そんなあなたに、元パチプロの私がおすすめする「実践から勝てる隙があると感じた甘デジ」だけを厳選してご紹介。
機種は新台などを考慮して常に入れ替えていきますので、ブックマークをおすすめ。
これを読めば「勝てる甘デジ」という観点で機種を選ぶときに、もう迷う必要はなくなります。
前半の部分は甘デジのおすすめランキングと直接は関係ないので、とにかくおすすめの甘デジを知りたいだけ。
という人は「甘デジおすすめランキング」の見出しまで、以下の目次からジャンプしてください。
甘デジをおすすめする理由
パチンコで一番面白い時はいつですか?
恐らく多くの人が「当たる瞬間」「当たった時」「連荘した時」などの「当たりに関する時」を挙げると思います。
一番アドレナリンが出るでしょうから、これは当然と言えば当然かと。
で、その当たりに関する時を多く感じることが出来るのは確率分母が小さい「甘デジ」です。
それゆえに、初心者の人に甘デジをおすすめする。
ということになるのでしょう。
こうした考えを理由に、他のメディアの中には「初心者にこそ甘デジはおすすめです」と書いている所も多いですからね。
この考えは決して間違いではないですし、個人的にも全くのパチンコ初心者の人に、その楽しみを感じてもらうためには甘デジをおすすめします。
いきなり1,000ハマりとか食らったら二度とパチンコなんかするかい!
と思うでしょうからね。
しかし、これはあくまでも「楽しみを感じてもらうため」であり、個人的にパチンコ・パチスロの本質である「勝つ」ということに主眼を置くならば、そこには大きな「?」が残ります。
初心者に甘デジを素直におすすめ出来ない理由
甘デジ=勝ちやすいという認識があるとしたら、それは大きな間違いです。
むしろ、しっかりと勝ちを意識するならばミドルの方が気にかける事は少ない、というか大雑把でも何とかなります。
回転率に関しては甘デジでもミドルでも一緒ですが、特に問題になるのは「出玉関係」です。
ミドルだと1日で当たっても30回ぐらいですが、甘デジは60回ぐらいは当たります。
この場合、当たり1回に対して、確変・時短中の増減なども含めて50個減る調整だとすると、ミドルは1,500個ですが甘デジは3,000個です。
ここまでは極端かも知れませんが、当たりの回数が増える分だけ出玉関係の影響を甘デジは強く受けてしまうのです。
他の部分に関してもそうですが「塵も積もれば山となる」をガッツリと感じてしまうことに。
また、最近のホールでは甘デジだろうとお構いなしで出玉関係をガリガリ削ってきます。
これらの事から、甘デジは当たりを感じやすい事実はありますが、勝ちの面に目を向けると非常にシビアとなり、初心者の人にはおすすめしにくいということになります。
ホールは甘デジを甘く使わない
当たり前ですが、ホールは甘デジを甘く使いません。
絶対では無いですが、その頻度はエヴァ未来やユニコーン、海シリーズなんかに比べれば確実に少ないです。
理由は簡単で、甘デジは利益が取りにくい上に、ある程度の回転数にすると安定して勝たれてしまうから。
つまり釘調整がシビアになり勝ちで、釘読みがまだ十分に出来ない初心者の人では、その台のポテンシャルを探るために必要のない投資をしてしまう可能性が高くなるのです。
1台につき2~3,000円であったとしても、その積み重ねは大きなものになりますし、甘デジを打つならその影響は甚大。
総合的なパチンコの上手さがなければ、勝つという点に重きを置いた場合は気軽に甘デジをおすすめ出来ないのが事実です。
中級者以上には甘デジがおすすめ
ある程度の技術介入や釘読みが出来る人には、甘デジがおすすめです。
当たりの分母が小さく、ミドル等に比べればブレが少ないので、短日である程度は各種数値が安定してきます。
要は勝つためにした行為が結果となって実感しやすいということです。
「3万発以上出ないなら勝ちじゃない」
なんて人には甘デジはおすすめしませんが、コツコツと1日1~15,000円の勝ちを積み重ねることで十分という人には甘デジがベストです。
初心者に甘デジをおすすめしない理由と反対に、塵も積もれば山となるをプラスの方向に転化することで他人と大きく差を付けることも出来ますからね。
ボーダーランキングはアテにならん
単純にボーダーの回転数だけを比較して、その機種が甘いか辛いかを判断するのは、あまり良いとは言えません。
メディアに掲載されているボーダーランキング。
1つの参考に留めるぐらいなら問題ありませんが、それを立ち回りや機種選択の柱にしてしまうのは危険な場合も。
ボーダーランキングに対する正しい(と思われる)向き合い方を記事にしていますので、よければ参考にしてください。
勝てる甘デジおすすめランキング
この勝てる甘デジランキングは、以下のポイントを重要視して考えています。
- 出玉がちゃんと取れるか
- 技術介入で差がつくか
- 天井狙いなどの知識介入が可能か
- 一撃性があるか
元のボーダーが甘いか否かは基本的に無視。
甘い台はキツク締められるだけなので、意味がないんですよね。
それぞれのポイントを少し解説すると。
出玉がちゃんと取れるか?
