好き嫌いはさておき、ジャグラーシリーズは多くのホールで看板機種として扱われていますよね。
パチンコ・パチスロで勝つには、人と違う裏道を攻めるのもありですが、ホールが力を入れている機種を攻めるのも良い手。
この記事では
「ジャグラーシリーズで勝てるようになりたい!」
と思っているアナタに、ジャグラーの勝ち方を徹底解説していく内容になっています。
一口にジャグラーと言っても、全て同じではありません。
機種毎の違いは個別ページで解説。
この記事では全てのジャグラーシリーズに共通する勝ち方を書いていきます。
専業でやってた時の手順なので、かなりガチです。
なので、全てを行うのはメンドクサイかも知れません。
そんな場合は、自分ならこれは可能かな。
と思うものだけ参考にしてください。
ジャグラーメインの人ではないので、もっとガチの人も多いと思いますが、ここに書いてあることを行えば、1年で車ぐらいは買えると思います。
当然、行く頻度によって大きく変わりますけどね。
ジャグラーは甘い台ではない
ジャグラーシリーズはシンプルなゲーム性ですよね。
内部で当たり乱数を引けばGOGOランプが光る完全告知。
そのシンプルなゲーム性から、パチスロ初心者の人やシルバー世代まで、老若男女に親しまれています。
そんなシンプルさから
「ジャグラーって遊びやすい機種=勝ちやすい機種」
と誤解している人は居ませんか?
前提として、ジャグラーシリーズは非常に辛い台です。
確かに、シンプルゆえに遊びやすいのは事実。
ですが、遊びやすい=勝ちやすいではありません。
こと勝つという点に絞って話をするなら、ジャグラーシリーズはしっかりと勝ち越すことが非常に難しい機種です。
以下の2つの大きな要因がジャグラーシリーズを勝ちにくい機種にしています。
低設定が非常に辛い
ジャグラーシリーズの低設定域は非常に辛く、勝ちにくいです。
現行で一番甘い「ゴージャグ1、2」や「6号機のアイジャグ」でも、設定1の出玉率は約97%程度。
当然、最低限の技術介入込みでの数値ですから、終日適当打ちでボーナスを揃えるにも数ゲーム必要。
といった状態では出玉率はさらに下がります。
「5号機のアイジャグ」や「マイジャグ3、4」に関しては、設定1の出玉率は95%程度。
これは現行のパチスロ機の中で最低レベル。
それほどに辛いということです。
また、中間設定域である設定3や4であっても、出玉率は良くて102~103%台。
設定5、もっと言えば設定6以外は勝負にならない。
そう言っても過言ではありません。
つまり、ジャグラーシリーズで勝つには最悪でも設定4以上を常にツモリ続ける必要があるということです。
設定4ではキビシイですから、設定5以上をツモリ続ける。
とした方が現実に即しています。
設定3以下は避け続けながら、最低でも4以上をツモリ続ける。
これがジャグラーシリーズで勝つためには絶対に必要なことです。
設定示唆や確定(濃厚)要素がない
ATやART機の設定示唆演出はアテにしない方が身のためですが、メイン基板で管理している部分で設定差が顕著に現れる部分は、ある程度信用しても良いでしょう。
例えばアクロス系。
HANABIであれば、BIG中のハズレ確率に莫大な設定差がありますよね。
他にもRT中のハズレ確率や、各種小役確率など。
要するに、
「ボーナス以外にメイン基板管理の設定差が多くある」
ということです。
これがあると、多少ボーナスが引けなくても設定推測をすることが可能ですし、低設定でボーナスだけ調子よく引けた場合に、勝ち逃げをしやすくなります。
が、ジャグラーシリーズにはこうした設定示唆要素がありません。
あるのはボーナス確率の違いだけ。
確かに、ブドウとチェリーに設定差がありますが、それほど大きな差ではないため押し引きを判断する強い要素にはなりません。
最低でも3,000ゲームは回して、ようやくブドウの確率差を少しは参考にしても良いかな?というレベル。
終日打ち切った場合は、その台が4なのか6なのか?
