機種名が長いので、この記事内では「甘ドラム海ジャパン」とします。
この記事では甘ドラム海ジャパンの基本スペックや技術介入、立ち回りのポイントなどを網羅的に解説していきます。
甘ドラム海ジャパン 基本スペック
甘ドラム海ジャパンは「ショートSTタイプ」。
ひと昔前は海の甘デジと言えばこのタイプが定番でしたね。
通常時:1/99.9
確変中:1/19.3
ヘソの戻しは3個、電チューが2個。
普通入賞口が4個、アタッカーが10個。
1ラウンドは10カウントです。
大当たり割合はヘソ、電チュー共通
ラウンド数(R) | 割合 | 実質出玉 |
10R+ST+時短289回転 | 8% | 約900個 |
6R+ST+時短30回転 | 46% | 約540個 |
4R+ST+時短30回転 | 46% | 約360個 |
となっております。
STは10回転。
STでの当たり期待度は、約41%。
時短30回転の場合の連荘期待度は約56%ぐらい。
なので、一発で大量出玉を狙う機種じゃないですね。
10ラウンドの後は時短289回なので、ほぼ連荘します。
最悪、時短289で引けなかった場合でも、1回転消化すれば天井に到達し、そこから379回転の時短が新たに発動。
これで引けなきゃ、その日は諦めて帰りましょう。
・・・引けないことは普通にありますけど。
突然時短を搭載
甘ドラム海ジャパンは、突然時短を搭載。
これは通常時に約1/164で突然時短図柄が揃って発動するもの。
花火タイムと呼ばれるもので、回数は
・20回転:80%
・40回転:20%
となっております。
まぁ、難しく考えることはなく、単純に電サポが当たり以外でも発動することがある。
ってだけの話。
右打ちなどの必要もないので、気にする必要はありません。
大当たり確率や、ラウンド割合などは全てメーカー発表のもの。
メーカーのHPでは、もっと綺麗にまとめてありますし、ゲームフローや演出などに関しても画像で説明してあるので、一度覗いてみては?
San Three PAドラム海物語IN JAPANの公式サイトへ
甘ドラム海ジャパン メリット
後述しますが、甘ドラム海ジャパンのボーダーは比較的甘め。
天井もありますし、当たれば必ずショートST+時短の安定感は魅力です。
海なので先日のクイーン2よりは導入も多いでしょうし、稼働にも少しは期待。
技術介入もそれなりに可能なので、選択肢に入れても良いでしょう。
甘ドラム海ジャパン デメリット
海シリーズとは言え、このドラム海が流行った記憶がありません。
なので、予想以上に稼働しない可能性も。
そうなれば甘めのボーダー、天井付きで釘がガチガチ。
ってことも十分にあり得ます。
さらに、このドラム海シリーズは歴代を通して
「海なのに演出が長め」
という欠点があったのですが、比較的改善されている様に感じます。
それでも普通の海よりは長い気もしますけど。
ボーダーライン
打ち方は完全なる適当打ちと、多少の技術介入を考えて分けています。
・保3止め・ステージ止めをしない
・電サポ中も打ちっ放し
・基本的にヘソのオーバー入賞は0
・電サポ中の玉減らしを抑えられる
・捻り打ちでオーバー入賞を出来る
甘ドラム海ジャパンも技術介入は効くはず。
そこそこの効果が見込めるので、ボーダーにもしっかりと影響します。
初心者レベルのボーダー
3.6円交換:20個
3.3円交換:21個
3.0円交換:22個
2.5円交換:24個
上級レベルのボーダー
3.6円交換:19個
3.3円交換:20個
3.0円交換:21個
2.5円交換:23個
あくまでも目安。
スルーの抜けと電チューへの寄り次第ですが、全てが無調整。
もしくは少しでもプラスなら、打ちっ放しでも現状維持ぐらいは可能。
普通入賞口とヘソ次第では若干の玉増えも期待出来ます。
好調台・不調台の見分け方は?
なにをもってパチンコ台の好不調を決めるのか知りませんが、もしそれが液晶演出によるものであるなら、そうしたことを言っている人はみんな詐欺と考えて大丈夫です。
パチンコの当たりハズレに、液晶演出は一切関与していません。
これは法律で決められている事です。
設定付きパチンコであれば、高設定確定演出が出ていた場合に限り、ある意味での好調台であると言えますが。
パチンコの液晶演出の仕組みについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
設定はあるの?
甘ドラム海ジャパンはP機ですが、設定は非搭載です。
そのため設定示唆演出などもありません。
甘ドラム海ジャパン 天井時短(遊タイム)
甘ドラム海ジャパンは天井時短を搭載。
通常確率を290回転消化すると、「379回転の時短」に突入します。
甘ドラム海ジャパン 勝ちに近づくためのポイント
ここから先では、甘ドラム海ジャパンで勝ちに近づくためのポイントを解説。
・技術介入ポイント
これらに関して書いていきます。
釘や技術介入のポイント
今までの海シリーズで通用した釘読み、技術介入がそのまま流用可能です。
「太鼓の達人」「金富士」などよりもゲージは甘め。
道釘の邪魔釘が1本しかないので、そこは必ずチェックしましょう。
スルーの抜けが悪いと、玉減りを起こしてしまうので最悪無調整。
少しでもマイナス調整なら、ボーダーを1個下げて考えてください。
技術介入ポイント
従来の海シリーズ同様、天釘で分けてのオーバー入賞狙いは有効です。
左打のみでも、8発入賞させてからの3発打ち出しで、適当に打つよりはオーバー入賞率を上げることも可能。
ともあれ、釘(寄りと道の1本)次第ではありますが。
電チューは、1回開放と3回ワンセットの2パターン。
細かく打ち分けた方が良いですが、スルーが無調整以上なら、打ちっ放しでも玉増え、現状維持も十分に可能な電チュー性能です。
天井時短を視野に入れた立ち回り
正直、天井狙いで期待値を追い掛けるタイプの台ではありません。
計算上の期待値も低いです。
なので、天井まで残り100回以下なら狙ってみる。
ぐらいの軽いノリで行きましょう。
あくまでも保険。
これを積極的に狙っても効率が悪く、稼ぎにはなりにくいですよ。
まとめ
個人的にはクイーン2の方がおすすめ。
ですが、導入台数やホールの扱いは甘ドラム海ジャパンの方が良い可能性も。
積極的に狙っていきましょう。
とまでは言いませんが、状況によっては選択肢に入れてOKです。
ホール巡回の際にチェックしておくことをおすすめします。
今までの海シリーズに共通する技術介入や釘のポイントは、以下の記事を参考にしてください。