「Pとある魔術の禁書目録JUA」が、11月2日から導入、稼働開始です。
これ、とある魔術の禁書目録ぐらいならまだマシだけど、最近のラノベをタイアップで使ったら機種名がとんでもない長さになるのでは。
私たちが呼ぶのは通称で略称が使えますけど、検定資料とかは正式名称じゃないとダメですから。
この記事ではとある魔術の禁書目録の基本スペックや技術介入、立ち回りのポイントなどを網羅的に解説していきます。
とある魔術の禁書目録 基本スペック
とある魔術の禁書目録は「オーソドックスなSTタイプ」です。
V入賞や初当たりの50%でSTなどではなく、全ての当たりでSTに突入します。
通常時:1/319.6
確変中:1/99.9
ヘソと電チューが1個。
普通入賞口が5個。
アタッカーが10個と15個。
カウントはそれぞれ10個。
各種賞球数に関しては、スペック表の表記順で普通ならそうだろうと思われる個数です。
違ってたら謝ります。
ヘソ(中始動口)での大当たり割合は
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
4R確変 | 100% | 約360個 |
となっております。
次いで電チュー保留は
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R確変 | 70% | 約1400個 |
4R確変 | 30% | 約360個 |
と、かなりシンプルな作り。
ST回数は154回。
連荘期待度は約79%ぐらいです。
大当たり確率や、ラウンド割合などは全てメーカー発表のもの。
メーカーのHPでは、もっと綺麗にまとめてありますし、ゲームフローや演出などに関しても画像で説明してあるので、一度覗いてみては?
とある魔術の禁書目録 メリット
なによりシンプルなのが最大のメリット。
ST中も70%が10ラウンドなので、無双みたいに4ラウンドばっかりにはなりにくい。
そして、最初の当たりから全てSTに突入する。
50%に負けることなく、楽しい部分を当たれば必ず体感出来るのは良いことです。
まぁ、STなので駆け抜ければ楽しくもクソもありませんけど。
さらに、天井遊タイムも搭載していますから、安心感もあります。
とある魔術の禁書目録 デメリット
まぁ、天井付き機種の宿命みたいになってますが、釘がかなり渋くなる可能性があります。
ヘソの戻しが1個なのに、ボーダー回転数がそこまで低くないのも難点です。
ですが、逆に考えればライダー轟音などよりは、比較的甘めに、ちゃんと回る調整にされることも期待出来ます。
デメリットと言えばそうですが、場合によってはメリットになるかも。
個人的には重い分母のST機は好みではありません。
理由は簡単で、ブレがデカいのである程度納得出来る数値になるまでの試行回数が多くなるから。
さらに藤商事となれば・・・。
良くも悪くも「えぇ!!」ってのがあり得ます。
デメリットと捉えるかどうかは完全に好みの問題ですけど。
ボーダーライン
オーバー入賞など含めて、技術介入に関してはホールで実際に打ってから更新したいと思いますので、少々お待ちください。
なので、現状は上手い下手抜きで、単純にスペックからの算出値だけを記載。
ボーダー
3.6円交換:20個
3.3円交換:21個
3.0円交換:22個
2.5円交換:24.5個
あくまでも目安。
実際に打ってみないと分かりませんが、電サポ中に全く出玉が減らないとは考えにくいので、少し厳しめに算出しています。
繰り返しですが、とある魔術の禁書目録はヘソ戻し1個です。
1個でこのボーダーということは、決して甘い部類の機種ではありません。
好調台・不調台の見分け方は?
なにをもってパチンコ台の好不調を決めるのか知りませんが、もしそれが液晶演出によるものであるなら、そうしたことを言っている人はみんな詐欺と考えて大丈夫です。
パチンコの当たりハズレに、液晶演出は一切関与していません。
これは法律で決められている事です。
設定付きパチンコであれば、高設定確定演出が出ていた場合に限り、ある意味での好調台であると言えますが。
パチンコの液晶演出の仕組みについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
設定はあるの?