これはアタッカー周りをホールどれだけ殺せるかってことです。
簡単な調整で出玉をガリガリ削れるような基ゲージの機種などは除外しますって話。
技術介入に関しては捻りや止め打ちでモリモリ出玉を増やすってことよりも、適当に打つ人と比べて最終的な出玉に差が出るか否かってことです。
知識介入に関してはそのまんま。
また一撃性はこの部分、天井狙いの効果の高さと同意と考えて貰ってOK。
平で打てない釘でも、天井狙いであれば打てる場合もありますが、その際に一撃性が高いほどリターンが得やすくなるので考慮したいポイント。
逆に天井間際で当たったらダメージがデカくなるのも事実ですが、まぁこの辺は二律背反の話なのでここで深くは触れません。
機種を足したり、内容を加筆すると長くなってきたので各機種個別に分けました。
では、甘デジおすすめランキング、カウント~ダウン!
第13位 Pぱちんこ 劇場版まどか☆マギカ~キュウべえver~
まどマギの甘デジでございます。
設置がそれほど多くないこと、天井付き故の釘の渋さは問題ですが、スペック的には甘めです。
かなり出玉が上下にブレますが。
技術介入はそれほどの影響力はありませんので、扱いの良い店を見つけて、普通に打って期待値を稼いでいくスタイルで勝つ台ですね。
基本スペックや細かな話は以下の個別記事でどうぞ。
第12位 化物語セカンドシーズン 甘デジ
平で打つには特におすすめするほどのスペックじゃありません。
右の削りもヒドイホールが多いですし、そもそもの電サポ性能が悪いのもマイナス。
しかし、立ち回り易さが他の機種よりも高いのはメリットです。
情報が浸透した今でも、機械の仕様上から天井狙いがしやすい機種。
しっかりと打つべき状況だけを探して狙えば、相応に納得できる結果が付いてきやすいと思いますよ。
第11位 シンフォギア2 甘デジ
打てる釘なら平で打っても良いスペック。
一撃性は高くないですが、甘デジらしい安定した勝負が可能です。
ヘソ1個戻しの点はマイナスですが、他にはこれといって減点すべきポイントがありません。
ただ、現状のホールでの扱いは厳しく見えるので、基本は天井を保険に打つのが無難。
台数がそこそこあるので、少しでも天井に近い台を探しましょう。
第10位 P激デジ真・牙狼
す~ごく微妙。
スペック的にはトップ3に入るんですが、少なくとも私の周囲はその甘さゆえか地獄みたいな釘になってるんですよね。
おそらく、全国的にそうだと思うので、ランキングに入れるべきか否かで迷いました。
が、スペックが良いことを知っておけば、釘を見て回る候補に入るかな?