といったことを確認するための一助にはなりますが、その程度です。
強い判断要素がなければ、低設定での誤爆をちゃんと勝ち逃げすることが難しくなりますし、少しボーナスの引きが悪いだけで高設定を捨てることにもなります。
これに先述の低設定域の辛さが加わることで、より勝ちにくさが増すわけです。
でも、ジャグラーは勝てる機種
と、ここまでの話でジャグラーシリーズがいかに勝ちにくい機種、勝ち越すのが難しい機種であるかが分かってもらえたかと思います。
なので、例えば他に力入れている機種がある場合はそちらを狙いましょう。
同じボーナスタイプでもアクロス系やハナハナ系の方がまだマシですし、ATやART機の方が設定に素直です。
特に6号機は(6.1や6.2はそうでもない可能性が高いですけど)ね。
でも、それでもジャグラーシリーズは勝てるんです。
なぜならホールが力を入れている場合が非常に多いから。
ジャグラーは老若男女、言い方は少し悪いですが素人さんが多く打っています。
素人の中でも一番レベルの低い人たちも非常に多い。
つまり、先述のめちゃめちゃキツイ低設定域の台がしっかりと稼働するんです。
低設定が稼働する=ホールは利益が獲れる
これに加えて、看板機種である場合も多い。
つまり
多台数機種に客が居ない=見栄えの悪い状態=ダメなホール
と思われないためにも、多少は高設定域を使う必要があるわけです。
普通のホールならね。
利益が獲れるから、見栄えも考慮してある程度は還元する。
今の時代、このある程度の還元が定期的、もしくは持続的に期待出来るパチスロは稀有な存在。
ジャグラーがコケるとホール全体に影響する。
そんなホールも少なくないわけです。
まとめると
「ジャグラーシリーズは機械としては勝ちにくいが、勝ちやすい状況に長く身を置ける可能性があるので、そこでカバーして利ザヤを稼ぐことが可能」
となり、ちゃんとした技術と知識を持って臨めば勝てる機種である。
と言えるわけです。
ジャグラーで勝つためのホール選び
勝つためのホール選びに関しては以下の記事で触れていますので、良ければ読んでみてください。
ここでは、ジャグラーシリーズに特化したホール選びのポイントを解説していきます。
いわゆる最近流行りの「打つための根拠」ってやつを作るための手順です。
打っている人のレベルを見極める
打ち手のレベルを考える指針は
・通常時、チェリーを毎ゲームフォローしているか
・ボーナス成立後、1枚掛けをしているか
・中押しでブドウ抜きをしているか
とこんな感じです。
一番分かりやすいのは小役をカウントしているかどうか。
老若男女、全員が小役をカウントしているようなホールはダメ。
例え設定がしっかり使われていても、競争率が高くて自分が高設定に座れないんじゃ全く意味がありませんからね。
絵に描いた餅は食えません。
私の基準としては、ジャグラーを打っている人の総数に対して
・チェリーフォローは5割ぐらい
・ブドウ抜きも5割ぐらい
こんな感じ。
1枚掛けでのボーナス揃えはあまり気にしません。
また、専業や元プロなど、ちゃんと勝ち方を知ってる風な人も、数人居る方が良いです。
多過ぎると競争過多になりシンドイですが、そうした輩が1人も居ないとなると実際は設定が入ってないホールの可能性がグッと高くなります。
完全なる穴場を見つけた。
って場合は良いですが、今の時代そうした状況は滅多にないと思いますので。
朝の並びが苦にならない人は、設定がどれだけ入っているかを重視した方が良いと思います。
ただ、並びの間も仕事ですし、抽選に負ければ全てムダ。
本当のプロはいかに効率良く稼ぐかを考えるものです。
打っている人のレベルが良い感じで、そこそこ穴場感があれば次のステップに進みましょう。
打ち手のレベルを推測するためにも、正しい打ち方。
損をしないジャグラーの打ち方を知っておくのも良いでしょう。
設定が入っているか見極める
先に説明した通り、ジャグラーシリーズは設定推測が難しい台です。
特に実際に打っていなければ正確なことが分からないので尚更。
とは言え、大きな設定差であるREG確率は外部からでもチェック可能。
そのREGが単独なのかチェリー重複なのかは分かりませんが、とりあえずのREG確率はデータ表示機やデータサイトで確認可能ですよね。
ブドウ確率も逆算できますし、そうしたツールもありますが、あくまでも概算であって、正確な数値ではありません。
使っても良いですが、あくまでもサブの要素とした方が無難です。
最低でも設定5以上が使われているホールか否か。
これをREG確率から確認しましょう。
1週間ぶんぐらいは履歴を遡れるデータカウンターも多いですし、データサイトなんかだと1ヵ月やそれ以上のデータが見れるものもあるはず。
そうしたツールを活用し、そのホールがジャグラーにちゃんと設定を使っているかどうか?
を確認できるので、まずはこのようなやり方で設定が使われているかを見極めてください。
この段階で最低でも設定5以上が使われていないようなホールでは、絶対にジャグラーを触ってはダメですよ。
頻度と台数を見極める
さて、設定が使われていることが分かったら、次はこのステップです。
まずは1日単位で、どの程度の割合で設定が入っているか?
を集計してください。
この時、いわゆる強い日なのか?通常営業なのか?