とある魔術の禁書目録はP機ですが、設定は非搭載です。
そのため設定示唆演出などもありません。
とある魔術の禁書目録 天井時短(遊タイム)
とある魔術の禁書目録は天井時短を搭載。
大当たり間で「800回転」消化すれば1214回の時短に突入。
この間の当たり期待度は約98%。
ですが、50回に1回は抜けるので、起こらない話でもありません。
天井遊タイム抜けは自身も仕置人の甘で食らっていますから。
まぁ、選ばれた人にならなければ大丈夫です。
とある魔術の禁書目録 勝ちに近づくためのポイント
ここから先では、とある魔術の禁書目録で勝ちに近づくためのポイントを解説。
・技術介入ポイント
これらに関して導入して実際に打ってから書いていきます。
釘のポイント
まだ実機のゲージなどを見ていないので憶測ですが。
ヘソの戻しが1個で普通入賞口が5個なので、ある程度の回転数、ボーダーを超えるとなれば
・普通入賞口にマイナスなし
このどちらかは最低限必要になると思いますので、チェックを忘れない方が良いでしょう。
特にこのタイプの台は普通入賞口を殺して回転率を調整する場合に、ヘソの見た目がかなり良く出来るので、いわゆる騙し釘が散見される可能性も。
数千円で分かることですが、最初からチェックしておくに越したことはありません。
技術介入ポイント
電サポ中はかなり気を付けて打たないと、玉が減ります。
というか、ゲージ上ほぼ100%減る。
なので、電サポ中の節約打ちがかなり重要です。
基本的には、
・電チューが開いたら7発打ち出し
・1秒置いて、また7発
ぐらいが丁度良いかと。
大事なのは可能な限り電チューをスルーする玉を減らすこと。
電チューをスルーすると、かなりの確率で死に玉になってしまいます。
電サポが150回、継続率が約80%なので滞在率が高め。
チリツモですが、10連もすれば数百発ぐらいの差が生まれても不思議ではありません。
大当たり中は10発打ち出しで止める。
下アタッカーの場合は嫌われることもあるので、その場合は追加で必要数打ち出し。
捻りが可能かどうかは正直分かりません。
1回打ってそれっきりなので。
上アタッカーは15個戻しなので、オーバー入賞が狙えるなら積極的に狙ってみるべきでしょう。
天井時短を視野に入れた立ち回り
換金率別に、天井狙いのボーダーを記載しておきます。
期待値が最低でも1,000円以上になる打ち出しの回転数です。
回転率は各換金率のボーダー回転数で算出。
3.6円交換:400回転
3.3円交換:450回転
3.0円交換:500回転
2.5円交換:600回転
あくまでも目安ですが、最低限これぐらいから打ち出せば長い目で見てプラスになります。
ただ、期待値1,000円ちょっとで、天井までに掛かる時間と連荘、当たりに掛かる時間を考えると、時給計算で数百円ぐらいだと思います。
なので、積極的に狙うというより、あくまでもサブ。
あったら拾うぐらいで良いと思います。
時給で1,000円以上にしたければ、各回転数に+200回転ぐらいすればOK。
・・・2.5円だと天井に行ってるやんけ。
つまり、低換金率だと天井狙いは向かないってことです。
貯玉無制限とかなら話は変わりますけど、現金なら全然。
ちゃんと回る台を見つけて、腰を据えて打ち切るのが低換金の基本ですから。
まとめ
甘い台ではありませんが、遊びやすいスペックだと思います。
あくまでも回りがあればの話ですけど。
メリットの部分で書いたように、100%ST突入で潜伏なども無い。
安定感はありますから、回れば追ってみるのも悪くないでしょう。
扱いは地域、店舗による格差が凄いでしょうね。
いわゆるラノベ系の台を推してくるホールでは、かなり良い扱いがなされるかも知れません。