最近はめっきり減りましたね。
天井遊タイム付きの機種。
とは言え、今でも天井付の機種はそれなりの数ホールにあるわけで。
設置期間が延びて多くの人がその機種の天井を知っている状況ですが、それでも意識して立ち回れば勝ちに繋がる可能性もあります。
到達すればほぼ当たり。
機種によっては最高の状態を迎えられる可能性もあるので当然と言えば当然です。
ですが、初心者の人や負けている人の中には
「天井遊タイム狙いに固執して、勝ち筋を失っている」
人が結構多い様に感じています。
今回は、天井遊タイムに固執すると勝ち筋を失うとはどういうことか。
これを軸にして書いていこうと思います。
※追記(2024/7/12)
もはやこの記事で触れている機種を4円で見る機会も少ないですが、話の肝は同じなのでその時々の機種に置き換えて読んでください。
天井遊タイムはあくまでもオマケ
桃キュンソード、仕置人、アクエリオンなどは特にそうですが
「天井遊タイムの恩恵が強い」
機種に関して、とにかく天井まで近い台を探して立ち回っている人を多く見かけます。
普段はスロットでハイエナだけしている人や、甘デジは基本やらない人などが、仕置人のゲーム数だけは定期的に確認しているわけです。
ただ、そんなオイシイゲーム数がそうそう落ちているはずもありません。
それでも律義に落ちているお金が無いか、定期的に探しに来るわけです。
「俺は今、立ち回っているんだぜ!」
みたいな感じで。
私からすれば少々滑稽に見えます。
現状、私の行きつけのホールでは仕置人は6台設置。
その中で1台だけ、釘を含めた全てのバランスが良く、出玉減少を止め打ちで可能な限り回避すれば日当2万ぐらいの台があります。
で、私がホールに行くのは(行けるのは)仕事をした後なので、大体は昼の2時過ぎぐらいです。
そして、行くたびにその仕置人はほぼ空席。
たまに打っている人も居ますが、少しすると離席する場合がほぼ100%。
ね、私からすると滑稽に見えるの意味が分かるでしょう?
先に書いた人たちは、一体どこに目を付けてそのシマを徘徊しているのか。
確かに、基本スロットしかしない、ハイエナしかしない。
パチンコはミドルやライトミドルしか打たない。
そんな人達からすれば、そのやり方で正解かも知れません。
でも、ハイエナは落ちている金を拾いに行く行為です。
なら、そこに期待値2万の台が落ちているのに、気付かずスルーってのはどうなんでしょう。
そもそもの技量、知識のレベルが足りていないことも事実。
ですが、彼らの目を曇らせている要因の1つは
「天井遊タイムの存在ばかり意識して、パチンコの本質を疎かにしていること」
だと思います。
パチンコの基本は
「しっかり回る台を技術介入しながら、展開負けしても打ち切る」
これが基本にして、パチンコでトータル勝つための全てです。
天井遊タイムのゲーム数だけ気にして、釘を見ることをそもそも忘れている。
これではダメです。
他でそれより高い期待値をバンバン拾えるなら別ですが、今のご時世それもなかなか難しいですし、移動の時間なども考慮しなければなりません。
釘が見れて、目先の利益ではなくパチンコの本質をちゃんと理解していれば、最初の徘徊でその台に気付けるはず。
そうなれば、移動時間や店周りをしてスカを喰らう無駄骨を折る必要もありません。
基本を忘れることで、もっと楽に取れる期待値を自ら落としている。
これが愚行に見えずに何に見えるでしょうか。
楽をしようとするから負ける
先に書いた人たちは、結局効率重視と言いながら楽をしたいだけ。
ある程度、釘が読める様になるには多少の努力は必要。
技術介入に関しても同様です。
「この回転数から打てば、これぐらいの期待値があるから、それだけやってれば楽に稼げる」
そうした考え方だから基本と本質を見失い、結局はムダを量産して損をします。
別に完全に遊びでやっている人はそれで良いです。
適当に好きな台に座って、好きな時間打ってお金が増えれば良いな。
という射幸心の塊で楽しむことは1つの正解ですから。
ただ、先に書いた人たちは専業もしくはそれに近い人。
ならば楽を覚える前に、基礎をしっかりと固めるのが必定。
まぁ、こうした楽だけをしても食えてしまうのが良くもあり、悪くもある所なんですが。
基礎固めをする。
技術や立ち回りを向上させる。
「今よりも稼ぎを増やすために出来る努力は全てする」
勝負の世界、フリーランスや個人事業の世界では当たり前ですよね。
これが出来ている人は専業をどんどん廃業している感じもします。
私もそうでしたから。
楽をするのは悪いことではないですし、脳の働きとして正常です。
ですが、それは一定以上のスキルを持った後の話。
最初から楽をすることを覚えて、恒常的に勝てるようになるはずがありません。
これはパチンコ・スロットに限らずあらゆることに共通しますよね。
「パチンコ(スロット)で勝ちたいんだけど」
と言うことを良く聞きますが、大抵の場合は言葉が足りていません。
「パチンコ(スロット)で楽して勝ちたいんだけど」
これが多くの人が口にする、パチンコ(スロット)で勝ちたいという言葉の本質。
以下の記事で詳しく書いていますが、そんな甘い世界はこの業界に限らず、この世のどこを探しても存在しません。
まとめ
天井遊タイムの存在が、パチンコの本質を見失わせ、最初から楽をすることを覚えてしまう温床になりつつあるのでは?
そう思える状況が現状の私の周りで見て取れる。
これを読んでいるアナタは、大前提を履き違えないでくださいね。
という記事でした。
天井遊タイムを立ち回りに組み込むのは正解。
これ自体を否定する気は毛頭ありません。
ですが、それに固執して視野が狭くなることで、結局はもっと簡単に得られたであろう利益を頻繁に失っていては愚の骨頂。
勝ちを目指すなら、常に広い視野、俯瞰で物事を見て、思考を巡らせる。
これはパチンコ・スロットに限った話では無く、全てのことに共通する基本です。
ですが、この基本が出来ていない、その存在すら知らない。
そんな人が世の中には沢山います。
特にパチンコ屋に居る人はね。
だから、少しこれを意識して努力するだけで、メシの種ぐらいは誰でも得ることが出来るわけです。
本質を見失わず、常に頭を働かせて、アナタ自身が求める成果を少しでも多く享受出来るようにしていきましょう。