな設定付きの甘デジの中にあって、かなりの安定スペック、設定差を考慮しても戦うことが可能なのが「冬ソナ リメンバー 設定付き甘デジ(以下冬ソナ設定付き)」です。

冬ソナ設定付きの基本スペックから、釘のポイントなど勝つために必要な要素を元プロの目線から解説していきます。

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冬ソナ設定付き 基本スペック

設定 通常時 確変時
1 1/99.9 1/29.9
2 1/96.5 1/28.9
3 1/93.4 1/27.9
4 1/89.3 1/26.7
5 1/84.9 1/25.4
6 1/74.9 1/22.4

これが公表されている設定ごとの基本スペックです。

通常時2000回転ぐらいが1日のMAXだと思うので、それで比較すると初当たり回数は設定1で20回、設定6で27回程度。

正直、1日単位では引き、誤差の範囲を出ません。

当たっていないよりは当たっている台の方が良いですが、それを心のよりどころにするのは止めておいた方が無難と言えるでしょう。

確変は58%、ラウンド数は2・4・10。
10個戻しの10カウントなので、出玉は360個・900個です。

ヘソの戻しとアタッカーからこぼれた場所にあるポケットが4個の戻し。
電チューも戻しが2個あります。

時短は全ての当たり後に30回。

昔ながらの確変ループタイプの甘デジですね。
最近では珍しく感じるほどの安定感のあるスペックと言えるでしょう。

ボーダーは等価で設定1が22個、設定6が15個。
設定5が18個なので、6だけ突出して甘いと言えます。

正直、この安定スペックで設定6が入るのは稀だと思います。
現実的にはあっても4程度でしょうが、いつも通り設定1を前提としましょう。

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冬ソナ設定付き 釘のポイント

冬ソナ設定付きは筐体が「まどマギ」などと同じです。

この筐体の京楽機種は総じて「ヘソが見た目広くても思うほど回らない」ことが多いです。
またムラも出やすいので、30回ったと思ったら次は8などもザラに起こります。

どうあれ、ヘソはパッと見で分かるほどの広さ、寄りは無調整であることが望ましいですね。

冬ソナ設定付きの釘に関しては右の調整次第でかなりボーダーを下げることが可能だと思います。

冬ソナ設定付き 釘

これが右の釘構成です。
赤の矢印の方向に調整されていればマイナスなので注意しましょう。

黒の四角は普通入賞口です。
ここは4個の戻しがあるので、マイナスにされるとかなり痛い部分。

アタッカーまでの釘に関してもマイナスにされるとオーバー入賞しにくくなってしまうので、無調整であることが望ましいです。

電チューの寄り部分には三角形に3本の釘があります。
ここの右下を右に叩くと電チューへの玉の寄りを殺すことが可能。

この部分もマイナスにされると玉増やしに影響が出るので無調整が理想です。

右の釘は冬ソナ設定付きで勝つためにはかなり重要なので、必ずチェックしてください。
1ヵ所をキツくマイナスにするよりは、ポイントを全て薄く削る調整が多いように感じます。

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冬ソナ設定付き 技術介入

これを行うことで、冬ソナ設定付きは勝てる甘デジに化けます

まずは基本。
これはそこまで勝ちにこだわらない人もやらないと損します。

それは「2ラウンド確変時に必ず玉を打ち出す」ことです。

案外ぼーっとして打ち出しを忘れてしまいます。
私も初打ちの時に何回かやりました。

必殺総出陣などのように、ゲートを通したらアタッカー開放の台ではないので、タイミングを演出で覚えるようにしてください。

昔の冬ソナは2ラウンドは高速開放でしたが、この冬ソナ設定付きの2ラウンドは約2秒程度アタッカーが開放します。

タイミングを完璧に合わせれば3~4発×2で80個程度の出玉を獲得できます。
1日で500個程度は2ラウンドによって出玉を獲得出来ると思いますから、重要です。

次に電サポ中の止め打ちです。

最近では珍しく電チューの戻しが2個なので、タイミングを合わせて釘が無調整であれば1回転当たり1~2個程度の増加が見込めます。

確変・時短中ともに演出が長いので、結構な数の出玉増加が可能です。

私の現在の概算値では、当たり1個に付き平均50個程度の増加が出来ているので、これによりボーダーを1個ほど下げることが出来ます。

まだまだ試行が少ないのでこの数はブレると思いますし、こぼれた所の普通入賞口の調整によっても大きく変わってきますので、自身の環境に合わせて確認してください。

細かく止めるなら、開放に合わせての単発打ちですが、メンドクサイ場合は電チューワンセットに対して3~4個打ち出すぐらいでも大丈夫。

最後は捻りによるオーバー入賞です。

それなりにオーバー入賞しやすいゲージなので普通に打っても1/4程度でオーバー入賞が見込めます。

捻り打ちでこれを1/2程度にまで引き上げられればボーダーを更に1個程度下げることが可能。
精度が上がれば当然さらに下げられます。

ここまでの技術介入をフルに行うと、冬ソナ設定付きは設定1でも等価ボーダー20~21個程度にまで下げることが可能。

設定1という最悪の状態でも、ヘソ4個戻しで19個はかなり甘いと言えます。
さらに、小当たりラッシュや潜伏はなく、STでもないためかなりの安定感です。

右の技術介入は釘の影響を多分に受けるので、フルに行えるとしても得られる結果にバラツキが生まれてきますから、その点は注意してください。

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冬ソナ設定付き 演出面

設定示唆の演出などは他のサイトを参考にしてください。
そもそも設定1であることを前提にしますから、正直どうでも良い部分です。

通常時は保留5個以上から時短となり消化が速くなります。

大当たり時に保留が貯まっているほど期待値は下がりますが、それでなくとも演出が長いので通常時は出来るだけ保留を貯めておきましょう。

演出は基本的に冬ソナリメンバーを踏襲しているらしいです。
ミドルを1度も打っていないので分かりません。

ムダに長い演出ですが、先述の通り右の釘が良ければ玉増やしの絶好の時間稼ぎになるので、必要悪と言えるでしょう。

しょうもない演出は見ずに、しっかりと止め打ちで玉を増やしてください。

また、個人的には断然シンプルモード派ですが、先読みによる打ち出し停止で無駄玉防止を考えるならエンジョイモードの方が良いかも知れません。

保留が5個以上しっかりと点けることが出来るような台であれば、ブン回しになるのでどちらでも構わないと思いますが。

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まとめ

冬ソナ設定付きに関して、今のところのポイントを書いてきました。

設定付きは邪魔くさいですが、設定1であっても十分に打てるスペック、安定感と甘さを兼ね備えた最近の甘デジの中ではかなりの良台だと思います。

当然、安定感と引き換えに爆発力は少ないので、一撃の事故で勝つということは仕事人総出陣などに比べれば難しいでしょう。

つまりは釘に準ずるということです。

メイン層がシルバー世代、さらにはオバさんなので比較的釘は甘めに調整、というかキツく殺されていないように感じます。(あくまで現状)

当然、メインがそういう人たちなのを良い事にボッタ喰っている店もあるので、そうした店では打たないように。

導入も比較的多いので、それなりに選択肢も多いはず。
しっかりと釘、特に右の釘を見極めて技術介入を行い、勝てるうちに勝っておきましょう。

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