も併せて考えましょう。
周年イベントや月一イベントなどの強い日はイレギュラーとして、別個で考え集計した方が得策だと思います。
また、ジャグラーと一口にまとめず、各機種で別個にデータを採りましょう。
アイジャグならアイジャグ。
マイジャグなら3と4は分けて。
ゴージャグも1と2は別個で。
こんな感じで、それぞれを切り分けてデータをまとめてください。
こうすると、ジャグラーシリーズの中でも、どのジャグラーに力を入れているのかが見えてくる様になります。
例えば
アイジャグ :10台
ゴージャグ :10台
マイジャグ3 :10台
マイジャグ4 :20台
という機種構成だった場合。
1日単位の集計し、ある日の高設定(5 or 6)と思える割合が
アイジャグ :4台
ゴージャグ :3台
マイジャグ3 :4台
マイジャグ4 :3台
だったとしましょう。
この場合は、
アイジャグ :40%
ゴージャグ :30%
マイジャグ3 :40%
マイジャグ4 :15%
となりますね。
こうして割合(比率)で見ると、この日はアイジャグ、もしくはマイジャグ3に座るのが正解だったと言えます。
当然、ベストはマイジャグ3ですね。
出玉率が高いですから。
こんな感じで1日のデータを集計し、1週間や1ヵ月、半年とサンプルが増える程にこのデータの信憑性は増していきます。
当然、半年経過した段階で急に方針転換や店長の交替などで、この積み上げたデータが一瞬でゴミになることも良くありますが。
とは言え、こんな感じでデータを積み上げると、同じジャグラーの中でもどのシリーズに設定が入りやすいのか?
その割合が見えてきます。
また、こうしたデータから1週間の中でも入りやすい曜日。
1ヵ月の中での設定投入割合やタイミングも少し分かってきます。
これをやっておくと、いわゆる「履歴打ち」も可能です。
設定がどれぐらい入っているか?
今日は設定が入る日なのか?
それを分かった上で履歴の良い台が空いていれば、その台が高設定である可能性は十分にあると言えますからね。
場所のクセを見極める
いわゆる
「角や角2が強い」
「並びで入りやすい」
などの、高設定とおぼしき台が投入されやすい場所の傾向を見極めましょう。
これは先の
・頻度と台数を見極める
の2つと同時進行。
と言うか、この2つで集めたデータを分析していけば見えてきます。
場所のクセなどは根拠としては弱め。
なぜなら店長(設定を弄ってる人)の考え1つでどうにでもなるから。
先の2つも、状況によってどうにでもなりますが、予算の都合や経営方針などが絡んできますから、少し柔軟性に欠けます。
それに比べて、この設定を投入する場所のクセ。
ってのは気分次第で変えられるもの。
よく動画の演者などが言っていますが、希望的観測があまりに強くてどうかと思います。
ちなみに、私がホールで設定を弄っていた時、クセがある様に見せてその実ランダム。
なんてのをやってました。
例えば、5台構成で3台を6に。
1台を4にして、残り1台だけ1とか。
数回は特定日に角2に6を入れて、そこからは3と4を交互に。
他にも色々とやりましたが、要するに自由自在。
「クセがどうだから~」
みたいに言ってる阿呆なスロプロ気取りで遊んでました。
そういう輩に金をやる気は毛頭なかったので。
なので、こういう感じで設定を入れる人間も少なからず居る。
そうした現実を知った上で、場所のクセは参考程度に留めてください。
これを絶対の指針というか、拠り所にするとカモられますよ。
まとめ
ここまで書いたことがジャグラーシリーズで勝つための最低限の下準備。
ちゃんと勝ち越したいなら、これだけの準備をして初めて土俵に上がれると言うことです。
ぷらっと行って、適当に台を選んで勝ち越せるほど、ジャグラーシリーズは甘くありません。
なにより、1日中ジャグラーを打ち続ける胆力も必要。
私はこの胆力がない。
と言うか、あまりに虚しくなるので専業時代も終日全ツッパは少なかったです。
ここに書いたようなデータ採取と集計はしてましたけどね。
あぶれた時の保険としてジャグラーは使えましたから。
まぁ、どうあれジャグラーシリーズはちゃんとやることやってりゃ勝てる機種です。
こんだけのことをして、終日打ち切ったとして3~6万円(等価)程度の収入。
当然、毎回確実に6をツモれるわけじゃないですから、平均値にすると日当で1万5千~3万円程度。
その程度の収入で満足ならやっても良いんじゃないでしょうか。
時給にするとデータ集計や並びも含めて800~900円。
それ以下になる可能性も十分に高いですけどね。
同じ努力でもっと長期間、しかも効率的に稼ぐことが可能なことは山ほどあります。
人生の期待値をムダに下げないように、よく考えてジャグラーと向き合ってください。