と思ってここにランクイン。
他の機種もそうですが、本機は一層状況次第です。
第9位 北斗の拳8 究極乱世 甘デジ
結構に荒い台なので好き嫌いは分かれると思いますが、基本的なスペックは悪くありません。
天井狙いの恩恵も強いですし、なにより右打ち中の止め打ちが簡単。
その割にはやる人とやらない人でそこそこの差が生まれるのも良い。
初回時短中の演出バランスはよろしくありませんが、通常時などは北斗8の良い所を残しつつ時間効率がアップしている点も評価に値します。
詳しい機種解説は以下のページで。
第8位 P コードギアス反逆のルルーシュ Light
ギアスの甘デジはいくつかありますが、2022年3月から設置・稼働が開始した機種を指しているので注意してください。
基本はシンフォギアと同じ感じですが、こちらの方がヘソの戻しが3個なので好きですね。
時間効率に関してもシンフォギアより速い(良い)と思うので、個人的にはこちらの方をおすすめします。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
第7位 ぱちんこ キン肉マン3 ミートくんver
スペック的には甘め。
ヘソ3個戻しで少出玉、高継続なのでギアスと似た感じです。
こっちを上位にした理由は、ラッシュがSTではなく確変ループタイプだから。
STよりもループタイプの方が安定しやすいし、雀の涙とは言えラッシュ終了時に出玉を貰える部分を評価。
時間効率もこっちの方が良いと思いますし。
ボーダーや基本スペックなんかは以下の記事で詳しく。
第6位 新世紀エヴァンゲリオン決戦 プレミアムモデル
似たようなタイプなら仕置人甘の方がおすすめです。
が、仕置人甘は甘過ぎるので釘がメチャクチャか外されているのが実情。
その点、このエヴァ決戦甘は案外まだ打てる状況を見ます。
なにより、仕置と違い右の削りがほぼ不可能。
加えて電サポ中の止め打ちが非常に簡単な面もプラス査定です。
基本は天井を保険に1回当たるまでの打ち方がベースになると思いますが、状況があれば終日打っても良いと思えるスペック。
詳しくは以下でどうぞ
第5位 ドラム海物語 IN JAPAN
天井付きでボーダーも甘い。
演出もそこまで長くないので時間効率も良い部類。
釘に問題がなければ玉増やしも可能だし、オーバー入賞も簡単。
天井は積極的に狙う価値はありませんが、十分保険にはなります。
基本は良釘を見つけ、時間をかけて結果を残すタイプの台です。
第4位 海物語3R2
基本です。
勝てる甘デジというか、勝つためにパチンコをするならやはり海が外せません。
最近は他の機種の演出がくど過ぎて食傷気味なので、海やジャグラーが好きになってきました。
・・・年取った。
甘海であれば、基本的にはどれでも良いのですが、あまりおすすめしないのは「桃鉄」。
基スペックがあまりに辛いことが原因です。
逆に現状でおすすめなのは「太鼓の達人」と「海物語3R2」の2機種。
どちらも良いですが、条件が一緒なら3R2の方をおすすめします。
その理由は以下の記事で詳しく解説
第3位 甘わんパラV
設置台数は多くないですし、主力機種でもありません。
ただ、機械としては色々と優秀です。
一撃必殺で大量出玉は難しいと思いますが、色々と細かい部分に注意して台を選ぶことができる状況なら、安定感のある収支を期待できると思います。
打っている層も比較的シニアや上手くない人が多いので、加減しながら止め打ちや捻りを使えば案外長持ちする可能性もあり、その点もプラスです。
第2位 仕置人 甘デジ
もはや私の周りでは絶滅しました。
全てが4パチから1パチに移動です。
ただ、この事実からも分かるように甘い機種。
ホールが4円だと上手く扱いきれないから1円に移動したわけですからね。
稀有とは思いますが、上手く扱ってくれているホールがあるなら大事に打ちましょう。
第1位 PA 新海物語
ついに出ました、長いこと1位だった仕置人を抜いて、堂々の1位。
巷でも甘いの声が多数で、面白くもクソもない結果でしょうけどね。
て言うか、海だらけやないか!
そう思うでしょうが、仕方ないんですよ。
だって海が大事に使われて、技術介入が効くことは事実ですから。
ドラム海ジャパンの上位互換であるこの機種。
甘いことはホールも承知なので、なかなか良い状況に巡り合う可能性も低いと思いますが、まずはこの機種からチェックする感じでOK。
ピックアップ機種
現状、特にありません。
まとめ
基本にして奥義でもある釘の見方に関しては以下のページで解説しているので、参考にしてみてください。
これらの機種であっても回らなければ当然トータルで負けますし、勝ちを保証するものではないことはご理解くださいね。