「P大海物語4 スペシャル」が、2020年12月7日から導入、稼働開始です。
この記事内では「大海4 SP」とします。
この記事では大海4 SPの基本スペックや技術介入、立ち回りのポイントなどを網羅的に解説していきます。
大海4 SP 基本スペック
大海4 SPは「確変ループタイプ」。
海と言えばこれ。
という王道のスタイルで大海4 SPも登場です。
通常時:1/319.6
確変中:1/39.7
ヘソの戻しは3個、電チューが2個。
普通入賞口が3個と4個、アタッカーが15個。
1ラウンドは10カウントです。
大当たり割合はヘソ、電チュー共通
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R確変 | 52% | 約1,400個 |
10R通常 | 48% | 約1,400個 |
となっております。
非常にシンプルで、潜伏や2Rなどもありません。
時短は電サポ状況によって多少変化。
電サポ作動中(確変・時短中)の通常当たり後は120回。
電サポ非作動中(通常時)の通常当たり後は100回。
それほど大きな差ではありませんが、多少の違いは出ます。
メーカーのHPでは、ゲームフローや演出などに関しても画像で説明してあるので、一度覗いてみては?
大海4 SP 天井時短(遊タイム)
大海4 SPは天井時短を搭載。
通常確率を950回転消化すると、「350回転の時短」に突入します。
大海4 SPのスペックを見て感じたこと
古き良き、海シリーズの王道を往くスペック。
大海4とは違い、大海4 SPには出玉の違うラウンドが存在しないので、安定感の面では大海4 SPに軍配が上がるでしょう。
さらに大海4 SPには天井時短も付いていますからね。
とはいえ、大海4 SPの天井時短はたったの350回。
これでは当たりが引けない可能性も十分にあります。
他の天井時短付き機種に比べると、大海4 SPの天井時短性能は圧倒的に劣る。
ですが、他に比べて天井近くを拾いやすい環境が生まれる可能性は高く、性能が低いゆえに釘への影響が少ない可能性も。
あくまでもオマケ的救済措置。
これがどう受け取られ、ホールの扱いに影響を及ぼすか。
海シリーズの天井搭載の是非を問う試金石。
そんな面も大海4 SPのスペックからは感じ取れます。
好調台・不調台の見分け方は?
なにをもってパチンコ台の好不調を決めるのか知りませんが、もしそれが液晶演出によるものであるなら、そうしたことを言っている人はみんな詐欺と考えて大丈夫です。
パチンコの当たりハズレに、液晶演出は一切関与していません。
これは法律で決められている事です。
設定付きパチンコであれば、高設定確定演出が出ていた場合に限り、ある意味での好調台であると言えますが。
パチンコの液晶演出の仕組みについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
設定はあるの?
大海4 SPはP機ですが、設定は非搭載です。
そのため設定示唆演出などもありません。
大海4 SP ボーダーライン
打ち方は完全なる適当打ちと、多少の技術介入を考えて分けています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中も打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中の玉減らしを抑えられる
・捻り打ちでオーバー入賞を出来る
大海4 SPも技術介入は効きます。
そこそこの効果が見込めるので、ボーダーにもしっかりと影響ありです。
初心者レベルのボーダー
3.6円交換:21.5個
3.3円交換:23個
3.0円交換:24個
2.5円交換:26個
上級レベルのボーダー
3.6円交換:20個
3.3円交換:22個
3.0円交換:23個
2.5円交換:25個
あくまでも目安。
本当はもう少し甘いですが、いつも通り少し辛めにしてます。
各種の釘は無調整であると仮定して算出。
甘いとは言いませんが、時間効率の面も考えると回る台を掴めば安定した勝負が出来そうです。
この辺りもいつも通りと言えますね。
大海4 SP 勝ちに近づくためのポイント
ここから先では、大海4 SPで勝ちに近づくためのポイントを解説。
・技術介入ポイント
これらに関して書いていきます。
釘のポイント
基本的には以前の大海4と一緒です。
ヘソはパッと見で広めと思うぐらいのサイズがないと満足に回らないと思います。
後述しますが、電サポ性能が従来とは少し違うので、スルーの抜けは一層気を配るべきです。
なので、
・ヘソ
・ワープ
・スルー
・アタッカー
と、パチンコの釘で見るべきポイントは全てチェックしましょう。
どこも釘(プラ板ではない)なので、マイナス調整をしようと思えばいくらでも調整可能。
海はバランスが大事な機種なので、全てのトータルで考える必要があります。
ワープに関しては、ステージ性能に依存。
ステージ性能が悪い台なら気にしないでもOKです。
技術介入ポイント
技術介入としては、
・捻り打ちによるオーバー入賞
・電サポ中の止め打ち
どちらも行うべきです。
捻り打ち
特に難しいことはありません。
いつも通り、海シリーズのやり方でOKです。
②10発目を右に強く打ち出して、11発目を左でチョロ打ちする。
③10発目を天釘辺りに打ち出し、11発目をチョロ打ちで打ち出す。
①の後、② or ③のどちらかを得意な方でやってください。
12発目を打ち、2個のオーバー入賞を狙うことも可能です。
基本はこれで大丈夫。
ただ、寄りの調整次第でオーバー入賞率は変わりますし、打ちっ放し(捻らない)でも結構オーバー入賞します。
メンドクサイならやらないでも良いですが、戻しが15個なので効果は大きめ。
出来るならやった方が良いと思います。
難しくないですし、リスクもありませんからね。
止め打ち
電チューは基本
「1個通過で開放1回」
になっています。
なので、スルーの抜けが悪いとダメージは大きめ。
開放は1回の約2秒。
戻しも2個で、スルーの抜けと寄りが普通なら、打ちっ放しでも大きく減ることはないでしょう。
2発に1発はスルーを抜けるような調整なら、止め打ちで出玉増やしも可能。
電チューが閉まる直前で2発打ち出し。
これを繰り返すだけ。
ただ、釘の調整によってタイミングの調整は適宜必要になります。
玉増えが見込め、オーバー入賞が50%ぐらいなら、上級レベルのボーダーから1個程度、ボーダーを下げても大丈夫です。
天井時短を視野に入れた立ち回り
天井時短の回数が350回と少なく、この間の当たり期待度は約65%。
当然、天井時短は当たり間で1回しか発動しないので、天井を抜けて何にも得られずに終わる可能性の高さはネック。
最近の6号機の様に、天井でチャンスゾーンが当たるだけ。
そんな感覚に近いですね。
あまり積極的に狙っていく価値はありませんが、他の機種よりも天井近くで拾える可能性は高いと言えます。
これはメインで打っている層の問題ですね。
当たるまで地蔵になる人も多いですが、いわゆるオカルトメインで打つ人も多いので、最初の内は結構な頻度で拾えるかも知れません。
天井を抜ける可能性。
一撃の出玉力はそれほどでもない。
これらを考慮して、個人的には
3.6円交換:750~
3.3円交換:800~
3.0円交換:850~
2.5円交換:900~
ぐらいですかね。
当然、プラマイ0ラインならもっと浅い回転数から打てますが、正直あまりメリットを感じませんし、いくら速いとは言えこの間は拘束されます。
あれば打つ。
それぐらいの感覚でチェックするぐらいが丁度良いでしょう。
「こんな回転数で落ちてるか、バカ!」
と思われるでしょうが、探せば有るもんです。
なにより、大海4 SPも他の海同様、天井狙いで稼ぐのではなく、回る台を見つけての長時間遊技で利ザヤを稼ぐタイプの台。
基本を履き違えては勝てませんよ。
まとめ
現行MAXでの海シリーズで天井搭載は大海4 SPが初。
スペック面でも王道で、ブレが少ない。
最悪でも約1,400個の出玉は当たれば必ず貰える安心感。
良くも悪くも海ここにあり。
って感じですね。
他の海が現役ですから、扱いはイマイチかも知れません。
絶対に見逃せない。
とまでは言いませんが、天井狙いも兼ねてチェックはしておきましょう。
今までの海シリーズに共通する技術介入や釘のポイントは、以下の記事を参考にしてください。